ツール・ド・フランスは6月27日のニースでは絶対に開催されなくなった。当初は5月15日に最終決定を下すという判断だったが、事態は刻々と変化している。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、7月中旬まですべてのイベントを禁止すると発表したからだ。
フランスのロックダウンも5月11日まで延長。これによりツール・ド・フランスの開催は必然的に延期されることになる。
7月中旬まで行われない
フランスのエマニュエル・マクロン大統領が4月13日にCOVID-19の蔓延を遅らせるために7月中旬までに大規模な集会はないと発表した。
これにより、ツール・ド・フランスは6月27日からのスタートは完全になくなった。
だが、ASOでは7月下旬まで延期の計画はすでに進行中だった。
先週ASOは、2020年のレースルートの各開催都市の市長に連絡して、遅延のサポートを確認している。
4週間延期する方向でプランBを考えていたのだ。レース開催の日付は、フランスの医療専門家、フランス政府、UCIがレースを進めることに同意した場合、7月25日土曜日にニースで始まり、8月16日パリで終わる。
各都市は既に了承していると伝えられている。
ツール・ド・フランスは当初密室で行われ、観客のいないレースで検討もされた。
だが、これについてはレースディレクターが否定している。観客のいないツールなんて考えれないと。
様々な案が
ツール・ド・フランス開催に向けて、様々な案や噂のニュースがある。
通常のワイルドカード以上のチームを参加させて、より盛り上げようということだ。
これにより、Alpecin-Fenixのマチュー・ファンデルプールも出場可能となるかもしれない。
マチュー・ファンデルプールは少し前に、ツールで出場出来るならばしたいと発言しており、なんらかの打診があったのかもしれない。
ツールが開催された場合、多くのチームが出場することでスポンサーも救われる。世界最大のレースだからスポンサーをしている会社も多い。
皆がレースが開催されることを願っているが、こればかりはわからない。
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