Cerveloは、グラベルレースバイクÁsperoの最新モデルを発表した。
Ásperoは、ラフロードの意味がある。多くの新型バイクとは異なり、CerveloはÁsperoのフレーム剛性を部分的に下げ、パフォーマンスを向上させたとしている。
泥とチェーンリングのタイヤクリアランスの改善と、俊敏なレーサーにするためのフレーム形状の微調整に焦点が当てられている。
Cervelo Áspero
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新しいフレームは、抜本的なデザイン変更ではなく、微妙な変更が施されている。全サイズでスタンドオーバーハイトが低くなり、チェーンステーはチェーンリングクリアランスを向上させるためにさらに落とされた。
最も顕著なのはダウンチューブがスリムになり、シートステーがシートチューブのかなり下まで下がっていることだ。
サーヴェロは、ヘッドチューブの剛性をオリジナルの110Nm/degから95Nm/degに、プレミアムモデルであるアスペロ5の112Nm/degから95Nm/degに下げた。
しかし、ボトムブラケット剛性はオリジナルの228Nm/degから220Nm/degにアップしている。
フレームの剛性を変えて快適性を高めている。Cerveloによると、空気抵抗を高めることよりも快適性を高めることで、エネルギー消費量を抑えることを考えていると。
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Cerveloは、「荷物を運ぶのではなく、尻を運ぶのです!」と公式サイトに書いている。
タイヤクリアランスは、最高で45mmまで広がった。これはマットガードを取り付けても確保できている。
太いタイヤとドロップシートステイ、フレームの剛性を変えることで、快適性の向上、安定性を向上させている。
Áspero Rival XPLR AXS spec
Nouveau Cervélo Áspero, le gravel combiné à la vitesse : https://t.co/8ocBliO6dz pic.twitter.com/RLWpLYQVj3
— Matos Vélo 🚲 (@matosvelo) April 30, 2024
Ásperoには6つの完成車とフレーム販売もある。ここでは最上位モデルのÁspero Rival XPLR AXSのSpecを掲載。
- グループセット: SRAM Rival XPLR AXS, 12-speed
- リアホイール: Reserve 44
- フロントホイール: Reserve 40
- タイヤ: WTB Vulpine TCS Light 700x40c
- ハンドルバー: Cervélo AB09 Carbon
- ステム: Cervélo ST36 Alloy
- サドル: Prologo Dimension STN
- シートポスト: Cervélo SP19 Carbon 27.2
- 価格: £5,200(約100万円)
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