ツール・ド・スイス第2ステージは、Team DSMのアンドレアス・レックネスンが逃げ切り勝利。
だが、2位争いのスプリントを制したEF Education-EasyPostのアルベルト・ベッティオルは勝利したと思って大喜び。
後ろで、ゴールするチームメイトもやった~と喜んでいる姿がみられたのだけど~。
勝ったと思ったのに~
アンドレアス・レックネスンのゴールから38秒後、2位のスプリント争いが行われた。
スプリントに挑んだのは
- Team BikeExchange – Jaycoのマイケル・マシューズ
- UAE Team Emiratesのマッテオ・トレンティン
- Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのアンドレア・パクアスロン
この中で、最後に2位となったのがアルベルト・ベッティオル。自身、4度目のプロの勝利を掴んだと思って大喜び。
ゴール後に、同胞のマッテオ・トレンティンは物凄く祝福。マッテオ・トレンティンは知っていたのかな?
EF Education-EasyPostのチームメイトも勝ったと思って喜んでいたと思われる。
後方でゴールした、チームメイトのシュテファン・ビッセガーも勝ったと思って喜んでいた。
だが、後ろのTeam DSMのテイメン・アレンスマンはガッツボーズ。
両者の違いは~。
マッテオ・トレンティンのゴール後のインタビューで理由がわかる。
イタリアの友だちに勝ったから、まだうれしかったよ。何が起こったのかわからない。見ての通り、僕の無線は機能しなくなりオフになっている。
これで今日も明日も、友達はみんな僕に冗談を言うだろうね。
本当にタフなステージで、もう少しで勝てるところだった。ヨナス・ルッチは先頭を走っていた。昨日は彼の調子は良くなかったが、今日はそれを証明してみせた。
決勝ではチームのみんなが僕の周りにいてくれたし、昨日はパフォーマンスが悪かったけど、また調子が戻ってきたと思う。
無線がオフでは情報は入らない。思い出すのは、東京オリンピックの女子ロードレースでの同じ失敗だ。
ただ、東京オリンピックの時には無線禁止だったので仕方ない。今回の場合には、無線が故障していたのが原因だ。
アルベルト・ベッティオルは、コロナに感染するなどしてシーズン前半は不調。ようやく、勝ったと思ったのにねえ~。
まあ、仕方ないことだ。アルベルト・ベッティオルはツール・ド・フランスにも出場するので、こちらで爆発させて貰いたいですね。
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