エマヌエル・ブッフマン(BORA-hansgrohe)が、エベレストチャレンジに成功した。
ブッフマンの記録は、7時間28分という驚異的なスピード。
新記録達成かと思われていたが、なんと記録としては公認されないことになった。
従来の記録を更新だが
ブッフマンがチャレンジした場所は、オーストリアのインスブルックのすぐ西にあるチロルアルプス。
StravaのセグメントでいうとHeimelerbergの登り区間。登坂距離9.4kmで平均勾配11%というきつい登り。最速39分2秒で上がっており、リーダーボードでは8位。
Stravaのリーダーボードは10位までしか無料版では見れなくなったのでギリギリでしたね。
1回の標高差は1,000mもあるので約9回登れば記録達成となる。
ブッフマンの記録は7時間28分という驚異的なスピードだったが、公認されないという。なんで?
繰り返しのルートでない
We are just verifying this.. but looks like we have another Everesting record contender..!*UPDATE: An amazing ride, no…
Hells 500さんの投稿 2020年5月29日金曜日
- 残念ながら, 最初の登りは山の反対側にありました。 つまり, これらは同じ登りの繰り返しではなかったということです。
- 7時間28分の引用された時間は移動している。 経過時間ではない。
- そのエベレスト記録は置いておいて、実際に8848 mがヒットした瞬間は7時間51分42秒だった。
実際、上のStravaの勾配図を見ても、最初の山の形が違っている。繰り返しのコースをあがらないといけないということだ。
簡単なルールの間違いだったのだが、ここまで知っている人は実際に新記録を目指している人くらいのものだろう。
残念ながら、エマヌエル・ブッフマンの記録は新記録とはならなかった。5月に入って一気に3度目の記録更新かと思ったけれども残念。
5月16日に記録した、米国のキーガン・スウェンソンの記録は守られたことになる。
ブッフマンの感想
これは、私が今までで最も困難なことの1つでした。私はそれが終わりに向かってそれほど傷つくとは思わなかった。
最初は良いリズムを見つけて、強くプッシュすることにした。7000メートルのクライミングが完了した後、筋肉を感じ始めていた。
私はこの量のワークロードに慣れていなかったので、かなり痛くなり始めた。最後の1000メートルはきつかった。しかし、そこにはファンも何人かいて、彼らのサポートが私をフィニッシュに追いやった。
ここエッタールで記録を破ったことは、今では素晴らしい気持ちでいる。プロとして、通常、このようなクレイジーなことをする時間はないので、どういうわけか楽しんでいた。
これは、レースに匹敵するものではないけど、まだ強力なパフォーマンスであり、ツアーに向けて順調に進んでいることは明らかだね。
しかし、なぜ私がこれをしたのかを忘れないようにするが重要だ。慈善団体への寄付のため、自分の役割を果たのだから。
ドイツキンダーヒルフスウェルク(ドイツの児童基金)へのさらなる寄付を奨励したいと思います。したがってプロジェクトはオンラインのままになります。
チャレンジで摂取した食料は、
- 11本の飲料ボトル
- 6個のゲル
- 7つのエネルギーバー
たったのこれだけ。6,970カロリーも消費しているのに、これで良いとは流石トッププロですね。
気持ちの良い、本当にいいコースですね。2019ツール・ド・フランス総合4位の実力はさすが。
今シーズンもすでに初戦のTrofeo Serra de Tramuntana 2020で独走勝利している。以下はそのレースの動画。
こちらは寄付のサイト
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