ROSE Bikesはドイツのダイレクト販売メーカーで1907年創業。
ドイツといえばCANYON、FOCUS、FELTなどが有名。ヨーロッパではコストパフォーマンスの良いブランドといえばROSEかCANYONだそうだ。
ディスクでありながら6.9kgという軽量なバイクで主要ブランドに対抗出来るバイクRose Xliteが登場した。
1kg以下のフレームとケーブルルーティングを内蔵した完全なエアロカーボン、ディスクブレーキロードバイクで考えると他社とのコストパフォーマンスは高い。
Rose Xlite
Roseは、2022 Xliteを、エアロダイナミクス、軽量構造、最高レベルのシステム統合を特徴とするグランドアップデザインと呼んでいる。
以前人気のあったオールラウンダーX-Liteと比較すると、エアロチューブのシェイプからバイクのジオメトリー、そして完全に内部ルーティングされており、ほとんどすべてが新しくなっている。
より深いフォークブレード、より深いエアロフォイルダウンチューブにスムーズに移行する一体型フォーククラウン。
より深いシートチューブ、新しいD型エアロシートポストからエアロリシェイプを獲得している。
砂時計型のヘッドチューブは、1.5″のアッパーヘッドセットにケーブルを通すために広くなり、トップチューブはより広く、水平でテーパードしている。
そして全体的にエッジを滑らかにし、ワイドに設定されたドロップシートステーの上部に角度をつけ、さらにスルーアクスルの端部を閉じてよりクリーンなエアフローを実現している。
新しいXliteは、最近のエアロロードバイクの多くのデザインと似ている。
そのため、少し一般的なデザインになっているが、エアロを突き詰めていくと同じような設計となるのは当然の結果かも。
同じような性能を得られるバイクを、安価で手に出来ればユーザーにとっては嬉しいことだ。
RoseRaceワンピースコックピット
Rose Xliteは、フレームとフォークを一新したほか、すべての電子シフトバイクに新しいレースワンピースカーボンコックピットを装備している。
395gのハンドルバーとステムのコンボは、コンパクトな83mmのリーチと3°のフレアを持つ130mmのドロップを特徴としている。
完全内部ケーブルルーティングとモジュール式アウトフロントGPSマウントが統合されている。
ROSE RC Sixtyチューブレスカーボンエアロホイール
トップモデルには、ROSE RC Sixtyチューブレスカーボンエアロホイールが新たに採用されている。
60mmディープカーボンリム、内部リム幅21mm、最大外径29.5mm、エアロブレード付きサピムスポーク、合金製センターロックディスクブレーキニューメンハブを装備し、ホイールセット重量は1620g。
技術詳細
Rose Xliteには、2種類のカーボンフレーム仕様がある。
最上位のXlite 06は、プレミアムハイモッドレイアップを採用し、フレーム重量825gと最高の剛性を誇っている。
より手頃な価格のXlite 04は、同じ金型を共有しているが、950gのフレーム重量の低グレードのカーボンを使用している。
- プレスフィットBB86ボトムブラケット
- 隠しクランプ付きD型エアロシートポスト
- ダイレクトマウントディレイラーハンガー
- 12mmスルーアクスル
- フラットマウントディスクブレーキ
- ダウンチューブ上の位置を調整する3ボルトで取り付けるボトルケージ2個を共通装備
Roseは、最高級カーボン仕様のXlite 06を5台の完成車に組み込み、そのほとんどに電子シフト、自社ブランドの60mmディープエアロカーボンホイール、Roseの一体型完全統合コックピットを搭載している。
ROSE Xlite 06 Ultegra
XLITE 06 Shimano Ultegraメカニカルビルドには、2ピースのコックピットとアルミホイールが付属。こちらで重量は7.3kg。
価格は4,200ユーロ(58万円)。
メカニカルXlite04 105ならば、8.1kgの重量で2999ユーロ(約42万円)。トップ仕様のXLITE 06 Dura Ace Di2は6.9kgで€7,999.00(約110万円)。
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