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2021ベネルクスツアー第5ステージ 登りスプリントを制したのは復活のライダーだ!

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Photo credit: Live the World on Visualhunt.com
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第4ステージでは、スプリントでティム・メルリエが2勝目をあげた。

最後は、狭い道端でいかに前方に位置しているかによって勝負に絡めるかが決まる展開となった。

第5ステージに先立ち、Deceuninck-Quick-Stepのレムコ・エヴェネプールのDNSが発表。再び、胃の問題が起こって、下痢もあり、欠場となる。

次のヨーロッパ選手権タイムトライヤルが9月9日なので、それまでに回復しないといけない。

 

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第5ステージ  リエムスト~ビルゼン 188 km

第5ステージ photo beneluxtour.eu

 

ベルギーのリエムストからスタート。短い距離のアップダウンをこなす。

  1. コート・ド・リッチェル 1.4km・4.7%
  2. コート・ド・シュネストレ   1.3km・5.6%
  3. コート・ド・プラタナス    1.9km・4.3%
  4. コート・ド・プランク   1.1km・6.2%
  5. コート・ド・ハレルンバイ 0.7km・8.1%

 

その後、リエムストのフィニッシュポイントを周回するより大きなローカルラップを走行する。

  1. スリンガーバーグ    1.2km・8% 最大10.2%
  2. ケイバーグ  510m・5.7%
  3. レテンベルグ   400 m・8%、最大10.2%

これらを2回登ることになる。ゴールはやはりスプリントとなりそうだ。

 

スタート出来なかったのは、EF Education-Nippoのミッチェル・ドッガー。第4ステージの落車で肘を骨折している。今シーズン限りで引退だが、最後のパリ~ルーベに間に合うのか微妙だ。

 

逃げは3人

Tiz-cycling ストーリミング スクリーンショット以下同様

レース序盤から逃げているのは3人。

タイム差は最大3分まで広がったが、残り63.3kmで1分44秒と縮められている。

  1. ユーゴ・ウル(Astana-Premier Tech)
  2. ジャック・バウワー(Team BikeExchange)
  3. トムス・スクインシュ(Trek-Segafredo)

 

第3ステージで逃げ切り勝利した、タコ・ファンデルホールンが途中リタイヤ。病気ということだけど、笑顔でバスに乗り込んでいる。

 

集団は、Alpecin-Fenixが4人のメンバーで引く。ここまで2勝のティム・メルリエは3勝目なるか。

 

AG2R Citroën Teamのジュリアン・デュバルが単独で落車。皆上手く避けていった。

 

エドワード・トゥーンスがアタック!

危険な逃げは、すぐにチェックがはいる。

 

ローカルラップをあと2周。

 

次々とアタックをかけるが決まらない。

 

モビスターの、イバン・ガルシアもアタックを見せる。

 

ヴィクトール・カンペナールツも、ミヒャエル・ゴグルとアタックをかけるが、すぐに捕まる。

 

ユーゴ・ウル(Astana-Premier Tech)が登りで切れてしまう。先頭は2人に。

  1. ジャック・バウワー(Team BikeExchange)
  2. トムス・スクインシュ(Trek-Segafredo)

 

残り27.2kmで1分7秒のタイム差。もう少し逃げられるか。

 

イネオスのアンドレイ・アマドールがアタック。普段は山でしかみないけど、少ししたら捕まってしまう。

 

レテンベルグ   400 m・8%、最大10.2%

集団は、登りで逃げからちぎれたユーゴ・ウルを吸収。

 

今度は、イネオスのベン・スゥィフトとエドワード・トゥーンスの危ない逃げが。まあ、逃がしては貰えない。

 

ラスト1周

先頭二人は、ラスト1周に入る。残り19.7kmだ。ゴールは残り500mから登っている。

 

メイン集団は、ロットのベテラン、フィリップ・ジルベールが引く。42秒まで迫ってきた。

 

カレブ・ユアンは前にきすぎて、席を譲っている。

 

ドリース・デポンドは先頭を引きまくってから仕事終了。

 

後ろに集団が見えてきた。

 

二人はついに捕まってしまう。

 

ケイバーグ  510m・5.7%

捕まっても、二人は登りをチームのために引いている。

 

カスパー・アスグリーンが先頭でペースを上げて通過。後ろはサガンだ。

 

マテイ・モホリッチが先頭でペースを上げていた時。

 

 

3番手を走っていたカスパー・アスグリーンが歩道に乗り上げた瞬間にチェーンが外れてしまう。これはピンチだ。ペースが上がっている時に停車するなんて。

 

あ~、ここでリーダーのシュテファン・ビッセガーが切れてしまう。

 

トラック選手のシュテファン・ビッセガーには、この登りでもキツカッタか?

