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シクロクロスワールドカップ2025第10戦ベニドルム ワウト・ファンアールトの勝利となったのか?

海外情報
Photo credit: Juanje Orío on VisualHunt.com
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第10戦はスペイン東部海岸に位置するリゾート地ベニドルムで開催。

男子エリートにはスペインキャンプからきたTeam Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトが出場する。どんな走りを見せるのか注目だ。

女子はオランダ王者となったパック・ピーテルスが風邪がなおらずフェム・ファンエンペルとのライバル対決とはならない。

 

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第10戦ベニドルム

コースマップ photo .uci.org/race-hu

 

コースは大きく分けて、2つの異なる公園にある2つの部分で構成されている。最初の部分は、きれいな芝生、ベンチ、遊び場がある典型的な都市公園を通り抜けるが、2番目の部分は、無数の小さな道が走っている野生の森のようなもの。

タイトなコーナーがいくつかあるが、コースは比較的高速。 最初の実際の障害物は、45mのサンドボックス。

短い砂利道が続き、横断者は最初の公園を出るために長い階段を上らなければならない。その後、8%で約300mの登りが待っている。高速だが、後半になるにつれて疲れがたまりミスをしたライダーが遅れてしまうことになりそうだ。

  • コースの長さ: 3,030m
  • 障害物の数:砂場1つ、階段1つ、ビーム​​2つ
  • 砂場の長さ: 45m
  • 180°コーナーの数: 10

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同

フェム・ファンエンペルコメント

一回のクロスを除けば、今シーズンはそれほど悪くない。

 

ブランカ・カタバス。

 

マリン・シュライバー。

 

ルシンダ・ブランド。

 

ゾーイ・バクステッド。

 

セイリン・アラバラード。

 

フェム・ファンエンペル。

 

インゲ・ファンデルヘイデン。

 

レオニー・ベントベルド。

 

スタートダッシュはマリン・シュライバー。

 

フェム・ファンエンペルが2番手。3番手はゾーイ・バクステッド。

 

高速コースで並びが変わらない。

 

カメラが切り替わると先頭はフェム・ファンエンペルに。

 

フェム・ファンエンペル、マリン・シュライバーが少しだけ前を走っている。

 

残り5周

棒状のまま2周目に。

 

ブランカ・カタバスが2番手に。今日は半そでの観客がいるほど良い天気。

 

後方にいたルシンダ・ブランドが、いつのまにか先頭に。

 

登りでインゲ・ファンデルヘイデンが先頭に。しかし、すぐにフェム・ファンエンペルが抜き返す。

 

階段は短いし、雨もないのでサンドボックスも障害になっていない。差がつかない。

 

マリン・シュライバーも先頭に。

 

残り4周

巨大な先頭集団だ。

 

サンドボックスが踏み固められて普通の道になってしまっている。

 

フェム・ファンエンペルが大部分先頭を引いている。

 

これはワンミス、パンクなどしたら負けてしまう。

 

ルシンダ・ブランド、セイリン・アラバラード、フェム・ファンエンペルと並びが変わる。

 

残り3周

ルシンダ・ブランド先頭で通過。

 

ルシンダ・ブランド、フェム・ファンエンペル、セイリン・アラバラード、ブランカ・カタバスの4人が抜け出した。

 

セイリン・アラバラードが遅れた。カーブで滑っていたのでパンクかも。

 

残り2周

3人がセイリン・アラバラードを5秒引き離して通過。

 

ルシンダ・ブランドがずっと先頭を引いている。

 

これは、また後続が追いついた感じだ。

 

どこで差をつけるのだろうか。

 

残り1周

これはスプリントか。

 

マリアンヌ・フォスが3番手に上がっている。

 

この上りでも差がつかない。

 

マリン・シュライバーがアタック。

 

ルシンダ・ブランドが前に出る。

 

まだ、わからない。

 

フェム・ファンエンペルがビームから前に。

 

2人が抜け出した!

 

ルシンダ・ブランドが真後ろにいる。

 

だが、フェム・ファンエンペルが後ろに注意しながらスプリントでルシンダ・ブランドをくだした!

