2018ツール・ド・フランスのステージ数は21ステージ。
出場チームは22チームで、それぞれ使用したバイクがあります。
では、どこのブランドが一番勝利したバイクだったでしょうか?
ステージの優勝者と使用バイク
各ステージの優勝者と使用バイクブランドを見るとスペシャライズドはなんと7勝もしてますね。
ステージと優勝者 | 使用バイクブランド |
---|---|
1 フェルナンド・ガビリア | スペシャライズド |
2 ペーター・サガン | スペシャライズド |
3 BMCレーシングチーム | BMC |
4 フェルナンド・ガビリア | スペシャライズド |
5 ペーター・サガン | スペシャライズド |
6 ダニエル・マーティン | コルナゴ |
7 ディラン・フルーネウェーヘン | ビアンキ |
8 ディラン・フルーネウェーヘン | ビアンキ |
9 ジョン・デゲンコルプ | TREK |
10 ジュリアン・アラフィリップ | スペシャライズド |
11 ゲラント・トーマス | ピナレロ |
12 ゲラント・トーマス | ピナレロ |
13 ペーター・サガン | スペシャライズド |
14 オマール・フライレ | ARGON18 NITROGEN PRO |
15 マグヌス・コルトニールセン | ARGON18 NITROGEN PRO |
16 ジュリアン・アラフィリップ | スペシャライズド |
17 ナイロ・キンタナ | CANYON |
18 アルノー・デマール | LAPIERRE AIRCODE |
19 プリモシュ・ログリッチ | ビアンキ |
20 トム・デュムラン | GIANT |
21 アレクサンダー・クリストフ | コルナゴ |
スペシャライズド7勝
フェルナンド・ガビリア スペシャライズド
Mirando lo que sigue de la temporada, la parte final del año. Daremos todo hasta la última carrera .
🐺🐺🐺 pic.twitter.com/Ehc44wx5EX— Fernando Gaviria (@FndoGaviria) 2018年8月2日
ツール・ド・フランス開幕レースでは、フェルナンド・ガビリアがサガンを押さえて優勝。
サガンも、こいつにはかなわん、みたいに言ってましたしね。
このレース、結果1位と2位はスペシャライズド。スペシャとしては万々歳です。
残念ながら、ガビリアは山岳で遅れてしまいタイムアウトでパリまでは行けませんでしたけど。
山岳を越えてたら、まだまだ優勝を量産していたかもしれないです。
ツイッターでは、
A daredevil descent propelled @alafpolak to a second stage victory at #TDF2018 after the one in Le Grand-Bornand, at the race’s 50th visit in Bagneres-de-Luchon, on a day which saw the Quick-Step Floors rider increase his lead in the polka dot jersey. pic.twitter.com/G3GilxjuJg
— Quick-Step Cycling (@quickstepteam) 2018年7月25日
そして、山岳賞を獲得したクイックステップのジュリアン・アラフィリップ。
スペシャライズドで山岳賞にステージ2勝してますから大活躍です。
ゴールでの派手なガッツポーズはカッコイイ!
ペーター・サガン スペシャライズド
サガンのスペシャライズドのバイクです。ラメ入りかな。光ってますね。
The right bike for the right day! @letour @iamspecialized #Venge (Photos @BrakeThrough) pic.twitter.com/7tHvm0KI7v
— Peter Sagan (@petosagan) 2018年7月29日
サガンの所属するボーラ・ハンスグローエとクイックステップがスペシャライズド乗ってます。
山岳賞獲得にステージ3勝。第2ステージではマイヨジョーヌも着用してますからスペシャライズドの大宣伝ですな。
スペシャライズドバイクの4つの勝利は、クイックステップフロアからもたらされています。
ガビリアの2つのスプリントステージとアラフィリップの2つの山岳ステージです。
サガンは、すべてスプリントでの勝利。
Specializedの新しいマシンのS-Works VengeとS-Works Tarmacが勝ったわけです。
ビアンキ3勝
ビアンキは、チーム ロット NL・ユンボで3勝してます。
🇩🇪#Cyclassics
Our Bianchi Oltre XR4’s are ready for the EuroEyes Cyclassics in Hamburg ✅💪. Official start has been given. Good luck @LottoJumbo_road pic.twitter.com/bDeuvLMnz3— LottoNLJumbo Cycling (@LottoJumbo_road) 2018年8月19日
ディラン・フルーネウェーヘン ビアンキ
🇫🇷#TDF2018
Some great memories from last week!📸
Thanks for everything @GroenewegenD and get well soon!💐#samenwinnen #juichmee pic.twitter.com/IFQ7bnacBz
— LottoNLJumbo Cycling (@LottoJumbo_road) 2018年7月19日
第7・8ステージを連勝。ゴールでは余裕のポーズ。バワーバツグンで先頭からの逃げ切りスプリントも多い選手です。
自転車を始めた頃は、練習キライで出かけても30分もすれば帰ってくるのような子だったみたい。
こちらは、2018ドバイツアー第1ステージのスプリント勝利
https://www.youtube.com/watch?time_continue=173&v=yCH_JKgK5a4
プリモシュ・ログリッチ ビアンキ
山岳では、先頭でグイグイひきまくって、ついに第19ステージでは優勝を飾りました。
ツールでの表彰台も見えてきましたね。
彼は、2012年の22歳までは、スキージャンプの選手でした。
2013年、スロベニアのコンチネンタルチームであるアドリア・モービルに加入。
ロットに加入したのは、2016年。2016年のジロではファーストステージの個人タイムトライヤルで2位。自転車初めて、まだ数年ですよ。
身体能力の凄さは凄いです。
そこからあっという間の成長で今回のツールでの活躍は素晴らしいものでした。
アルゴン18 2勝
アスタナが使用するアルゴン18。あまり目にすることのないメーカーですよね。
日本での販売サイトもあります。
ARGON18は、カナダ・ケベック州の都市モントリオールを拠点とする、スポーツバイク専業のカナディアンメーカー。
セントローレンス川の中洲に発展した「北米のパリ」と呼ばれる美しい街で、1989年に元プロロードレーサーの創業者・現CEOジェルベー・リュー(Gervais Rioux)によってブランドの歩みはスタートした。
BRAND HISTORY より引用
ピナレロ 2勝
チームスカイが乗るピナレロも、ゲラント・トーマスが第11・12ステージで勝利。
通算2勝してます。
コルナゴ 2勝
コルナゴに乗ったダニエル・マーティンが第6ステージで勝利。
ツールでは5年ぶりの勝利でした。
Wow. Speechless. Thank you pic.twitter.com/wdlzs4Ueif
— Dan Martin (@DanMartin86) 2018年7月12日
第21ステージでは、UAEチームのアレクサンダー・クリストフが最終ステージで勝利。
こちらもツールでは4年ぶりの勝利でした。
1勝したバイク
それぞれ1勝したブランドは
- BMC
- トレック
- キャニオン
- Lapierre
- ジャイアント
バイクメーカーにとっては、勝って貰わないとスポンサーしている意味がないですからね。
まとめ
世界チャンピオンのサガンと勝利数では圧倒的なクイックステップがスペシャライズドに乗っているので、必然的に一番勝ったバイクブランドになる訳です。
現在、プロツアーチームにはCanyonとSpecializedがそれぞれ2チームに提供してます。
チーム員が多い所だと、200台程度は提供している。その額約5億円以上と言われてます。
そうなると、必然的に強いチーム、強い選手のいる所にスポンサードすることは当たり前ではありますよね。
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