シマノは105を電子シフトにすることは繰り返し否定しているけれど、新しくリリースされたドキュメントでは電子化されていることが確認されている。
105がDi2になるのは何年も前から噂されていた。今回米国で発見されたユーザーマニュアルでは、105とは書かれていないけれど、電子化されている。
これは105のDi2電子シフトとみて間違いないだろう。
すでに製品化されている?
昨年12月、シマノはリアディレイラーおよびデュアルコントロールレバーに関する回路図、図表、写真、取扱説明書をFCCに提供した。
FCC(米国連邦通信委員会)はこれらの部品を認可している。
写真とユーザーマニュアルは、認可の日(2022年12月16日)から180日間の機密保持期間がある。
その180日間が過ぎたので、写真と情報の大部分(永久機密である一部の商業的な内容を除く)は一般に公開されることになっている。
だが、105に関するものか、マウンテンバイクやアーバンバイクのグループセットに関するものかはわからない。
マニュアルの中に1枚の写真もある。更に、マニュアルには製品コードRD-R7150 – RD for’rear derailleur’と、シリーズを示すR7150が書かれてある。
拡大写真では、ST-R7170とマークされている。
次世代105が12速となるのかはわからない。Shimano 105 Di2に関連する特許は出ていないが、特許はなくても、Dura-AceとUltegraの技術があれば技術的にはカバーされている。
電子化されれば、機械式がなくなるのかはわからない。ただ、電子式となると価格は大幅にあがるだろう。
もっとも人気のあるシリーズだけに、性能がよくて安価な製品として機械式も残して貰いたいのがユーザーの願いではないかな。
いつ、製品化されて発売されるのかは不明だが、発売されるのは遠くないかもしれない。
コメント