 

フェム・ファンエンペルは今シーズンの9勝目となった。

 

リザルト

優勝したフェム・ファンエンペル

ここでのレースはいつも楽しい。 観客も素晴らしいし、沿道には子供たちもたくさんいる。

レース全体を通してコントロールできていたと思う。 スタートは集中していたし、常に1位か2位で走っていた。 ルシンダはずっとドアをうまく閉めていたが、鉄格子のところはギャップを見つける最後のチャンスだった。

私は全開でバーを越え、舗装路に出る前にスプリントを決めたの。私の勝ち方は特別で、それは私のファイティング・スピリットを示すものでもある。

 

2位 ルシンダ・ブランド

フェムはバーの上をほんの少し速く走ることができた。 その後、抜くのはとても難しかった。 最後のレーンはとても短かった。 パスできると思っても、また別のコーナーがやってくる。 ここではそれがわかっている。

序盤はとても難しい。 みんな順位を上げたがる。 私もあまりリスクは冒したくなかったけど、そうすると下がってしまう。 ずっとそんな感じだった。 一時はもういいやと思ったこともあった。

 

3位 マリン・シュライバー

とてもクレイジーな試合だった。非常に戦術的だった。良い気分のときもあれば、あまり良くないときもあった。さまざまな感情が詰まった波乱万丈のレースだった。

賢くプレーして、要所要所で良い位置をとりたかった。それがうまくできたと思う。

 

Rnk Rider Team Time
1
 VAN EMPEL Fem
Team Visma | Lease a Bike 0:47:54
2
 BRAND Lucinda
Baloise Glowi Lions ,,
3
 SCHREIBER Marie
Team SD Worx – Protime 0:02
4
 VOS Marianne
Team Visma | Lease a Bike 0:04
5
 VAS Blanka
Team SD Worx – Protime 0:13
6
 BACKSTEDT Zoe
CANYON//SRAM zondacrypto 0:17
7
 CASASOLA Sara
Crelan – Corendon 0:18
8
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Fenix-Deceuninck 0:22
9
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 0:29
10
 CHLADOŇOVÁ Viktória
Team Visma | Lease a Bike 0:34
11
 FOUQUENET Amandine
Arkéa – B&B Hotels Women 0:40
12
 CLAUZEL Hélène
Van Rysel CX Racing Team 0:47
13
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines ,,
14
 GERY Célia
AS Bike Racing 1:03
15
 BORELLO Carlotta
BTC City Ljubljana Zhiraf Ambedo 1:21
16
 FERGUSON Cat
Movistar Team 1:37
17
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines 1:39
18
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 1:40
19
 BROUWERS Julie
Charles Liégeois Roastery CX ,,
20
 KAY Anna
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT 1:42
21
 MCGILL Sidney
  1:43
22
 VAN ALPHEN Aniek
Seven Racing 1:52
23
 GALLEZOT Electa
Sebmotobikes CX Team 2:14
24
 RODRIGUEZ Sofia
Nesta – MMR Cycling Team 2:17
25
 CLOUSE Katie
  2:36
26
 WOLFF Imogen
Team Visma | Lease a Bike 2:41
27
 MOREL-PETITGIRARD Marlène
  2:46
28
 FRANCK Alicia
De Ceuster – Bouwpunt 2:51
29
 MULLER Amandine
AS Bike Racing 2:58
30
 BRAMATI Lucia
FAS Airport Services – Guerciotti 3:05

 

 

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男子エリート

ワウト・ファンアールトのコメント

速いラップだったので、もう一度走り回るのは有益だ。クロスバイクに少しでも長く乗るのは意識的な選択だ。またエキサイティングな決勝戦を期待している。コースは高速で、おそらく以前のエディションよりもさらに高速だ。激しい戦いが予想される。

 

最前列左から、ラース・ファンデルハール。

 

ニルス・ファンデプッテ。

 

マイケル・ファントーレンハウト。

 

トーン・アールツ。

ジョラン・ワイセア。

 

ピム・ロンハール。

 

ワウト・ファンアールトは3列目。

 

エリ・イーゼルビット。

 

フェリペ・オルツ。

 

スタートダッシュは、ニルス・ファンデプッテ。2番手はフェリペ・オルツ。

 

ワウト・ファンアールトはかなり後方。

 

エリ・イーゼルビットとトーン・アールツが激しく争う。

 

ワウト・ファンアールトは20番手くらい。

 

残り7周

エリ・イーゼルビット先頭で1周目完了。

 

チームメイトのエリ・イーゼルビットがマイケル・ファントーレンハウトに変わって先頭に。

 

一列棒状。密度が高い。

 

ワウト・ファンアールトは一人ずつ抜いて上がってくる。

 

ワウト・ファンアールトは14番手まで上がってきた。

 

残り6周

エリ・イーゼルビット先頭。ワウト・ファンアールトは12番手。

 

ワウト・ファンアールトは登りでごぼう抜きして8番手に。

 

先頭はマイケル・ファントーレンハウト。フェリペ・オルツと続く。

 

残り5周

3周回完了。

 

ここでティボー・ネイスがトップに立つ。

 

ティボー・ネイスはカーブで落車しそうになっていた。

 

残り4周

ティボー・ネイス先頭で通過。

 

この上りでワウト・ファンアールトが加速。6番手に。

 

ワウト・ファンアールトは、どこで先頭に立つのか。

 

残り3周

先頭集団は12人に絞られたか。

 

ここでラース・ファンデルハールが先頭に。

 

ラース・ファンデルハールは飛ばしている。エリ・イーゼルビットと共に後続を引き離した。

 

残り2周

2人は7秒引き離して通過。

 

さあ、ワウト・ファンアールトが3番手に立って追い始めた。

 

ワウト・ファンアールトが加速!

