Fizikは、個人の生体認証データに基づいて3Dプリントされたサドルを作成するオーダーメイドのサービスFizik One-to-Oneを開始した。
3年間の開発プロセスの結果、ライダーがペダルをこいでいる間にサドルの圧力をリアルタイムで記録する。
そのデータから、最適なサドルの形状と、3D プリントされたパッドの複雑な格子をサドルの上にどのように配置するかを提案することを目指している。
Fizik One-to-Oneプロセスは、英国2箇所、米国5箇所、カナダ1箇所、欧州13箇所、ドバイ1箇所、日本でも2箇所で利用可能となっている。
Fizik One-to-One
サドル自体は、Adaptive シリーズのサドルとなる。
顧客データをもとに作られた、3Dプリントのパッドによって、個々のクッション「ゾーン」を微調整できるため、ピーク圧力が60%減少し、サドル表面全体の快適性が向上する。
- 顧客はFizikのディーラーで自分の自転車に乗って分析
- 圧力マッピングデータを収集し、最適なサドル形状を決定
- 正しいサドル形状でデータが再取得される
- 新しい測定結果が特注の3Dパディング構造の設計に反映
- Fizikはカスタムサドルを製作し、ライダーに送付
- ライダーはFizikのディーラーに戻ってサドルをテストすることが可能
Fizikのディーラーでは、顧客はWahoo Kickr Rollrにセットアップされた自分の自転車に乗る。
Fizikと自転車フィッティング専門会社gebioMizedが開発した技術は、さまざまなライディングポジションにおける64のポイントでサドル圧力データを取得する。
顧客はサドルを注文する前に、合金Kiumまたはカーボンレールを選択する。
データはイタリアに送られ、約2週間でユーザーに合わせたカスタム3Dプリントサドルが出来上がる。世界に一つの形状のサドルとなる。
自転車にサドルを取り付けたら、顧客はディーラーに戻って最終相談を受けることができる。
Fizik社は、この最後の圧力マッピング セッションにより、カスタムサドルがライダーの快適性をどの程度向上させたかがわかると主張している。自分のお尻に合わせて調整されているのだから、快適性は抜群のはず。
日本でのFizik正規ディラーは、東京のワイズロード川崎と大阪のシルベストサイクルとなっている。
まだ、両者ともに記事は出ていないので、これから出てくると思われる。
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