コロナの影響でレースに支障が出ているライダーの報告は増えている。
現在、2023UAEツアーに参加中のIsrael – Premier Techのベン・ヘルマンスもその一人だ。
ベル・ヘルマンスは、依然としてコロナウイルスの影響に苦しんでいる。「いつ元の自分に戻るかわからない」と、第3ステージのレース前に語っている。
影響が計り知れない
ベン・ヘルマンスは2021UAEツアー第5ステージのジュベル・ハフィートの登りで9位でゴール。総合13位を記録している。
だが、2022年にコロナにかかってからは悲惨なシーズンとなっている。2022年は18レースしか走れていない。UCI獲得ポイントは2021年の931ポイントから、13ポイントに激減だ。
ヘルマルス、今の調子は?
去年の2月にコロナに感染して以来、何も効いていない。もう立ち直れない。
ありとあらゆることに困っているんだ。ここでの困難な時期を後にして、より良い気分を取り戻すことができることを願っている。
元のレベルに戻らないということですか?
いつ元の自分に戻るかわからない。昨年は夏に、そして秋に…と思っていたが、結局、それは起こらなかった。
ここですでに 2 回のライドを気持ちよく終えられたことをうれしく思う。ここで一歩前進し、まともなシーズンを過ごせることを願っている。
この後のレースの予定は?
この後、コッピ・エ・バルタリ、そしてツール・ド・ロマンディは疑っている。確かなことは何もない。いずれにせよ、グランドツアーは問題外だ。
結果、第3ステージのジュベル・ハフィートの登りでは、トップから1分11秒遅れの35位でゴールしている。ベン・ヘルマンスの本来の走りではない。
ベン・ヘルマンスは、ブラバンツ・パイル、ツアー・ オブ・ オマーン、ツアー・オブ・ノルウェーなどキャリア19勝をあげている。
最後の勝利は、2021ツール・ポワトゥー・シャラントの第3ステージbの個人タイムトライヤル。
現在、レーススケジュールは未定となっており、コンデションが戻らなければ出場計画も立てられない。36歳という年齢を考えると難しい決断を迫られるかもしれない。
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