今シーズンは多くのライダーがプロトンから去る。
アレハンドロ・バルベルデのようにイル・ロンバルディアで6位でフニッシュして有終の美を飾るライダーがいる一方で残念な終わり方をするライダーも多かった。
ニキ・テルプストラ TotalEnergies
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ニキ・テルプストラの、最後のレースはパリ~トゥール。だが、残り108kmでINEOS Grenadiersのベン・ターナーと共に落車してしまった。
最後は128位の最終走者でゴールしている。
「最初の10秒間は、これで終ってしまったと思った。しかし、私は続ける。途中まではうまくいったが、その後倒れてかなりの痛みがあった。
最近は、自転車がうまく走れるようになった、ということがない。気持ちよくないんだ。昨日、危険なことになると言ったが、それが自転車のダークサイドなのだ。それは残念ながら一部だ。」
ゴールでは、家族が待っており奥さんはインスタにゴールの家族写真を投稿している。
ニキ・テルプストラは、ロードレースは引退するけど、グラベルレースに出場は続けていく。来年のグラベル選手権では姿が見られるのでは。
ミケル・ニエベ Caja Rural – Seguros RGA
🇮🇹🍂 No fue el final deseado en #IlLombardia pero una caída no puede empañar 15 años como profesional de @NieveMikel. ¡Gracias por todo, Mikel!
📝 Resumen y declaraciones en la web: https://t.co/5AB8xb6LNj#Súmatealverde 💚 pic.twitter.com/DAGpoMRkFc
— Team Caja Rural-RGA (@CajaRural_RGA) October 8, 2022
ミケル・ニエベは、2009年にEuskaltel – Euskadiでプロキャリアをスタート。2014年からTeam Sky、2018年からMitchelton-Scottと渡り歩いてキャリア5勝を上げている。
2016ジロ・デ・イタリアの山岳賞も取っている38歳のベテランクライマーだった。最後のイル・ロンバルディアで、EOLO-Kometaのロレンツォ・フォルトゥナートと共に落車して鎖骨骨折。
その場でリタイヤという残念な最後のレースとなってしまった。ミケル・ニエベは公式サイトで以下のように語る。
うまくやりたいと思ってやってきた。イル・ロンバルディアは好きなレースだが、ボトルが道を横切り、それを避けるために何もできなかった。
違った形でフィニッシュしたかったのは明らかだが、サイクリングはそのようなものであり、それを受け入れなければならない。
打撃と鎖骨の骨折にもかかわらず、私は元気です。サイクリストとしての私のステージはここで終わり、私が経験したすべてに満足し、誇りに思っている。
最後は、ボトルのために落車したとは、不運にもほどがある。
イル・ロンバルディアではドメニコ・ポッツォヴィーヴォも落車で最後のレースを終えている。華やかな最後を飾る人もいれば、落車で終ってしまう人もいる。悲しい現実だ。
それがロードレースだと言えば、それまでなんだけど。
アルノー・デリー Lotto Soudal
Following his crash at #ParisTours today, @Arnaud_De_Lie suffered from abrasions all over his body and a contusion of his wrist. He’ll take some rest now.
See you next season, Taureau! 💪 pic.twitter.com/W2XD3lACor
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) October 9, 2022
こちらは引退する訳ではなく、素晴らしいデビューシーズンを飾ったLotto Soudalのアルノー・デリー。
最終戦のパリ~トゥールで落車。写真の通り手首、肘、足と擦過傷が多い。幸い骨折はなかった。開発チームから昇格して、今シーズン9勝をあげた。まだ20歳なのだから凄いことだ。
UCI獲得ポイントは2268ポイントで現在6位。チームの稼ぎ頭だ。彼には来シーズンの更なる活躍を期待したい。
ジャスパー・フィリップセン Alpecin-Deceuninck
A crash @ParisTours forced me to abandon. Disappointed to end a successful season on a bad note.
Time to heal up and switch off!Thanks to my teammates and staff, because of you I could perform at high level. Next season, we go again! 💪🤝 pic.twitter.com/Z3PHaaloGX
— Jasper Philipsen (@JasperPhilipsen) October 10, 2022
今シーズン9勝をあげたAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンもアルノー・デリーと同じ位置で落車。
最後のレースを完走も出来なかった。ツイートでは
「クラッシュ パリ・ツアー。棄権を余儀なくされた。成功したシーズンを悪い形で終えることになり、がっかりしている。
回復して気持ちを切り替える時が来たようだ。
チームメイトとスタッフに感謝します。あなたのおかげで、私は高いレベルでパフォーマンスを発揮することができました。来シーズンも頑張ります 💪🤝」
UAE Team Emiratesのフェルナンド・ガビリアもリタイヤで終えている。来シーズンのチームが決まってないのだけど、次のチームはどこになるだろう。
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