2022年BORA – hansgroheからTotalEnergiesに移籍したサガン。
噂では、様々なチームが移籍先として上がっていた。その中の一つにクイックステップがあり、サガンがウルフパックの一員になるという噂もあった。
当初は、かなり具体的に話が進んでいるように報道されていたが、事実はかなり違っていた模様。
これについてサガンがインタビューに答えているので聞いてみよう。
利用されたのではと
It’s springtime and that means the Classics in Belgium! #AllezTotalEnergies 💪
C’est l’heure du printemps et des Classiques en Belgique! #AllezTotalEnergies 💪
(Photo @PhotoSirotti ) pic.twitter.com/VKianFZBjS
— Peter Sagan (@petosagan) March 23, 2022
サガンは、昨年Quick-Step Alpha Vinyl Teamがサインに興味を示したのは、チームに加えようと真剣に考えたとは思えないと語っている。
パトリックがどう思ったかわからない。私が自分のグループを連れてきて、彼らが私のためだけに働いてくれると?
そんなことはない。パトリックは、決して私を必要としていなかったと思う。
雑音が欲しかっただけかもしれない。彼はそれで注目を集め、そして姿を消したんだ。彼は、私のグループのせいでサガンを取るのは難しいと言っていた。
簡単な決断だった。テーブルの上にある提案を見て、決めたんだ。TotalEnergiesは私が求めたものを与えてくれ、クイックステップはそうしなかった。
インタビューでサガンは、パトリック・ルフェーブルは自分と真剣に契約しようとするよりも、自分のチームのために注目を集めたいと考えていたと思っているようだ。
マスコミの注目を集めるためだったのではないかということだ。
まあ、パトリック・ルフェーブルは、コラムなども執筆しており、色々と歯に衣着せぬ発言も多い。サガンが宣伝のために使われたと思うのも仕方ないのかも。
レムコ・エヴェネプールはチームに作られている
2022年の給料のランキングでは第2位のサガン。今も500万ユーロを稼いでいる。
この金額について尋ねられるとサガンは「自分はもっと稼いでいる」とジョークを飛ばした。
まあ、個人スボンサーを沢山持ってますからね。
更に、サガンはインタビューで、レムコ・エヴェネプールについても語っている。
レムコ・エヴェネプールと私には違いがあるんだ。私は作られたのではなく、自分でやった。僕が思うに、レムコはクイックステップによって作られたんだ。
サガンの場合には、Tinkoffが消滅して、BORA – hansgroheに移籍する時も、兄のユライ・サガンと共に移籍することを条件に最低賃金で走っている。
ここから、サガンは一人でBORA – hansgroheを盛り上げたと言っても過言ではない。レムコの場合には、チームによって培養されたようなものだと思っているのだろう。
だが、当然レムコならではの、ずば抜けた才能があったのも確かだ。
また、サガンは将来的にミラノ~サンレモでも勝ちたいし、ツールでもグリーンジャージ奪回も目指していると語っている。
コロナによって体調を崩されたが、ツールまでには体調を戻してくるだろう。まずは、移籍して最初の勝利が見てみたいと思う。
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