SRAMチェーンはShimanoドライブトレインと互換性があるのか？

2020.07.04

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市場に参入しているブランドの中には、シマノやSRAMに挑戦するブランドも増えてきている。

TRPは最近TR12 12sディレイラーをリリースし、MicroshiftはシマノのXTよりも軽い超手頃な10速ドライブトレインを発売。

Box Componentsは完全な7、9、11速グループを持っており、ROTORは油圧式シフトを搭載した13速マウンテンバイク用ドライブトレインを提供している。

おそらく、これはブランド間の互換性について多くの疑問を投げかけることになるだろう。

SRAMのチェーンがシマノのカセット、ディレイラー、チェーンリングと互換性があるかどうか、またその逆もあるかどうか疑問に思ったことはありませんか？

それは動画の中で答えが出た。結果は皆さんのご想像通りですけど。

SRAMチェーンとshimanoドライブとの互換性

ドライブトレインをシマノの12速Hyperglide+にしてSRAMのチェーンを使用した場合の両者の解答がある。

シマノの12速Hyperglide+変速は、インナーリンクプレートの延長など、チェーンの設計上の特定の要素に依存しています。

正しいチェーンがなければ、ハイパーグライド＋の変速はできません。

このビデオはそのコンセプトを説明しています。

スーパースローで見ると、現状の噛み合わせがどうなっているのかとても良くわかる。
リアでこれだから、フロントの場合も見てみたい所。この動画はシマノのHPにあります。

延長されたインナーリンクプレートは、チェーンリングとの接触面でも活躍します。

インナーチェーンリンクをローラーを超えて延長すると、インナーリンクプレートがチェーンリングのすべての歯に接触することになります。

photo shimano

2種類の異なるチェーンリンク幅と歯形を交互に使用するのではなく、同じチェーンプレートがマイナスの歯形の側面とプラスの歯形のコーナーを保持することで、一貫した噛み合わせを実現している。

このように一貫した噛み合わせにより、チェーンのトラッキングをまっすぐに保ち、保持力と走行効率を向上させています。

ご想像のとおり、一致するチェーンを使用しないと、これらの機能は失われます。

現実世界の互換性に関しては、他の製品との互換性をテストしていませんが、自転車店のプロのメカニックから聞いたことを共有したいと思います。

Drop Stop STチェーンリングは、Shimanoの12スピードチェーンと互換性がある

一部のサードパーティ製12スピードチェーンは、12スピードチェーンリングとまったくかみ合いません。歯の上に上手くかみ合っているように見えますが、リングは非常に速く摩耗します。

特に注意が必要な状況の1つは、使い古したShimano 12スピードチェーンを交換する場合です。

チェーンリングは数百マイルの走行の後に少し摩耗しているため、他のチェーンはすべて新品の場合よりも少し良くフィットしているように見えるかもしれません。

チェーンはチェーンリングよりもはるかに丈夫なので、形状の不一致があるとリングがすぐに摩耗し、チェーンの保持力が低下します。

これにより、リングが損傷し、元のShimanoチェーンに戻っても正常に機能しなくなる可能性があります。

2021 SRAMイーグルGX 12スピード

EAGLEチェーンはShimanoドライブトレインと完全に互換性がありません。

物理的にフィットし、基本的にバイクを前進させる可能性がありますが、チェーンの破損やチェーンの吸い込みなどの長期的なパフォーマンスとセキュリティの問題にもつながります。

12スピードチェーンは、ロードシステムとマウンテンバイクシステムで同じではないことに注意してください。SRAMはドライブトレインのすべてのコンポーネントを1つのシステムとして一緒に実行するように設計します。

理想的には、ライダーはドライブトレインが完全であり、すべての部品が1つの製造元から供給されることを保証し、システムの可能な限り最高のパフォーマンスと寿命を保証します。

両社からの解答は、とても当たり前のことを説明してくれている。まあ、通常は同じブランドの製品を使うことが前提。

正規品を使う以外には保証は得られないので注意が必要ですね。