メカニカルドーピングがマアチュアレースでもあるみたいだ。
元サイクリング映画の俳優で、レストラン経営をしているジョバンバティスタ・イエラ(Giovambattista Iera)がメカニカルドーピングの疑いを受けている。
元エリートライダーで、Astana Qazaqstan Teamのライダーと多数サイクリングしている様子もInstagramで見られる。
フランス北部で毎年開催される4ステージのアマチュアロードレース、レ・ルート・ドゥ・ロワーズの最終ステージの前に、一緒に逃げていたライダーが異音を聞いたのが始まりだ。
レースディレクターをはねる
The most suspicious detail in the suspected mechanical doping case is the three wires emerging from the heat-shrink tubing. Using heat-shrink here is common for aero gains, but should have only two wires: one for Di2 electronic and one for the rear brake https://t.co/fpuHe8aHjM pic.twitter.com/kMokjfXtt8
— Luc Grefte (@LucGrefte) May 21, 2024
レースディレクターのフレデリック・ルノルマン氏は地元報道陣に次のように語っている。
「土曜日の時点で、この選手に機械的なドーピングの疑いがあり、集団内の選手らからそのことが報告されていた。
疑惑は日曜日に確認された。今週月曜日の朝(レース最終日)、私たちは彼のバイクをチェックしたかったのです。
彼は集団の後ろにいた。彼はバイクに戻って逃げたので、私たちは彼を追いかけました。私たちが彼にたどり着いたときには、彼はバイクをバンに積み込んでいた。」
その後に起こったことは、イエラはルノルマンをバンのボンネットに乗せたまま300メートルも運転し、振り落としたという。
地元警察が追跡していたが、火曜日に出頭してきている。
参考記事では、53歳のジョバンバティスタ・イエラが無風状態で何キロも走っており、あまりにも早くゴールしていたので、おかしいと思われていたと。
さらに、メカニカルドーピングと思われる画像も撮影されており、フレーム改造されてモーターとバッテリーも積まれているようだ。詳しくは参考記事で。
バイクは、まだ押収されていないようだが、詐欺未遂と加重暴行の罪に問われている。
容疑者は、2001年の名作自転車映画「ギスラン・ランベールの自転車」でも脇役として出演しており、ジャン=バティスト・イエラの名でファブリス・ブイヨンを演じた。
この映画は、エディ・メルクスと同じ日に生まれたベルギーの自転車選手が、トッププロを目指してヒーローに倣うために並外れた努力をする物語だ。
もしイエラが告発されたことを実際にやっていたなら、それは興味深いサブプロットになっただろう…。
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