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2022-2023 Exact Cross第5戦ジルフェルメールクロス モル ワウト・マチュー・ピドコック3強対決の勝者は?

海外情報
Photo credit: johan wieland on Visualhunt
この記事は約14分で読めます。

Exact Crossの第5戦ジルフェルメールクロス(Zilvermeercross)モルがベルギーで開催。

Exact Crossは8戦ありこれまで4戦が終わっている。

  • 第1戦クライベーケ マイケル・ファントーレンハウト
  • 第2戦ベリンゲン エリ・イーゼルビット
  • 第3戦ミューレベーケ マイケル・ファントーレンハウト
  • 第4戦エッセン ゲルベン・カイパーズ

 

昨年のモルでは、ワウト・ファンアールトが勝利。この第5戦モルには3強が初めて揃う。逆に女子エリートには、ヤングトリオのシリン・ファンアンローイのみ。

クリスマス前ということで、開始時間が2時間30分遅くなった。ベルギーの人はいいけど、日本の場合には12時過ぎて始まるのでキツイ。

 

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Exact Cross第5戦ジルフェルメールクロス モル

コースマップ photo exactcross

 

水泳池を含むジルフェルメールの地方のレクリエーションエリアで行われる。

コースには、美しい長い砂の通路があるが、森の中のコースもある。決め手は砂だ。

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

優勝候補はシリン・ファンアンローイか。午後4時30分スタートなので、すでに暗い。

 

 

しかも雨だ。

注目されるライダーは

  • シリン・ファンアンローイ Baloise Trek Lions
  • ルシンダ・ブラント Baloise Trek Lions
  • アンネマリー・ワースト 777
  • ヴァンアルフェン・アニエク 777
  • アンナ・ケイ 777
  • クララ・ホンシガー EF Education-TIBCO-SVB
  • ゾーイ・バクステッド EF Education-TIBCO-SVB
  • ローラ・ベルドンショット De Ceuster Bonache Cycling Team

 

スタートダッシュはゾーイ・バクステッドがトップ。

 

18歳のゾーイ・バクステッドがロケットスタートで、まだリードしている。

 

昨年の優勝者、ルシンダ・ブラントがすぐにトップに。

 

ルシンダ・ブラントが落車。

 

ルシンダ・ブラントは落車したが先頭は譲らず。手首は大丈夫になったのか。

 

雨で砂が重そう。

 

まあ、長い砂浜の担ぎだ。ここでトップが入れ替わり。アンネマリー・ワーストとシリン・ファンアンローイが前にきた。

 

2周目

舗装路でシリン・ファンアンローイがトップに。後ろは、アンネマリー・ワースト。

 

シリン・ファンアンローイが、早くもリードし始めた。

 

3位争いは昨年優勝のルシンダ・ブラントとゾーイ・バクステッド。

 

シリン・ファンアンローイは、後続を引き離している。

 

2番手のアンネマリー・ワーストが見えなくなってきた。

 

3周目

2番手のアンネマリー・ワーストは20秒離された。アンネマリー・ワーストは、膝を痛めて欧州選手権以来の久々の復帰だ。

 

ルシンダ・ブラントは、アンネマリー・ワーストに追いついた。

 

ルシンダ・ブラントが、アンネマリー・ワーストを置き去りにして2番手に。2021年の世界王者だ。

 

4周目

やはり、フェム・ファンエンペルとパック・ピーテルがいないと敵がいない感じだろうか。

 

シリン・ファンアンローイはランニングも速くて、次々と周回遅れのライダーをラップしていく。

 

5周目

シリン・ファンアンローイのペースは衰えない。

 

一回転して落車している。砂場だから痛みはないかな。

 

6周目

シリン・ファンアンローイは砂浜でも腰を上げてペースアップしている。

 

シリン・ファンアンローイのシフターはSRAMの新型だという話だけど見てもわからない。

 

シリン・ファンアンローイは、チームメイトのルシンダ・ブラントを40秒引き離して勝利!