 

一気に先頭二人を捕まえた。

 

ついにワウト・ファンアールトが先頭だ。

 

ワウトは下がりマイケル・ファントーレンハウトが先頭に。ティボー・ネイスが続く。

 

スプリントならば、最終コーナーで先頭に立たないといけない。

 

残り1周

残り1周で勝負だ。長い登りでワウトは爆発させる作戦か。

 

エリ・イーゼルビットが先頭。

 

この上りが勝負だ。

 

なんとここで抜け出したのはティボー・ネイスだ。

 

ワウトは伸びなかった。

 

ティボー・ネイスがリード。

 

ワウトは追いきれずエリ・イーゼルビットに追走を譲る。

 

ティボー・ネイスのリードが続く。

 

ティボー・ネイスが最終コーナーを単独を越えた。

 

欧州王者、ベルギー王者のティボー・ネイスが勝利だ!

 

ティボー・ネイスはベルギー選手権に続いて今シーズンの5勝目。長い登りで圧倒的パワーを見せつけたのはワウトではなくティボー・ネイスだった。

 

2位はエリ・イーゼルビット、3位ラース・ファンデルハール。

 

ワウト・ファンアールトは4位となった。キャンプでの疲れがあったのか。いつものワウトでなかったのは間違いない。

 

リザルト

優勝したティボー・ネイス

 

2位 エリ・イーゼルビット

序盤はマイケル・ファントーレンハウトもいい位置につけるようにハイペースをキープしていた。 結局、今日は彼のワールドカップ・ランキングにとって非常に重要な日だった。 このコースが自分に向いていることは分かっていたが、事前に予想していたよりも自分では少し良かったと思っている。

2位になったのは残念だけど、最後の登りではティボー・ネイスの方が少し強かった。

この1週間はあまりトレーニングをしなかった。 ほとんど回復した。 前回のレース後、体は少し強さを取り戻した。 太陽もそれを助けてくれる。 それに加えて、体幹を鍛えるエクササイズをたくさんやった。 それがとても良かった。 今日はとてもパワフルに感じた。

ワウトがパスするのを見たけど、下りと鉄棒のために彼の前にいなければと思った。 2位でフィニッシュするための良い戦術だった。

 

3位 ラース・ファンデルハール

 

4位 ワウト・ファンアールト

 

Rnk Rider Team Time
1
 NYS Thibau
Baloise Glowi Lions 0:56:31
2
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines 0:03
3
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Glowi Lions 0:04
4
 VAN AERT Wout
Team Visma | Lease a Bike 0:06
5
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines 0:10
6
 ORTS Felipe
Ridley Racing Team 0:12
7
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin-Deceuninck Development Team 0:15
8
 NIEUWENHUIS Joris
Ridley Racing Team 0:18
9
 VERSTRYNGE Emiel
Crelan – Corendon 0:23
10
 DUBAU Joshua
Van Rysel CX Racing Team 0:25
11
 VENTURINI Clément
Arkéa – B&B Hotels 0:35
12
 ADAMS Jens
Athletes for Hope 0:39
13
 KUHN Kevin
Charles Liégeois Roastery CX 0:44
14
 AERTS Toon
Deschacht – Hens – FSP 0:46
15
 WYSEURE Joran
Crelan – Corendon 0:49
16
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 0:55
17
 GROSLAMBERT Martin
Van Rysel CX Racing Team 1:01
18
 BERTOLINI Gioele
FAS Airport Services – Guerciotti 1:06
19
 MEIN Thomas
Hope Factory Racing 1:13
20
 HENDRIKX Mees
Heizomat Radteam p/b Herrmann 1:23
21
 SWEECK Laurens
Crelan – Corendon 1:24
22
 RONHAAR Pim
Baloise Glowi Lions 1:25
23
 MASON Cameron
Seven Racing 1:26
24
 KAMP Ryan
  1:39
25
 MEEUSSEN Witse
Crelan – Corendon 1:43
26
 VAN KESSEL Corné
Deschacht – Hens – FSP 1:50
27
 BOROŠ Michael
Elkov – Kasper 1:52
28
 INGUANZO Gonzalo
Supermercados Froiz 1:56
29
 JUNQUERA Mario
Unicaja – Gijon 2:26
30
 BRUNNER Eric
Competitive Edge Racing 2:49

 

 

 

 

 

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