元Trek-Segafredoで2年半走っていた、英国人のチャーリー・クオーターマンが25歳で、Team CorratecSelle Italiaで、プロ生活を終えることになった。
ケガとか病気でもなく、引退宣言となっている。その理由とはなんだろうか。
早すぎる引退の理由
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チャーリー・クオーターマンは、Instagramで引退の理由を語っている。
コッパ・ベルノッキ、トレ・ヴァッリ・ヴァレシーネ、グラン・ピエモンテが私の最後の3レースになります。
プロサイクリストとして7年間を楽しみ、多くの国際的なビッグレースに出場し、多くのトップ選手と競い合い、その道のりの高みを愛してきました。
昨年は、Team CorratecSelle Italiaとともにジロ・デ・イタリアに出場し、アニメーションを制作し、完走できたことに大きな満足感を得た。
しかし、プロレース特有の肉体的なリスク、契約の不確実性、厳しい要求が重くのしかかると、ライフスタイルの完全なコミットメントを維持するのは難しくなる。
結局、物事を前向きに考えるきっかけとなったのは、またしても深刻な病院通いだった。これが “プッシュ要因 “だ。
しかし、私は「その後の人生」を歩むことにますます興奮している。グルノーブル大学で経済学の学位を取得し、サイクリング以外の仕事に邁進するつもりだ。そしてもちろん、2024年の秋にはルイーズと結婚する予定だ。
サイクリングでこのようなキャリアを築き、自分の道を歩むことができたのは信じられないほど幸運なことだ。
ジェットコースターのような日々だったが、数え切れないほどの素晴らしいカムバックと忘れられない瞬間があった。
フルタイムのサイクリストとしての7年間をこれほどまでに素晴らしいものにしてくれたすべての人に、ただただ「ありがとう」と言いたい。それは私にとって大きな意味を持っている。
ロードで会おう ❤️
自転車を止める理由を尋ねると、クォーターマンは「目立った理由は一つもない」と答えている。
これは特定の健康上の問題ではなく、サイクリングへの愛情が完全に失われたわけでもない。おそらくTrek-Segafredoを辞めた瞬間から、多くのことが私の肩にのしかかっている。
でも、もう大丈夫だ。自分の条件で引退できることを嬉しく思う。
ここ数年、私には浮き沈みがたくさんあった。だって、契約レースは1月から始まるものだから、ストレスが止まらないんだ。
チャーリー・クオーターマンは、熱中症で何度も病院通いをしている。肉体的にも長期的に耐えられないとの判断もあったのだろう。エースとして走れないのに、ポイントを要求され、順位も得られない。契約を取るのも毎年のことだから大変だ。
まだ、25歳と若い。これから、第2の人生を歩むことになる。
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