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2022 UAEツアー第4ステージ 登りゴールは大混戦! アタック合戦の応酬に~

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Photo credit: Shalika999 on Visualhunt.com
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UAEツアーの4日目は、ジュベルジャイスに登るコース。

2019、2021年に続いて登場となる。昨年は、Jumbo-Vismaのヨナス・ヴィンゲゴーがアタックをかけてタデイ・ポガチャルを3秒引き離してゴール。

今年はJumbo-Vismaはトム・デュムランがエースだけど、今年初のレースでデュムランはどこまで対抗出来るかな。

アダム・イェーツ、アレクサンドル・ウラソフがタデイ・ポガチャルに挑むことになりそうだ。

 

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第4ステージ  フジャイラフォート~ジュベルジャイス

第4ステージ photo theuaetour

 

人口約10万人の都市フジャイラフォートの港からスタート。ルートはハジャル山地の端にある砂漠を通り、同じ名前の首長国の首都であるラスアルハイマに向かう。

最初のスプリントポイントは498mの標高の場所にある。

その後、2度目のスプリントポイントを通過すると、UAE2回目の登りゴールとなるジュベルジャイスへと突入する。

 

ジュベルジャイス photo RCS

 

オマーンとの国境からそれほど遠くないジュベルジャイスの登りは、登坂距離が21.5kmにも及び、平均勾配は5.4%となっている。最大勾配はラスト2kmで9%となる。

その後も7%の勾配が続くので、ここで決着がつくだろう。

ライダーは、ジュベルジャイスの頂上までレースをするのではなく、1,491メートルの高さでフニッシュとなる。

 

  1. スプリントポイント Sprint1
  2. スプリントポイント   Sprint2

 

スタート前

フィリッポ・ガンナを昨日破った、シュテファン・ビッセガーがリーダージャージ。今日守るのは難しいだろうけど。

 

タデイ・ポガチャルは新人賞2位だけど、ヤングライダー賞ジャージを着用。今日は足を爆発させるかな。

 

タデイ・ポガチャルに対抗出来るのはアダム・イェーツか?

 

トム・デュムランはタデイ・ポガチャルは登りの調子が良いのでかなわないだろうと言っている。そんな~。

 

アレクサンドル・ウラソフは、ボルタ・ア・バレンシアナで総合優勝している。調子は良いはず。

 

ポイント賞トップはジャスパー・フィリップセン。

 

ニュートラルスタートでは建物からスタート。

 

二人の逃げ

若い二人がリアルスタートからすぐに逃げだす。

  1. 54  ルカ・ラステッリ Bardiani-CSF-Faizanè
  2. 193  ヤコブ・イーホルム Trek – Segafredo

 

逃げが決まってタデイ・ポガチャルとジャスパー・フィリップセンは並んでゆっくりと走る。

 

二人は、その後最大7分のタイム差をたたきだす。

 

スプリントポイント Sprint1

1回目のスプリントポイントの通過順位は。

  1. 193  ヤコブ・イーホルム Trek – Segafredo 8ポイント
  2. 54  ルカ・ラステッリ Bardiani-CSF-Faizanè 5ポイント
  3. ジャスパー・フィリップセン(Alpecin-Fenix) 3ポイント

 

残り134kmでは、マーク・カヴェンディシュとミケル・モルコフ、アスタナのワジム・プロンスキーが落車。

 

だが、無事に集団に復帰している。マーク・カヴェンディシュはヘルメットを交換。

 

集団はEF Education-EasyPostが先頭を引く。残り46.7kmでタイム差は4分台に縮まった。

 

スプリントポイント Sprint2

2回目のスプリントポイントの前にAlpecin-Fenixが集団先頭に。

 

今度は、2021チェコのロードチャンピオン、ミハエル・ククレレ(Gazprom – RusVelo)が引く。これはインターミディエートジャージのディミトリ・ストラコフを助けるためだ。

 

だが、ここはポイント賞ジャージを目指すジャスパー・フィリップセンがジョナス・リカールトのアシストを受けて3位で通過。

  1. ルカ・ラステッリ Bardiani-CSF-Faizanè 8ポイント
  2. ヤコブ・イーホルム Trek – Segafredo 5ポイント
  3. ジャスパー・フィリップセン(Alpecin-Fenix) 3ポイント
  4. ミハエル・ククレレ(Gazprom – RusVelo) 1ポイント

