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2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ ベン・オコナーは表彰式に遅れイライラ

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Photo credit: Joanbrebo on Visualhunt.com
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リーダージャージのオコナーは1分3秒のリードで第16ステージをスタート。

しかし、最後の超級山岳ラゴス・デ・コバドンガの登りでは、ミケル・ランダ、エンリク・マスのアタックにより総合勢から脱落。

かなり早い段階で遅れたのでジャージは明け渡すことになると思われた。だが、ベン・オコナーはゴール手前の下り区間などでタイム差を保つ。

なんとか5秒差でプリモッシュ・ログリッチからジャージを守ることに成功した。

 

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表彰式に現れない

 

ゴールでは58秒遅れ総合のタイム差は以下のように。

  1. ベン・オコナー 65:09:00
  2. プリモッシュ・ログリッチ 5秒
  3. エンリク・マス 1分25秒
  4. リチャル・カラパス 1分46秒

 

本当ならば、今日プリモッシュ・ログリッチに逆転されていたかもしれない。

 

ゴール後も混乱を極めた。山頂は霧に覆われており、視界不良。ベン・オコナーはメディアのインタビューに答えたあとに、サポートカーに乗って下山。

表彰式の会場はゴールから400m離れていてみえず、誰に言われたのか不明だが降りてしまったのだ。このため、また表彰式のために登ってくる羽目に。

下ってくるライダーも沢山いる中、警察のオートバイに先導されて上がってきている。それが上記の投稿場面だ。

まあ、たたでさえイライラしやすいオコナーは、さらにいらだったのは間違いない。ゴールしたら、ドーピング検査受けて、インタビューして表彰式に出て、はやくホテルで回復したいですよね。

かなりの無駄な時間を過ごしてしまっている。

 

ベン・オコナーのコメント

着替えなきゃ、凍えそうだ。谷に降りるように言われて降りたんだけど、登り返せって言われたんだ。正直、ちょっとイライラしたよ。今すぐにでも熱いシャワーを浴びたいくらいだ。

確かに、ハッピーではない。ここではいい顔をしようとしているけど、心の中ではちょっとムカついているんだ。

 

レッドジャージを失うかと思われたが、最後の数キロでライバルとの差を一定に保ち、最終的にログリッチに5秒差をつけてレッドを守りましたね。

明日のためにまだ赤いジャージを持っているんだ。明日も、もしかしたら明後日もジャージを持っているかもしれない。もし金曜日にまたジャージを守ったら驚くだろうね。

今は最大限に楽しむしかない。マドリードで再び赤いユニフォームを着られるかどうかは分からないからね。

 

仮に、ジャージを失ったとしても、週末に大きく崩れなければ、ベン・オコナーはトップ5は固い。表彰台も可能だ。もうひと踏ん張りを見せて貰いたい。

【追記】

オコナーが時間内に点呼に現れなかったため、1,000スイスフランの罰金と20UCIポイントの減点が科せられている。これは可哀そう。

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