ワールドカップ第5戦ベークス・ベルゲンに続いて、今シーズンの2勝目となった。

 

リザルト

シリン・ファンアンローイのコメント

スペインのロードトレーニングの後、どのように感じるかを待つ必要があった。コースはとてもタフで、雨が降っていたので、「しまった」と思った。幸いなことに、それほどテクニックがあるわけでもなく、楽しくできた。どこまでも自分の線に乗れるし、自分の強さを想定できた。

11回のクロスで、2勝、合計10回の表彰台を獲得している。好調ですね。

シーズン前には予想していなかったことだけど、非常に安定した走りができている。この形をクリスマス期間も続けていきたいと思っている。

 

Baloise Trek Lionsは、ワンツーフニッシュとなった。

Rnk Rider Team Time
1
 VAN ANROOIJ Shirin
Baloise Trek Lions 0:46:54
2
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 0:48
3
 WORST Annemarie
777 1:11
4
 BACKSTEDT Zoe
EF Education-TIBCO-SVB 1:20
5
 VAN ALPHEN Aniek
777 1:30
6
 KASTELIJN Yara
Crelan – Fristads 1:56
7
 VERDONSCHOT Laura
De Ceuster Bonache Cycling Team 2:05
8
 HONSINGER Clara
EF Education-TIBCO-SVB 2:54
9
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Bingoal 3:25
10
 KAY Anna
777 3:33
11
 MOLENGRAAF Lauren
Tormans Cyclo Cross Team 3:45
12
 VERHOEVEN Suzanne
De Ceuster Bonache Cycling Team 3:56
13
 BARONI Francesca
Pissei – Groep T.O.M. 4:20
14
 TRUYEN Marthe
Crelan – Fristads 4:45
15
 BROUWERS Julie
De Ceuster Bonache Cycling Team 4:56
16
 PEETERS Jinse
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 5:05
17
 OFFEREIN Iris
Airolube MTB team 5:40
18
 VAN LOY Ellen
De Ceuster Bonache Cycling Team 6:01
19
 KILLIPS Austin
Nice Bikes 6:20
20
 SELS Loes
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 6:33
21
 DOBBELAERE Jana
  7:22

 

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男子エリート

 

男子エリートは雨が止んだようだ。

 

トム・ピドコックは最前列中央に。

 

先頭でファーストカーブに入ったのはティボー・ネイスだ。

 

ティボー・ネイスがリードを奪う。背中を痛めているがトレーニングの成果が出ているのか。

 

すぐにティボー・ネイスは抜かれてしまう。

 

マチュー・ファンデルプールは5番手。ワウト・ファンアールト、トム・ピドコックと続く。

 

先頭はクイントン・ヘルマンス。

 

マチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトが砂浜で前にくる。

 

クイントン・ヘルマンスは久々の登場じゃないかな。

 

2周目

ピドコックが先頭に立った。

 

砂浜で一気にマチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトが前に。

 

先頭はマチュー・ファンデルプール。

 

マチュー、ワウト、ピドコックと続く。

 

おっと、マチュー・ファンデルプールが落車しそうに。

 

ワウト・ファンアールトが前に出た。

 

5人が抜け出した。クイントン・ヘルマンス、ローレンス・スウィークが3強についている。

 

3周目

ローレンス・スウィークが先頭に。

 

今季好調なローレンス・スウィークが飛ばしている。

 

ワウト・ファンアールトが、落車しかかるが何とか耐える。

 

5人は差がない感じだ。

 

4周目

ゴール前で、クイントン・ヘルマンスが先頭に。

 

クイントン・ヘルマンスも1月1日からAlpecin-Deceuninckのユニフォームに変える。マチューのアシストもするのかな。

 

下りでマチューが先頭に。

 

今度は、ワウト・ファンアールトが先頭に。後方でピドコックが砂に足を取られる。

 

3人が少し抜け出したか。

 

あら、ヘルマンスが遅れた。先頭は二人に。

 

5周目

ピドコックは10秒離された。

 

まずはリードするまで、マチューとワウトは先頭交代するだろう。

 

二人は凄いスピードで砂浜を走る。

 

マチュー・ファンデルプールがペースを上げている。

 

先頭二人は後続を引き離し始めた。

 

これは二人の戦いとなるのか。

 

6周目

残り4周。二人がどこで仕掛けるだろう。

 

ローレンス・スウィークは、ビドコックを引き離してクイントン・ヘルマンスに迫る。

 

ワウト・ファンアールトもペースを上げる。

 

二人は周回遅れのライダーを次々と抜いていく。

 

ここでマチューが前に。

 

7周目

残り3周だ。まさかスプリントにはならないと思うけど。

 

3位争いはピドコックが追いついて3人に。

 

砂浜でワウト・ファンアールトが抜いて前に。一気にギアを上げる。

 

ワウト・ファンアールトがベースを上げて、マチューをちぎりにかかる。

 

ワウト・ファンアールトのリードが広がる。これは決まったか。

 

マチューは10秒離された。

 

8周目

ワウト・ファンアールトが残り2周に。

 

3位グループはピドコックとヘルマンスの二人に。

 

 

ワウト・ファンアールトは12秒差をつけた。

 

9周目

なんとマチューは34秒も離された。

 

ピドコックは1分24秒遅れで通過。

 

ワウトは、あとはゴールに向かうだけだ。

 

マチュー・ファンデルプールは、2位を確保か。

 

ワウト・ファンアールトは強かった!

