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2026 ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージ エンリク・マスが手術から完全復活? ポガチャルの独走を阻止

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誰か、想像出来ていただろうか?

UAE Team Emirates – XRGが集団を破壊し、タデイ・ポガチャルが発射。独走開始したら誰もがゴールまで行くと思ってはず。

しかも、シクロクロスもこなすタデイ・ポガチャルがグラベル区間を走っているのだから、誰も追いつけないと。

だが、エンリク・マスが登坂でタデイ・ポガチャルを追い上げ、ついには山頂でマイヨ・ロホを抜き去る展開に。

その後、2人は最後まで並んで走り、ゴールではポガチャルがスプリントを制したものの、マスは堂々の2位に入った。総合でもプリモシュ・ログリッチを抜いて2位へ浮上した。

 

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2025年の静脈瘤手術から復活

 
 
 
 
 
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今回のエンリク・マスの走りを考えるうえで忘れてはいけないのが、ここまでの苦難だ。

マスは2025年のツール・ド・フランスを途中リタイア。その後、左脚の静脈瘤に対する手術を受けた。

 

手術は成功し、2026年シーズンに向けてトレーニングを再開していたが、長くコンディションに不安を抱えていた。

手術を紹介した当時の記事でも、2026年シーズンへの完全復帰が期待されていた。

 

2026 シーズンはジロ・デ・イタリア第11ステージで、UAE Team Emirates – XRGのヨナタン・ナルバエスと逃げてステージ2位。しかし、総合では32位。

直前のブエルタ・ア・ブルゴスでも総合5位。勝利こそないけれど、足は戻りつつあるように見えていた。

しかし、今大会の第4ステージではポガチャルから3分以上遅れ、総合争いでは苦しい立場だった。

 

総合2位に大躍進

ヒーロー登場のシーン

 

そして第6ステージ。

最終登坂の1級山岳 エル・バルトロ峠でポガチャルが攻撃すると、マスはその差を徐々に詰めていった。

やがて山頂付近で追いつくだけでなく、ポガチャルを追い抜く。

しかも、ここは3.5kmの未舗装区間を含む難しい登坂だった。マスはそのグラベル区間でも自転車をしっかりコントロールし、最後には山頂通過のボーナスタイムまで獲得した。

ポガチャル自身も、マスが後ろから来ていることを把握しておらず、山頂で突然追い抜かれたことに驚いたと語っている。

2人はその後の下りでも先頭を維持。

途中、ポガチャルがコーナーでコース外へ飛び出すヒヤリとする場面があったものの、2人は再び並んで走った。

 

 

最後はポガチャルとのスプリント。ここではやはりポガチャルのスピードが上回り、マスは2位となった。

それでも、この2位はマスにとって大きな意味を持つ。

 

 

本人も第6ステージ後、「アンドラではできなかったことが今日はできた」と振り返り、その要因の一つとして暑さへの適応がうまくいったことを挙げている。

本人は「毎日少しずつ良くなっている」と手応えを語りながらも、この結果をあまり大きく受け止めすぎないようにしたいという慎重な姿勢も示している。

それでも総合順位は大きく前進した。

第6ステージ終了時点でマスは総合2位。ポガチャルとの差は3分34秒だが、これまで4度にわたりブエルタの総合トップ5に入ってきた実績を考えれば、再び表彰台争いの中心に戻ってきたことになる。

そして第6ステージでは、マイヨ・ロホを着るポガチャルを山岳で直接追い抜いた。

まだ「完全復活」と断定するには早い。しかし、エンリク・マスが再び本来の力を取り戻しつつあることを感じさせる一日だった。

しかも、タデイ・ポガチャルの独走を唯一止めたライダーとして近年のスペイン自転車史上最高の走りを見せたと言ってもよい。

そしてブエルタはまだ序盤。この2位が一時的な好調なのか、それとも2018年、2020年、2022年に総合2位となった頃のマスが本当に戻ってきたのか。

その答えは、これから始まる第2週、第3週の山岳で見えてくる。

コメント

  1. よかあし より:

    いつかのビンゲゴーや、ナルバエス以来の出来事に、世界は驚いたでしょうね。
    スプリントに競い勝っていれば、時の人になっていたでしょうね。

  2. ちゃん より:

    ですね。まあ、さすがにスプリントはね~。

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