 

Bahrain Victoriousが先頭を固める。

 

カスパー・アスグリーンは、アシストを受けて先頭を追うが22秒もある。13秒差の総合2位なので、集団に追いつけばリーダーとなるのだけど。

 

レテンベルグ   400 m・8%、最大10.2%

さらに、Bahrain Victoriousがベースを上げる。後ろは、マテイ・モホリッチだ。

 

さあ、マテイ・モホリッチがアタックだ。

 

マテイ・モホリッチが引きまくるが、後ろにはサガンがピッタリとついている。

 

ジャンニ・モスコンもアタックをかける。

 

誰も逃がさないままにゴール手前1.6kmまでくる。

 

登りから、Bahrain Victoriousのハインリッヒ・ハウッスラーが引く。登りなのでヒィル・バウハウスではなく、ソンニ・コルブレッリで勝負だ。

 

マテイ・モホリッチの引きから、ソンニ・コルブレッリがスプリント開始!

 

おっと、後ろからカレブ・ユアンが上がってきた。

 

カレブ・ユアンがマテイ・モホリッチを抜く。

 

更に、ソンニ・コルブレッリも抜いた。

 

ゴールは、カレブ・ユアンだ~!

ツール・ド・フランス第3ステージの落車以来、初めてのステージ優勝を飾った。やはり、登りスプリントとなるとカレブ・ユアンは強い!

復活を印象付ける勝利となった。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第5ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 EWAN Caleb
Lotto Soudal 50 50 4:26:24
2
 COLBRELLI Sonny
Bahrain – Victorious 20 30 ,,
3
 VAN POPPEL Danny
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 8 18 ,,
4
 SAGAN Peter
BORA – hansgrohe   13 ,,
5
 STUYVEN Jasper
Trek – Segafredo   10 ,,
6
 MERLIER Tim
Alpecin-Fenix   7 ,,
7
 TEUNISSEN Mike
Team Jumbo-Visma   4 ,,
8
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious   3 ,,
9
 LAPORTE Christophe
Cofidis, Solutions Crédits   2 ,,
10
 NAESEN Oliver
AG2R Citroën Team   1 ,,

カレブ・ユアンは、ここで勝ったことは記憶にないという。自分の記録に残せて良かったと語っている。

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 4 ▲3
 KÜNG Stefan
Groupama – FDJ 8 15:28:08
2 3 ▲1
 DURBRIDGE Luke
Team BikeExchange   0:02
3 6 ▲3
 LAPORTE Christophe
Cofidis, Solutions Crédits   0:06
4 7 ▲3
 CAMPENAERTS Victor
Team Qhubeka NextHash   ,,
5 10 ▲5
 COLBRELLI Sonny
Bahrain – Victorious   0:14
6 8 ▲2
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious   0:16
7 9 ▲2
 MERLIER Tim
Alpecin-Fenix   0:20
8 12 ▲4
 WELLENS Tim
Lotto Soudal   0:25
9 13 ▲4
 BENOOT Tiesj
Team DSM   0:26
10 14 ▲4
 PÖSTLBERGER Lukas
BORA – hansgrohe   0:28

総合は、TTで3位だったGroupama-FDJのシュテファン・キュングがトップに。カスパー・アスグリーンは、結局ゴールでは35秒遅れで帰ってきた。

シュテファン・キュングはゴール後のインタビューで

すでに7回目の参加で、決勝戦も数回行っているので、何が期待できるかわかる。とても重くなる。私は2年前にそこにいた。私は自信があり、気分が良く、ここに来る前に高度インターンシップをした。したがって、これらのベルギーの登山は成功するはずだ。

リーダーとなったのは意外だとも言っている。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 MERLIER Tim
Alpecin-Fenix 75
2 3 ▲1
 VAN POPPEL Danny
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 73
3 7 ▲4
 SAGAN Peter
BORA – hansgrohe 53
4 2 ▼2
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 53
5 4 ▼1
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo 50
6 6
 LAPORTE Christophe
Cofidis, Solutions Crédits 49
7 5 ▼2
 WALSCHEID Max
Team Qhubeka NextHash 42
8 25 ▲17
 EWAN Caleb
Lotto Soudal 41
9 8 ▼1
 GAVIRIA Fernando
UAE-Team Emirates 32
10 9 ▼1
 BISSEGGER Stefan
EF Education – Nippo 30

 

 

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