第9ステージは、予想通り逃げができるまで長い時間がかかった。
だが、その逃げをUAE Team Emirates – XRGは非常に厳しいタイム差でコントロール。最もタイムの良いUno-X Mobilityトビアスハラン・ヨハンネンセンでさえ、9分42秒遅れなので、追う必要はないと思っていたのだけど。
私的には、何故追うのか理解できずにいた。ちょっとイライラといった感じか。これについてUAE Team Emirates – XRGのGMマウロ・ジャネッティが答えを出している。
マウロ・ジャネッティ:追走ではなく集団を落ち着かせるためのペースメイク
UAE Team Emirates – XRGのマウロ・ジャネッティが、レース中の戦術と集団コントロールの難しさについて状況を説明している。 追走していたわけではないと。
UAE Team Emirates – XRGは逃げを容認してなかったのですか?
良いペースを作っていただけだ。少しペースを落とすと、すぐに皆がアタックしてくる状況だったため、良いペースを保ちながら徐々に逃げを容認する必要があった。
しかし、逃げを容認するために本当にペースを落とした瞬間、すべてのチームがタイム差を縮めようと試み始めた。今日のステージは驚くほど過酷だった。
今日のステージ優勝を狙う計画でしたか?
いや、全くない。今日のステージはレースをコントロールすることが目的だった。
登りやルーラーとしての資質を持つ優れた選手たちをはじめ、多くの選手が逃げに乗って勝利を掴む野心を持っていたため、スタートから非常に複雑な日になることは分かっていた。だからこそ我々は先頭で集団を落ち着かせようとしていた。
しかし、我々が遅すぎるペースで走れば、誰も落ち着かずにアタックを続けてしまう。
一日中、タイム差が1分以上に広がりませんでしたね。
我々としては、もう少しタイム差を広げて落ち着かせたかった。しかし、うちの選手たちが少しペースを落とすと、彼らは再びアタックを始めたり、集団を牽き始めたりした。
我々も一時は牽引したが、その後はすべての選手が仕事をする形になった。
ティム・ウェレンス:チーム総合への意識と自ら牽引を買って出た理由
UAE Team Emirates – XRGのティム・ウェレンスが、追走を行った理由やチーム総合成績に対する意識について語っている。 最終的に逃げはわずかに逃げ切った。
UAE Team Emirates – XRGは何故、タイム差を厳しくして走っていたのですか?
我々もすべてを懸けるつもりはなかった。もし彼らが捕まっていたら、タデイ、ブランドン、アイザックと一緒に後方から上がり、スプリントを仕掛けていたと思うが、最後は彼らが逃げ切る形になった。
しかし、今日のように本当に必要ではないかもしれない日に、体力を消耗してしまうのではないでしょうか?
確かにみんなそう言う。でも、ニルスやフロリアンが一日中先頭を牽かなければならなかった時、私もかなり苦しんだ。結局のところ、10分以上遅れても結果は同じだ。
今日はフェリックスと私だけが先頭を牽けばよかった。最後の平坦な40kmすら牽く必要がなかった。個人的には、どこでもゆっくり走って一日中牽き続けるよりも、誰もが苦しんでいる登りでハードに走る方が好きだ。
ライバルたちに楽な日を過ごさせたくない、レースを厳しくしたいという意図もあったのでしょうか?
特にそういうわけではない。私はどちらかというと、Lidl – Trekが30分リードしているチーム総合成績の方を意識していた。
それはチームとしての目標でもあるのですか?
チームというよりは、選手たちにとっての目標だ。当然、第一の目標はパリでのイエロージャージ獲得だが、サブの目標としてチーム総合成績で勝てれば嬉しい。しかし、それが一番重要というわけではない。
「よし、牽き始めろ」と指示された時、少し不満に思ったりはしませんでしたか?
全くない。先ほども言ったように、あの登りで先頭を牽けて嬉しかった。向かい風の中、大きな幹線道路で最後の30kmを牽かされるのはごめんだ。
集団を落ち着かせるための引きとマウロ・ジャネッティはコメントしている。
ただ、それにしては厳しい走りだった。結果的には他チームも引いて6秒しかタイム差のない状態でゴールしている。トビアスハラン・ヨハンネンセンとトム・ピドコックがいたので、簡単に逃げて勝てる感じのステージではなかった。
ティム・ウェレンスは、平坦よりも登りで引きたいと。アシストの鏡なのか。結果的に総合はLidl-Trekのマティアス・ヴァチェクが総合10位から24位に落ちただけとなった。
最終的にはパリで総合ではトップ10に入るのが各チームのエースの目標だ。まだまだ、厳しいステージが続きそうだ。


コメント
休息日明け明日の第10ステージは、2024第11ステージとラスト30kmは同じ。
2024年第11ステージというのは、補給ミスと言われている失速で唯一ビンゲゴーにやられたステージで、ピュイ-マリーでアタックし独走に持ち込んだポガチャルがヴィンゲゴーに追いつかれ、スプリントでまくれなかった。
ポガチャルは絶対リベンジ狙ってそうですよね〜
これはまたバラバラになりそうですね。
この時よりも、タデイ・ポガチャルも進化。ヨナス・ヴィンゲゴーも進化しているでしょうけど、登りではどうもタデイ・ポガチャルが有利。特にアシストにアイザック・デルトロがつくこで、決勝まで足をためておくことができるのが大きい。凄い戦いになりそうです。