マチュー・ファンデルプールと先頭交代してからのペースアップが凄くてマチューでもついていけないペースだった。ベルギー選手権は出ないという話だけど、チームキャンプと被るからなのかな。

これで3戦して2勝だ。

 

マチュー・ファンデルプールは、今日は完全に力負けと言った感じか。クリスマス週間でのマチューとの戦いが注目される。

 

トム・ピドコックはかなり離された。砂がメインのコースでは少し分が悪いのかもしれない。

 

リザルト

ワウト・ファンアールトのコメント

マチュー・ファンデルプールとの激しいバトルで、40分後にマチューを置き去りにしましたね。

マチューが途中から激しくプッシュしてきたときは、本当について行くのが大変だった。彼について行ったとき、完走できる可能性が高いと思ったんだ。

モルのコースでは昨年に続いて勝利ですね。

このコースはプロとして良い成績を残しているし、とても速いレースだ。ここに来て渡れることにいつも感謝している。

 

2位のマチュー・ファンデルプールのコメント

これでは満足できない。クリスマス週間では、より良い足でより多くの抵抗を提供できるようになりたいと思っている。そうでなければ、常にファンアールトを追いかけなければならない。これを飲み込んで、次へ進む必要がある。

決闘はよく言われる。ファンアールトともう少し一緒にいたかったが、抵抗する足がなかった。

先週末のヴァル・ディ・ソーレでのワールドカップでは、まだエキストラでしたが、今日は再び主役を演じました。良くなってきた?

主に全く違うコンディションだった。今日はちょっと大変だったけど、その分、前に出るのは簡単なんだ。今後数日間でフィーリングが改善されることを願っている。

その悪い感情をどのように逆転させたいと考えていますか?

パニックにならないように。スケジュールを続ける以外に、今は何もできない。

今後数週間で多くの壮観な決闘が行われるようですが。

しかし、私はアントワープの後、それをすでに予測していました。ワウトがインターンシップから戻ってきたとき、別のファンアールトを見るだろうと私は知っていた。

アントワープでは、ファンアールトを破ったが、モルでは役割が逆転した. 今は1-1ですか? 

いや、そんなことは考えていない。クロスごとに見て、次回はもっといいフィーリングで走れるようにと願うばかりだ。

Rnk Rider Team Time
1
 VAN AERT Wout
Jumbo-Visma 0:58:28
2
 VAN DER POEL Mathieu
Alpecin – Deceuninck 0:56
3
 PIDCOCK Tom
INEOS Grenadiers 1:20
4
 SWEECK Laurens
Crelan – Fristads 1:37
5
 HERMANS Quinten
Tormans Cyclo Cross Team ,,
6
 NYS Thibau
Baloise Trek Lions 3:14
7
 VAN KESSEL Corné
Tormans Cyclo Cross Team 3:15
8
 KUYPERS Gerben
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT 3:27
9
 KIELICH Timo
Crelan – Fristads 3:38
10
 MEEUSSEN Witse
Pauwels Sauzen – Bingoal 3:52
11
 KAMP Ryan
Pauwels Sauzen – Bingoal 4:05
12
 HAVERDINGS David
Baloise Trek Lions 4:07
13
 SOETE Daan
Deschacht – Hens – Maes 4:33
14
 DEL GROSSO Tibor
Metec – SOLARWATT p/b Mantel 4:56
15
 BAERS Arne
Tormans Cyclo Cross Team 4:57
16
 AERTS Thijs
Baloise Trek Lions 5:05
17
 ROMBOUTS Seppe
  5:09
18
 VERMEERSCH Gianni
Alpecin – Deceuninck 5:22
19
 LAURYSSEN Yorben
Pauwels Sauzen – Bingoal 5:25
20
 VERMOOTE Jelle
Tormans Cyclo Cross Team 5:29
21
 HUYBS Ward
Baloise Trek Lions 5:48

コメント

  1. 毎日読者K より:

    やはり三強が強いですね。
    今後のレースも楽しみです(^_^)

    • ちゃん より:

      もう、トップレベルになるとベストコンデションでなかったら、勝てない感じですね。ワウトも最初にマチューに仕掛けられた時には、結構きつそうでした。
      離れるのかなと思ったら、ビーチで必死においあげてましたから。先頭交代からのアタックがききましたね。
      世界選手権はどちらが勝つのか分からない感じで楽しみです。

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