Astana Qazaqstan Teamの一筋だったカザフスタン人のアレクセイ・ルツェンコ。
2022年にアレクサンドル・ウラソフが移籍し、ヴィンチェンツォ・ニバリが2023年に引退。チームの中心的存在だったマーク・カヴェンディシュも今年で引退。
さらに、アレクセイ・ルツェンコも噂通り移籍となってしまった。向かう先はIsrael – Premier Techだ。
2026年末までの2年契約
We’re going to have of fun with our ✍️
Tour de France and Vuelta a España stage winner @AlexeyLutsenko3 will join IPT on a two-year contract from 2025.
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— Israel – Premier Tech (@IsraelPremTech) August 13, 2024
アレクセイ・ルチェンコは、2013年からAstana Pro Team 一筋。チームに12年滞在した。
アレクセイ・ルツェンコは、2020ツール・ド・フランス第6ステージのアングリルでの逃げ切り勝利など、キャリアで43勝をあげている。
かっては逃げ切りの得意なパンチャー気質だったが、総合力も高く、2021ツール・ド・フランス総合7位、2022ツール・ド・フランス総合8位という成績を残している。
31歳となった2024年シーズンは、ジロ・アブルッツォ第3ステージのクイーンステージでアダム・イェーツを破って勝利。
総合優勝も飾っている。
Israel – Premier Techでは、1週間程度のステージレースでのエース、グランドツアーでは山岳アシストとなるかもしれない。
逆に、Astana Qazaqstan Teamはどうするのだろうか。中国の資本が入るとの話だけど、エース放出で戦力が整うのだろうか。
アレクセイ・ルツェンコのコメント
私の主な目標は、何よりもまず、クラシックを戦うこと。また、1週間のステージレースでは、総合クラスで上位に食い込み、チームが勝利を狙ったり、チームを助けたりするために信頼できる選手になれると思う。
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