ベルギーのLeidal Koerse。女子は2クラスのUCIレースだけど、男子は非公式レース。
女子は107kmだけど、男子は40周の周回コースで行われた。
2023 Leidal Koerse
プロレースではないけれど、多くのトップスプリンターやプロライダーが参加
- ティム・メルリエ Soudal – Quick Step
- ファビオ・ヤコブセン Soudal – Quick Step
- アルノー・デリー Lotto-Dstny
- ジャスパー・フィリップセン Alpecin-Deceuninck
- ジャンニ・フェルメルシュ Alpecin-Deceuninck
- イヴ・ランパールト Soudal – Quick Step
- ヘルベン・タイッセン Intermarché – Circus – Wanty
40周の周回コースで行われるレースには、レムコ・エヴェネプールも出場。なんと逃げに乗っている。
その逃げをコントロールするのはSoudal – Quick Step。なんだ~?
ただ、レムコは逃げに入る訳ではなく最後尾をヒラヒラ。後ろの集団を待っている。
結局最初の逃げは潰される。
残り57kmでAlpecin-Deceuninckのジャンニ・フェルメルシュが踏み込む。
ジャンニ・フェルメルシュの後ろからは、イヴ・ランパールトが追っている。
イブ・ランパールトを含む5人がジャンニ・フェルメルシュに追いついた。だが、このプロ二人を含む危険な逃げは、残り50kmで捕まってしまう。
レムコ・エヴェネプールは、危険のないように集団の後ろのほうを走っている。
危険のない6人の逃げが新たに出来ている。
でた。残り35kmでAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンがアタック!
スプリンターでありながら、格闘家でもあるジャスパー・フィリップセンは攻撃を止めない。
ジャスパー・フィリップセンを追って、ティム・メルリエが追いついた。
これはベルギーのプロばかりの5人の追走集団となる。
前は二人だけ。もうすぐ追い抜く。
残り29kmで5人は、Lotto-Dstnyのアルノー・デリーの引きで捕まってしまう。
新たに10人が逃げに。ここにはアルノー・デリーも入っている。
残り19kmで集団が追いついた。
地元チームの3人が前で逃げている。ここで、後ろからレムコが前に来ているぞ。
先頭にレムコも追いついて4人に。
これはティム・メルリエのために他チームの足を使わせるためか。
単独で参加しているアルノー・デリーは先頭で追うしかない。
レムコは後方に待機している感じ。
残り15kmでイヴ・ランパールトが少し前に。レムコはふたをする。
アルノー・デリーの後ろは、ティム・メルリエがいて先頭交代させない。
残り14km。Soudal – Quick Stepは、どのパターンでも対応できるけど、ティム・メルリエ待ちだろう。
追走は上手く回っていない。
一旦抜け出していたけど、また3人に戻る。
レムコが単独で抜け出した。
残り4周
レムコ・エヴェネプールは本気では踏んでいない。
レムコは戻る。集団も後ろだ。
残り2周
レムコとイヴ・ランパールトは集団に戻る。
残り3kmで逃げも捕まる。このJumbo-Vismaのライダーは誰なんだろうか?
イブ・ランパールト、レムコ・エヴェネプールと続く。
レムコは、ジャンニ・フェルメルシュに前に出ろと言っている。ただ、Soudal – Quick Stepが沢山いるから出る必要はないよね。
イブ・ランパールトが引き終わってレムコが先頭に。
さらに、レムコも引き終わる。
ジャスパー・フィリップセンをジャンニ・フェルメルシュが引いている。
ティム・メルリエが先頭に立った。
ジャスパー・フィリップセンとアルノー・デリーが追いこんでくる。
だが、勝ったのはティム・メルリエだ!
この非公式ベルギースプリンター選手権はチーム力を生かしたティム・メルリエが勝利した。
表彰式では、ティム・メルリエは大きなビールとワインを。
この3人は、ベルギーの誇る3大スプリンターと言って良いだろう。しばらくは、この3人のスプリンターが勝利を分け合っていくはずだ。
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