 

しかし、なんと3人はそのまま逃げだしてしまった。面白いけど。

 

3人はすぐに1分のタイム差を稼ぎだす。

  1. ジャスパー・フィリップセン(Alpecin-Fenix)
  2. ジョナス・リカールト(Alpecin-Fenix)
  3. ミハエル・ククレレ(Gazprom – RusVelo)

 

しかし、3人は残り28.9kmで吸収。まあ、目的は中間スプリントだけだったので仕方ない。

 

そろそろ登りとなるのだけど、タイム差は2分18秒。まあ、登りにはいるとすぐに捕まえられる。

 

シュテファン・ビッセガーの総合リーダージャージというのは初めてではないかな。これまでの勝利は、タイムトライヤルがほとんどだし。

 

ジュベルジャイス

先頭二人がいよいよ登り始める。残り21,8kmで1分48秒のタイム差。

 

残り19.4kmで後ろに集団の姿が見え始めた。

 

  

ジャスパー・フィリップセンやサム・ベネットなどが切れて行く中、落車したマーク・カヴェンディシュは集団に残っている。

 

と、思っていたら残り18kmでマーク・カヴェンディシュも切れていく。

 

二人は集団が迫った時にあきらめた。

 

残り16.6kmで逃げは吸収された。

 

エリア・ヴィヴィアーニも切れていく。グルベットだ。

 

ついにUAEも先頭牽引に加わる。まずは、ミッケル・ビョーグ。

 

さらに、ここでジょージ・ベネット投入!

 

シュテファン・ビッセガーがまだ粘っている。

 

アスタナのセバスティアン・エナオがパンク。この場所でパンクは痛い。

 

トム・デュムランは結構集団の後方にいる。

 

おっと、ここでラファウ・マイカがアタック!

 

これをジェイ・ヒンドレーだろうか。チェックにはいる。

 

すぐに集団も追いつく。

 

あら~、トム・デュムランは残り8kmで切れていったあ~。

 

タデイ・ポガチャルが仕掛けて。アレクサンドル・ウラソフ、アダム・イェーツ、ペッリョ・ビルパオ、ルーベン・ゲレイロと続く。

 

タデイ・ポガチャルの引きは終わる。ここではまだ早いだろう。

 

リーダーの、シュテファン・ビッセガーが切れていく。

 

アダム・イェーツも前に出てきた。

 

ここで、ジョアン・アルメイダも前に。

 

レイン・タラマエのアタックにラファウ・マイカが反応。

 

ラファウ・マイカは前に出ている。

 

結構後ろを引き離したぞ。

 

 

これで決まりのグルーブではないだろう。

  1. レイン・タラマエ(Intermarché-Wanty-Gobert)
  2. クリス・ハーバー(Jumbo-Visma)
  3. ルーベン・ゲレイロ(EF Education-EasyPost)
  4. ラファウ・マイカ(UAE)
  5. ジノ・マーダー(Bahrain – Victorious)
  6. アンドレアス・レックネスン(Team DSM)

 

先頭は6人。だが、これは捕まった。

 

今度はIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxが前に。レイン・タラマエがヤン・ヒルトを引く。

 

ヤン・ヒルトが仕掛けるがタデイ・ポガチャルが逃がさない。

 

ヤン・ヒルトは更にアタック!

ヤン・ヒルシはツール・ド・オマーンで総合優勝しており絶好調だ。

 

アレクサンドル・ウラソフが今度は前に。

 

アレクサンドル・ウラソフはアタックだ。タデイ・ポガチャルが対応する。

 

だが、うしろの集団もドッキングして大集団に。今度は、ジェイ・ヒンドレーが先頭を引く。ガンナもいるぞ。

 

ここでUAEのジョアン・アルメイダが前に出るか?

 

アルメイダ、ラファウ・マイカ、ポガチャルと続く。

 

だが、残り500mでルーク・プラップがアタック!

昨日TTで失敗したのが悔しかったのか?

