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元世界王者が子供時代からのあこがれのINEOS Grenadiersに

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Photo credit: aureliomerenda on VisualHunt.com
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噂通り、2022世界選手権個人タイムトライヤル王者のトビアス・フォスがJumbo-VismaからINEOS Grenadiersに移籍となった。

Jumbo-VismaとSoudal – Quick Stepの合併話のために、保留となっていたようだけどようやく発表だ。

これでINEOS Grenadiersは27人目のメンバー発表となる。2023年のメンバーで決まってないのは、トライアスリートのキャメロン・ワーフのみ。

移籍で獲得するよりも、放出するメンバーのほうが主力選手が多く戦力はダウンしている。副代表のロット・エリングワースも退団しており、チームはどこに向かっているのか。

 

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2026年まで3年契約

 

トビアス・フォスは、2020年ノルウェーのコンチネンタルチームUno-X Norwegian Development TeamからTeam Jumbo-Vismaと契約してプロデビューしている。

1年目から2020ジロ・デ・イタリアのメンバーに選出され、第1ステージの個人タイムトライヤルでは5位と好調な滑り出し。

2021ジロ・デ・イタリアでは総合9位と力を見せていた。だが、その後トラックレースで頭部外傷を負ってしまい力を出し切れないままに終わっている。

2022年には世界選手権個人タイムトライヤル優勝。1年間アルカンシェルを着てTTレースに出場。だが、アルカンシェルを着ての勝利はなかった。

元々、Jumbo-Vismaではリーダーが多すぎて、自分が勝利を狙えるチャンスというのは少なかった。そのため、新天地を求めての移籍は本人の希望でもある。

 

トビアス・フォスのコメント

14歳でサイクリングを始めたとき、エドヴァルド・ボアッソンハーゲンとチームスカイが僕のアイドルとなり、大好きなチームになった。

その後、クリス・フルーム、ブラッドリー・ウイギンズ、ゲラント・トーマスに刺激され、ツール・ド・フランスを夢見るようになった。これらのことから、INEOS Grenadiersは私のドリームチームとなった。

チームの何人かは以前から少し知っているし、チーム内は素晴らしいグループだという印象を持っている。だから、みんなに会って、一緒にバイクでいい思い出を作れることを楽しみにしている。

ベストを尽くして安定したシーズンを送りたい。具体的な目標はないけれど、チャンスをものにし、チームの好成績に貢献し、オリンピックでメダルを狙いたい。

このチームには適切なお手本がいると思う。彼らと一緒にレースをし、自分自身の経験を成長させることに非常に興奮している。INEOS Grenadiersの未来はとてもエキサイティングだ。

僕ら若いライダーがこの文化を維持し、毎年このチームを大きくしていけるように、僕らには学べる良き指導者がいる。

このチームの最大の “ファンボーイ “だった私が、今、実際にチームにいるなんて!

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