スーパープレスティージュ第6戦のSPディーゲムシクロクロスはナイトレースだった。
通りで、スタート時間が遅くて中々ライブが始まらないはずだ。
男子エリートは、マチュー・ファンデルプールがエリ・イーゼルビットを振り切って優勝。
ただ、女子エリートでは17歳ながらエリートに交じって奮戦しているシリン・ファンアンローイがトップグループで走りながらアクシデントで泣いてしまった。
ピットの位置
シリン・ファンアンローイは、2019世界選手権ジュニアTT2位。ヨーロッパとオランダのTTチャンピオンで将来期待の星だ。
彼女は今シーズン、シクロクロスにも参戦しており、エリートに交じって表彰台にも上がっているスゴイ走りをしている。
インスタグラム見てると、トライアスロンに陸上、マウンテンバイクもしているようで運動神経抜群のようだ。
今回のSPディーゲムナイトレースでも先頭集団で走っており、4周目に入っても4番手で走っており良い位置につけていた。
だが、砂場のエリアでパンクしてピットに入ったところ……
Hartverscheurend om te zien: achtervolgster @x_shirin rijdt lek en heeft geen nieuwe fiets klaarstaan in de eerste materiaalpost. 😭 #TelenetSuperpresige #SPDiegem pic.twitter.com/haycCE7CuW
— SuperprestigeCX (@SuperprestigeCX) December 29, 2019
コースに2つのピットエリアがあり、彼女のチームはサーキットの反対側で待っていたのだ。
一度ピットに入った場合には、ライダーが自転車を交換するか、他の機械的な支援を受けない限り、ライダーがピットエリアに来て再び出ることはできないと規定されている。
そのために、コミッセールが停止するように彼女に身振りで示したときに彼女は停止。
見かねたピットにいたスタッフが彼女の自転車を見て、コミッセールに彼女が戻れるように頼んでなんとかコースに戻った。
パンクしたまま、かなりの距離を走ったようだ。
参考記事では2か所ピットがあるとなっているが、どちらにしてもサポートのチームスタッフがないというのは意味がわからない。
結局、バイク交換をしたが、前に戻ることは出来ずに16位でフニッシュすることになってしまう。
まあ、まだ若いのでチャンスはいくらでもあるので、また頑張って欲しい。
コメント
シクロクロスの実際において、ピットを通ったほうが速い、ことがままあり、記事にあるピットの規定がある。普通、ピットは一ヶ所だけなので、間違えて入ってもバイクを交換すればいい(回数制限なし)ので、これはマーシャル側も予測してないトラブル(笑)。まぁ、こうしたトラブルも含めてシクロクロスだから…
死苦路馬鹿さん、コメントありがとうございます!
シクロに出たことがないので勉強中です。
まあ、普通ピットにはスタッフいないといけないですよね。
彼女の場合まだ学生でしょうから、卒業して上のチームに入ればこんなこともなくなるかな。
UCIの公認レースの結果も2019年の成績しかないので、これからの子だと思います。
ああ~、今夜のライブもマチュー・ファンデンプールがぶっちぎりですね。
そろそろゴールかな。
また、コメントお願いします<(_ _)>