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合意寸前だったとレムコ・エヴェネプールが明かす、幻のINEOS移籍と破談の真相

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Photo credit: nikond500 on Visualhunt
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2023年の自転車界を騒がせた最大の噂は、やはり事実だった。

Soudal Quick-Stepの絶対的エースであるレムコ・エヴェネプールが、かつて噂されたINEOS Grenadiersへの移籍が成立寸前まで進んでいたことを初めて認めた。

 

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長引かなければ

 

2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ終了後、自転車界はJumbo-VismaとSoudal Quick-Stepの合併騒動に揺れた。

チームの存続が不透明になったこの時期、レムコはINEOSへの移籍に向けて具体的な交渉を行っていたと明かした。

 

来季からのRed Bull – BORA – hansgroheに移籍しますが、このタイミングで過去の話を聞かせてください。2023年末に噂されたINEOS Grenadiersへの移籍は、どこまで真実だったのですか?

今だから言えるけれど、移籍完了にかなり近づいていたよ。本当にね。 当時はチーム合併騒動の渦中にあって、INEOSとは具体的な契約の詰めまで進んでいたんだ。

 

しかし、その時は破談になりました。

合併話が長引きすぎて、タイミングを逃してしまったんだ。もしあの騒動があと数日早く決着していれば、僕は2024年からINEOSのジャージを着ていたかもしれない。

でも、運命は僕をSoudal Quick-Stepに留まらせた。

 

結果として、Soudalに残ったこの2年間(2024-2025)をどう振り返りますか?

今となっては、あの時残留して本当に良かったと思っているよ。 INEOS行きが消えたことで吹っ切れて、チーム作りにも深く関与できた。

マキシミリアン・シャフマンのような強力な選手も加わってくれたし、チームは正しい方向に進んでいったからね。 僕たちは共に成長できたし、この環境で走れたことには満足しているし、感謝しているんだ。

 

Soudalで充実していたにも関わらず、なぜ今、Red Bullへの移籍を選んだのですか?

Soudalでのプロジェクトは素晴らしいものだったけれど、ポガチャルやヴィンゲゴーといったライバルたちと対等に渡り合い、ツール・ド・フランスを勝つためには、もう一段階上のスーパーチームの力が必要だと感じたんだ。

2年前にINEOSに行けなかったことは回り道ではなく、Red Bullという最高の環境へ辿り着くための必要な準備期間だったんだと思うよ。

 

 

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