 

ルーク・プラップの伸びは素晴らしい!

 

あ~、だが、ラファウ・マイカの引く集団に捕まってしまう。

 

ここでタデイ・ポガチャルが満を持して前に出る。

 

いや、ここでルーベン・ゲレイロが前にでた!

 

 

後ろはタデイ・ポガチャル、アダム・イェーツ、アレクサンドル・ウラソフが続く。

 

しかし、カーブを曲がるとタデイ・ポガチャルが前に。

 

後ろは、アダム・イェーツだ。

 

タデイ・ポガチャルの伸びが凄い。後ろを2回も振り返って確認している。

 

タデイ・ポガチャルは、アダム・イェーツを10m近く引き離してゴール!

やはり、UAE Team Emiratesの補強は強力だ。ジョージ、ベネットを序盤で使っても、まだアルメイダが切り札でいる。

ラファウ・マイカは、全てのアタックに反応して引き戻す。こうなると、タデイ・ポガチャルが足を使うのは最後のライトスパートだけでいい。

ルーク・プラップのアタックもラファウ・マイカが捕まえてしまうし。これでタデイ・ポガチャルが総合でトップに。この後のステージは、重厚なアシスト陣に守られていくだろう。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第4ステージ リザルト

タデイ・ポガチャルのコメント

厳しい決勝戦だったが、今日、チームは非常にうまく連携した。他のクライマーに四方八方から攻撃されたので、登るのは本当に大変だった。

しかし幸運なことに、チームは私を決勝に導き、その後私はスプリントですべてを与えた。

だから、ステージに勝ってジャージをとることができて本当にうれしい。だから私は素晴らしい勝利でシーズンを始める。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 40 4:49:24
2
 YATES Adam
INEOS Grenadiers 15 ,,
3
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 6 ,,
4
 GUERREIRO Ruben
EF Education-EasyPost   0:03
5
 HOWSON Damien
Team BikeExchange – Jayco   ,,
6
 BARDET Romain
Team DSM   ,,
7
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe   ,,
8
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team   ,,
9
 HIRT Jan
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
10
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious   ,,
11
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers   ,,
12
 MAJKA Rafał
UAE Team Emirates   ,,
13
 RODRÍGUEZ Óscar
Movistar Team   ,,
14
 BERWICK Sebastian
Israel – Premier Tech   ,,
15
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost   ,,
16
 VERONA Carlos
Movistar Team   ,,
17
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious   0:09
18
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates   0:14
19
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
20
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers   0:16

総合

なんとガンナが総合2位に。ゴールで3秒遅れなかったら、トップだったのに惜しい。

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 5 ▲4
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 6 14:02:34
2 2
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers   0:02
3 8 ▲5
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe   0:13
4 10 ▲6
 YATES Adam
INEOS Grenadiers   0:15
5 9 ▲4
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost   0:23
6 6
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates   0:28
7 21 ▲14
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious   0:35
8 29 ▲21
 RODRÍGUEZ Óscar
Movistar Team   0:38
9 32 ▲23
 GUERREIRO Ruben
EF Education-EasyPost   0:40
10 33 ▲23
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team   0:41

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 43
2 2
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo 33
3 15 ▲12
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 29
4 3 ▼1
 BISSEGGER Stefan
EF Education-EasyPost 21
5 4 ▼1
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 20
6 5 ▼1
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers 16
7 6 ▼1
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 16
8  
 YATES Adam
INEOS Grenadiers 16
9 25 ▲16
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 15
10 30 ▲20
 RASTELLI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè 14

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 3 ▲2
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 14:02:34
2 4 ▲2
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 0:28
3 8 ▲5
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 0:47
4 21 ▲17
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 1:00
5 31 ▲26
 BERWICK Sebastian
Israel – Premier Tech 1:18
6 14 ▲8
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 1:33
7 34 ▲27
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers 1:43
8 30 ▲22
 ZOCCARATO Samuele
Bardiani-CSF-Faizanè 2:38
9 11 ▲2
 PRONSKIY Vadim
Astana Qazaqstan Team 3:33
10 35 ▲25
 COVILI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè 4:29

 

 

 

 

 

 

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