ロードバイクの情報を発信しています!

アフガニスタン難民のファリバ・ハシミがサイクリングのおとぎ話を披露

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
この記事は約3分で読めます。

アフガニスタンでは、アメリカの撤退によりタリバンが政権を奪還。

この国での女性のスポーツ参加の機会は奪われてしまった。タリバン政権は保守的措置の一環として、女性がスポーツに参加するのを禁止したからだ。

アフガニスタンから国外に亡命していた、ファリバ・ハシミ(Fariba Hashimi)はスイスのエーグルで開催されたアフガニスタン選手権女子ロードで優勝。

2023年からIsrael Premier Tech Rolandと契約してプロライダーとして活躍。

 

今シーズンは、WCC Teamと契約して走っていたが、ついにその時がやってきた。

 

スポンサーリンク

アフガニスタンで初めてのUCIレースでの快挙

 

ファリバ・ハシミは、ツール・ド・ラルデシュで歴史を書き残した。

21歳のファリバ・ハシミは、モン・ロゼールまでのクイーンステージで最強であることが判明した。

2位に5秒差をつけての独走で勝利した。

この勝利は、UCIレースで優勝した初のアフガニスタン女性という快挙となった。

 

姉妹でオリンピックにも出場

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Fariba Hashimi(@fariba__hashimi)がシェアした投稿

 

ファリバ・ハシミと姉のユルドゥス・ハシミは、IOCの働きかけで、アフガニスタン代表としてオリンピックにも参加。

姉はゴールできなかったが、ファリバ・ハシミは75位でゴールしている。

この時、姉のユルドゥス・ハシミはこう話している。

「私たちはいつもそれを夢見ていた。そして、私たちが奪われたものにもかかわらず、私たちは2,000万人のアフガニスタン女性を代表して成功できることを示すことができる。」

 

アフガニスタンの女性も勇気づけられることだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました