ジャパンカップの前哨戦となる土曜日のクリテリウム。
宇都宮市大通り周回コースでおこなれるレースで、現地で見ているほうはスピード感もあって面白いでしょうね。
宇都宮市大通り周回コース 33.75km
コースは1周2.25km。これをパレード走行2周。本番は15周で行われる。
- スプリントポイント 4周
- スプリントポイント 8周
- スプリントポイント 12周
注目のライダーは全員と言ってもいいけど。スプリンターで見ると
- Trek-Segafredo エドワード・トゥーンス
- Bahrain Victorious 新城幸也
- Cofidis アクセル・ジングル
ジャパンカップに備えて、クライマーが多いのでクリテリウムは誰が勝利するのかわからないですね。
ガールズ競輪
ガールズ競輪もあったのだけど、全員長袖はいいけれど、何故か皆だぶついている。最もスピードが関係する種目でエアロでピッチリしたジャージでないのにはビックリ。
レース中も先頭誘導員のジャージはかなり風でバタバタしていたし。
しかも公道レースなので、全員ロードバイクというのが勝手が違ったのではないかな。
スタート前
壇上から紹介されるのではなくて、パレードランで、近くで走ってくれるのはいいことかも。プレゼンテーションは前日に行われてましたね。
日本王者の新城幸也は、今日は期待ですね。契約更新もなったし気分も良いのでは。
Lotto Soudalは6人。ティム・ウェレンスは明日のジャパンカップがLotto Soudalでの最後のレースとなる。
別府史之の引退セレモニーがレース前に行われた。昨年は、コロナで出来なかったので今年になったようだ。フランスで焼酎をブランド化して商売するとか。
スタート前の様子。
さあ、スタート。
スロベニアのLjubljana Gusto Santicチームが抜け出そうとするとBahrain Victoriousが抑えに入る。
2周目
Bahrain Victoriousのフォン・チュンカイがアタック!
3周目
4人が逃げに。フォン・チュンカイが先頭。ホワイトジャージは何のチャンピオンの証なのだろう。2021台湾選手権ロードなのかな。
Terengganu Polygon Cycling Teamの動きで先頭は捕まる。
EF Education-EasyPostの中根英登がアタック!
少し抜け出たか。
4周目
なんとか抜け出せるか。
愛三工業もブリッジをかけて3人に。
スプリントポイント
愛三工業の渡邉翔太郎がトップ通過。
また、二人が逃げに。
集団はTrek-Segafredoが先頭を引く。
6周目
後ろからシマノの選手もくる。
EF Education-EasyPostのニールソン・ポーレスが先頭に入った。
後ろから、新城幸也が来る。
7周目
二ルーソン・ポーレスが速すぎて単独となる。
後方はどのチームが追うのか。
後方からBahrain Victoriousのスティーブン・ウイリアムスが追走に。
スティーブン・ウイリアムスが追いついた。
後方からCofidisのギヨーム・マルタンが追走に。
ギヨーム・マルタンが追いついて4人。
スプリントポイント
スプリントポイントはニールソン・ポーレスが先頭で通過。
Lotto Soudalのマシュー・ホームズが追走に。
マシュー・ホームズは集団も引き連れてきてしまい逃げが消滅。
ニールソン・ポーレスは先頭で粘るけど、Trek-Segafredoが追ってくる。
新城幸也がアタック!
Lotto Soudalのステフ・クラスと逃げるが。
しかし、Trek-Segafredoの引きに捕まる。
Cofidisのシモン・ゲシュケの引きで4人の逃げが。
4人が逃げに。日本からKinan Cycling Teamの新城雄大がはいっている。
Trek-Segafredoが少しずつ詰めてくる。
また、逃げは捕まる。
スプリントポイント
スプリントポイント通過。1位はLjubljana Gusto Santicのポトチュキ。中根英登は2位。
Kinan Cycling Teamの山本大喜がアタック!
山本大喜は、少しずつ詰められる。
14周
Lotto Soudalのセバスティアン・グリニャールがペースを上げる。
残り1周
Cofidis先頭で残り1周に。
ここでLotto Soudalのティム・ウェレンスがアタック!
完全に抜け出した!
EF Education-EasyPostのニールソン・ポーレスが追う。
最後のカーブ前で、まだティム・ウェレンスが少しリードしている。
最後の直線でティム・ウェレンスは捕まってしまう。
Trek-Segafredoのジャコポ・モスカのリードアウトから、エドワード・トゥーンスが出てくる。
左からCofidisのアクセル・ジングルが伸びてくる。
ゴール勝負で勝ったのはエドワード・トゥーンスだ!
最後はギリギリか。3位にはEF Education-EasyPostの岡篤史が入った。日本人が表彰台に登るのは6年振り。エドワード・トゥーンスは3年前に続いて連覇となった。
リザルト
エドワード・トゥーンスのコメント(公式サイトより)
今年は時差ぼけが残っていて身体が少し重いんだ。まずはじめに、3年振りにここ日本に戻ってくることができて本当に嬉しい。沿道の観客も素晴らしく、まるで僕の住むフランダースの人たちのようだ。ここまで観に来てくれた人たちに感謝を伝えたい。
そして2連続で勝つことができて本当に嬉しいよ。チームが終始牽引してくれたので、その走りに報いるために勝たなければならないと思っていた。だからこそ優勝できて最高の気分だ。
最後にフミに賛辞を送りたい。レースでは彼に何度も助けてもらった。たくさんの観客の前で素晴らしいセレモニーだった。
1位 | エドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード) | 41:14 |
2位 | アクセル・ザングル(フランス、コフィディス) | |
3位 | 岡篤志(日本、EFエデュケーション・イージーポスト) | |
4位 | アンドレア・ピッコロ(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト) | |
5位 | 小野寺玲(日本、宇都宮ブリッツェン) | |
6位 | マキシム・ファンヒルス(ベルギー、ロット・スーダル) | |
7位 | ゴツォン・マルティン(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) | |
8位 | ジャコポ・モスカ(イタリア、トレック・セガフレード) | |
9位 | フィリプ・マチェユク(ポーランド、バーレーン・ヴィクトリアス) | |
10位 | ハミッシュ・ビードル(ニュージーランド、チーム ノボ ノルディスク) | |
11位 | 岡本隼(日本、愛三工業レーシングチーム) | |
12位 | 中島康晴(日本、キナンレーシングチーム) | |
14位 | 新城幸也(日本、バーレーン・ヴィクトリアス) |
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