Quintana Rooは1984年以来一貫してトライアスロン専門のバイクを作り続けてきた。
そのQuintana Rooから初のエアロロードSRfiveが登場。これまでのトライアスロンバイクで培われた技術を結集したブランド初のロードバイクとなった。
フレームも軽量で、タイヤクリアランスも大きく、これまでの既存のエアロロードに匹敵する性能を持っており、ダイレクト販売で安価に購入出来るようになっている。
Quintana Roo SRfive
アメリカのブランドであるQuintana Rooには、レースバイクを設計することは新しい領域ではない。
トライアスロンの空気力学における彼らのバックグラウンドは確かであり、手頃な価格、メガロードタイヤのクリアランス、FSA ACR内部ルーティングセットアップの統合されたコックピット調整機能など際立っている。
軽量化の為、エアロチューブの形状が切り捨てられている。
フレームの重量は1,175gとなっており、ほとんどのディスクブレーキ、エアロロードバイクよりも軽量だ。ドロップシートステイを採用しており、形状も他社のエアロロードと良く似ている。
SRfiveは、完全な内部ケーブル配線を特徴とし、モジュラーFSA ACRヘッドセット、ステム&バーシステムを使用して、完全な柔軟性を提供する。
また、電子シフトと機械シフトの両方で機能。
ケーブル配線は全く見えない。ダイレクトマウント油圧ディスクブレーキと12mmスルーアクスルも装備。
SRfiveは、ほとんどのエアロバイクよりも大きなクリアランスを確保し、最大700c x32mmタイヤに適合している。32mmまでタイヤサイズまでOK。
フレームには最新のT47ネジ式ボトムブラケットが採用されており、スムーズで静かな操作を保証する。
SRfiveは、標準のロードバイクに比べて風洞の抗力が20〜40 W削減されたと主張している。
比べられた標準のバイクとは具体的に何の機種かは示されていない。出来たら標準のエアロロードと比べて貰いたかった。
上の写真では、何故かShimano Dura Ace 9000のクランクが~。在庫があったんでしょうね。
バイクは、UCI承認済みのロードレース対応の形状を備えた5つのストックサイズ(XS-XL)で提供される。
Shimano 105グループセットならば$3100(約33万円)から購入可能。
コンポは、Ultegraメカニカル、Ultegra Di2、Dura-Ace Di2も選択でき予算に合わせて選べるのは便利。
ホイールは
- シマノRS370
- DTスイスE1800ディスク
- HEDバンキッシュRC4パフォーマンス
- HEDバンキッシュRC6パフォーマンス
- ENVE SES 7.8
- Zipp 404 NSW
から選択可能。
これらは、オンラインのBike Builderツールでカスタマイズ可能。販売は5月からで既に注文は受け付けている状態だ。
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