突然の発表だ。
Groupama – FDJのティボー・ピノが2023年シーズン一杯で引退をチームのプレリリースで発表した。
まだ、32歳だ。まさかの決断だが、公式サイトでは、GMのマルク・マディオが昨年から兆候があったことを切々と話している。チームにとっても損失が大きい。
2023年シーズンで
2023, profiter, tout donner pour ne rien regretter.@groupamafdj @groupama @fdj pic.twitter.com/0RqZqjtPvi
— PINOT Thibaut (@ThibautPinot) January 12, 2023
ティボー・ピノは、イル・ロンバルディアで最後の姿を現すことになる。
2018年、彼はこのモニュメントを獲得することができた。別れの年、ピノはジロ・デ・イタリアを主な目標とするが、もう一度ツール・ド・フランスに出場することも望んでいる。
ピノは、グルーパマFDJのプレスリリースで、
「この数年間、一生懸命考えてきた決断だ。キャリアを積んだ後に経験できる新しいことが楽しみだが、もう1年レースをしてみたいという気持ちもある。
シーズン前にこれほどモチベーションが上がったことはほとんどないので、最後はハイライトで締めたいと思う。最高の結果を得るために全力を尽くしているし、これからもそうしていく。」
ピノは、ジロで1回、ブエルタで2回、ツールで3回と、3つのグランツールすべてでステージ優勝を果たしている。
2014年にはツール・ド・フランスで総合3位となっている。2017ジロ・デ・イタリア総合4位、2018ブエルタ・ア・エスパーニャ総合6位も獲得している。
ティボー・ピノは、最後のシーズンをエトワール・ド・ベセージュから始める。ジロの参加は3回目だ。
3年振りの勝利をツアー・オブ・アルプスであげたが、再度山岳を独走で駆け上がるティボー・ピノの姿を是非見たいものだ。
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