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X2Oトロフェー第4戦ヘーレンタルスの勝者は? ワウト・ファンアールトかマチュー・ファンデルプールか?

海外情報
Photo by Nick Bolton on Unsplash
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週の半ばに行われるX2Oトロフェー第4戦ヘーレンタルス。

前日のEthias cross第5戦に出場した選手が、そのまま出場しているケースもある。マチュー・ファンデルプールも連続出場だ。

果たして、マチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトの戦いはどちらが勝つのだろうか?

 

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X2Oトロフェー第4戦ヘーレンタルス

コースマップ photo X2O badkamers

 

林間の中を走るコースで、スタートからドロドロの部分が多数ある。タイヤの選択など重要なコースだろう。

途中トラックを走る部分があるのは面白い。今日のようなコンデションでは選手は助かるだろう。

なんでもない坂でも、女子はこけていたし~。最後は全身ドロドロになりそうなコース状況だ。

 

女子エリート

photo tz-cyclingストリーミングより 以下同様

1周目から、世界チャンピオンのセイリン・デルカルメンアルバラード(Alpecin-Fenix)とデニス・ベッセマが少し抜ける。

 

5人がパックになって走っている時に、先頭のセイリン・デルカルメンアルバラードがこけてしまう。だが、すぐに立ち上がって先頭をキープ。

 

かきづの登りで、二人が抜け出していたが、これにルシンダ・ブランドが後方からコブの部分で追いついてくる。3人の戦いとなりそうだ。

 

今回はトラックも走るコースとなっている。先頭は、デニス・ベッセマ。

 

今日のセイリン・デルカルメンアルバラードは強い。2度ほど先頭をデニス・ベッセマに譲ったが、長い登りと泥区間で一気に二人を引き離した。

元世界王者のマリアンヌ・フォス(CCC-Liv)も出ているのだけど、全く姿が見えず後方に沈んでいる。

昨日はいきなり優勝したのに今日は全く調子が出ないようだ。コースが合わないのか?

 

セイリン・デルカルメンアルバラードは、そのまま後続を引き離したままゴール。久々に優勝するところを見たように思う。

今日は、力強い走りを見せて貰った。力と技術で走り切った感じだ。

 

リザルト

  1. セイリン・デルカルメンアルバラード(Alpecin-Fenix)  0:45:54
  2. ルシンダ・ブランド(Telenet Baloise Lions) +19s
  3. デニス・ベッセマ(Pauwels Sauzen-Bingoal) +23s

 

男子エリート

ワウト・ファンアールトは、2列目スタートでマチュー・ファンデルプールの後ろだ。このスタート位置がどう影響するか?

 

ワウト・ファンアールトはスタートから一気に前にきて、カーブを曲がる時点で2位。すぐに2番手で走り始める。

 

今日のマチュー・ファンデルプールは力強い。一時3位に下がっていたワウト・ファンアールトを引き離してしまった。

1周終了時点で2秒の差をつけている。

 

マチュー・ファンデルプールは泥の中をかっ飛ばしている。一時ワウト・ファンアールトが背中に迫ったが、泥の登りでマチュー・ファンデルプールは乗ったままクリアーし、押しているワウトを一気に離してしまう。

二人の戦いだけど、すでに5秒以上離れている。

 

マチュー・ファンデルプールの今日の走りは、本当に凄い!

鬼気迫るものがある。凄いスピードで坂も上がってしまう。

 

だが、ワウト・ファンアールトが緩い登りで一気においついてきた。そしてマチューの前にでた!

マチューはリアタイヤがパンクしたようだ。これで一気に追いつかれてしまった。

このコースに合わせて、空気圧を下げていたが、それが仇となってしまう。

 

前に出たワウト・ファンアールトは一気にスパート。マチュー・ファンデルプールを引き離しにかかる。ラスト3周だがゴールまで逃げ切れるか?

 

マチュー・ファンデルプールはあきらかに、ペースが落ちている。リアタイヤがパンクしてたら仕方ない。しかも、ピットまでの距離が遠い。

ワウトに完全に引き離されている。これはワウト・ファンアールトの今シーズン初優勝なるか?

 

ワウト・ファンアールトはラスト2周を残して、すでに30秒のタイム差を稼ぎ出している。シクロでの調子も完全に戻ってきたようだ。

 

ラスト1周でタイム差は34秒に開く。ワウト・ファンアールトの勝利は確実だろう。

 

ワウト・ファンアールトはマチューとのタイム差を保ったままゴール。今シーズンの初勝利をあげた。これで週末の彼らの戦いも新たな章にはいる。

互角の戦いとなるか、マチュー・ファンデルプールの逆襲となるか。楽しみな週末となりそうだ。

 

リザルト

  1. ワウト・ファンアールト(Jumbo-Visma) 58:15
  2. マチュー・ファンデルプール(Alpecin-Fenix)  +35s
  3. マイケル・ファントーレンハウトPauwels Sauzen-Bingoal)  +1:31
  4. トーン・アールツ +2:10
  5. エリ・イーゼルビット + 2:18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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