ジェームズ・ピッコリ(Elevate-KHS Pro Cycling)は2019Tour of Utahでオープニングプロローグを獲得。ステージ6を終了した時点で第2位につけている。
ジェームズ・ピッコリが乗るのは、アメリカのブランドKHS Flite900。
KHS Flite 900
27歳のカナダ人ジェームズ・ピッコリは、54cmのフレームサイズのKHS Flite 900に乗っている。
178cmの身長では、随分とフレームは小さいと考えられるが、最近のプロでは小さなフレームに乗るライダーが多い。
ステムを140mm のFSA SL-Kを使用してリーチを確保。
ステムには、プロプロトンではあまり見られない光景が見られる。
これは、ピッコリによれば、イタリアに由来し、家族を思い起こさせる幸運のお守りだと言う。
「マドンナデッラギサルロと呼ばれるイタリアのものです。
メダリオンは、トレーニングやレース中にサイクリストを保護することになってます。
レースやトレーニングの苦しい日々を少し楽にしてくれ、サポートしていくれる人々のことを考えることで頑張ることが出来ます」
と彼は説明している。
ピッコリは、4iiii power meterのパワーメーターを使用。
データはPioneer SGX CA500によって収集される。
2019Tour of UtahのPowder Mountainでは40分間で380W。6w/kgを記録。ピッコリの体重は64kg。
彼の最高のパワーは、モントリオールの自宅近くのカミリエン・フーデで記録され、そこで彼は3.5分間570ワットを記録したという。
スゴイパワーですねえ~。
トップチューブには、カナダの国旗とピッコリのネームが貼られている。
ピッコリは機械工学を大学で学び、カーボンファイバーを使ったタイムトライアルヘルメット、軽量シューズも自作している。
2019Tour of Utahでは、チーム提供のBont Helixシューズを着用。
コンポは、ShimanoのDura-Ace R9100で構成されているが、フロントディレーラーはUltegra R8000。
ギアの選択は、平坦基調では53/39と11-28。山岳では、50/34と11-30を使用。
ホイールは、ラベルのないMaxxisタイヤを装着したMetron 55チューブラー。
ペダルはあまり知られていないアメリカのブランドXpedo。
Thrust 8 Team Editionペダルの重量は174g、価格は249ドルで、Look互換のクリートシステムを使用している。
PiccoliのKHS Flite 900フルバイク仕様
- フレームセット: KHSチームエディションFlite 900-54cm(中)
- フロントブレーキ: FSAダイレクトマウント
- リアブレーキ: FSAダイレクトマウント
- ブレーキ/シフトレバー: Shimano Dura-Ace R9100
- フロントディレイラー: Shimano Ultegra R8000
- リアディレイラー: Shimano Dura-Ace R9100
- カセット: Shimano Dura-Ace R9100 11-28 / 11-30
- チェーン: Shimano Dura-Ace R9100
- クランクセット: FSA K-Force Light BB386 Evo-175mm
- チェーンリング: 53/39 / 50/34
- ボトムブラケット: FSAセラミック
- ホイールセット: Vision Metron 55チューブラー
- タイヤ: Maxxis High Roadチューブラー
- ハンドルバー: FSA K-Force
- ハンドルバーテープ: Velo
- ステム: FSA SL-K-140mm
- ペダル: Xpedo Thrust 8 Team
- サドル: Velo Angel Glide
- シートポスト: FSA
- ボトルケージ: Q2 Elite
- コンピューター: Pioneer SGX CA500
- ライダーの身長: 178cm
コメント