エベレストチャレンジの非公式の最速タイムがまたも破られた!
記録更新したのは、米国マウンテンバイクチャンピオンのキーガン・スウェンソン(keegan swenson)26歳。
彼のチャレンジはチャリティーも伴っており、すでに目標額を上回る募金を集めている。
10分も更新
これまでのエベレストチャレンジの最速記録は、元プロのフィリップ・ガイモンの7時間52分12秒。つい1週間前のことだ。
キーガン・スウェンソンがチャレンジした場所は、ユタ州ソルトレイクシティーのワサッチマウンテン州立公園のパインキャニオンロードのセクション。
これは、ユタ州の2019年ラリーH.ミラーツアーのステージ6のコースの一部。
平均勾配11%の勾配で312mを登り、登坂距離は3 kmほど。高度2100mを超えているのが凄い。
これを29回登っている。Gate First Switchと呼ばれるセグメントで彼は最速12分39秒で上がっている。最速で上がったのは、28回目で記録しているので余裕があったということだろう。
ちなみにここのKOMリーダーはラクラン・モートン(EF Pro Cycling)で10分23秒。
レースが行われる場所でもあり、トップ10にはセップ・クス、マイケル・ウッズなど錚々たるメンバーが並んでいる。
セクションの29回目のリピートの途中、165kmのライディングで7時間40分で8,848mに到達した。
平均勾配で11%と言ったら相当な登り坂なのに凄いですね。
スウェンソンは、マウンテンバイク仲間のRyan Standishと共にライドを完了した。二人共マウンテンバイカーだけど、チャレンジしたのはロードバイクで行っている。
彼らは MS Bikeチャリティーの一環としてこのチャレンジに取り組んだ。 MS Bikeは世界最大の募金バイクシリーズで、これまでに13億ドル以上を集めている。
キーガン・スウェンソンの父親は2012年にMS(多発性硬化症)と診断されている。
MS(多発性硬化症)とは
多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、様々な症状が現れるようになる病気です。MSになると多くの場合、症状が出る「再発」と、症状が治まる「寛解」を繰り返します。
なお、多発性硬化症は英語で“Multiple(空間的・時間的に多発する)Sclerosis(硬化)”といい、その頭文字をとって“MS(エムエス)”と呼ばれています。
引用 多発性硬化症.jp
彼は父の為に走った。今の所、目標額3,000ドルに対して、4,000ドル近く集まっている。
色んなライダーがエベレストチャレンジしているけど、更に最短記録は更新されていくんだろうか。
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