男性プロサイクリストに朗報だ。
ライダーズ・ユニオンのCPAとプロ自転車チームの利益団体であるAIGCPが、最低賃金の引き上げで合意したのだ。
CPA と AIGCPは、賃金や保険などの労働条件の最低基準を定める新しい協定パリテール (共同協定) に署名している。
男子自転車競技ではCPAとAIGCPが最低賃金を引き上げるかどうかを決定する機関であり、女子自転車競技では国際自転車競技連合UCIが最終的な決定権を持つ。
男性のプロライダーの賃金
現在の合意は2019年に成立したが、新しい合意は2024年と2025年に適用される。この最低賃金の引き上げは、男子プロサイクリストにのみ適用される。
これによると男性のワールドツアーライダーの最低賃金は42,047ユーロ(約680万円)となる。プロチームのライダーで、33,707ユーロ(約550万円)。1年目のライダーの最低賃金は少し安い。
UCIは昨年末、最低賃金を含む女子サイクリングの新ルールを発表した。ワールドツアーライダーの最低給与は、2023年に27,500ユーロ(約450万円)から32,102ユーロ(約520万円)に引き上げられる。
2024年には35,000ユーロ(約570万円)、2025年には38,000ユーロ(約620万円)となる。
UCIは時間をかけて最低賃金を男子と同じにしたいと考えている。ちなみに、コンチネンタルの女子チームは選手に最低賃金を支払う必要はない。
Team BikeExchange – Jaycoは、2021年から男女同額の賃金となっている。
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