Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプールは初めてのツール・ド・フランスで期待通りの走りを見せている。
第7ステージの個人タイムトライヤルで優勝。2週間を終えて総合3位につけており、4位以下を大きく引き離している。
しかし、1位と2位のタデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーとタイム差は大きい。この差は今後埋められるのだろうか?
世界王者のマチュー・ファンデルプールどう考えているのだろうか。また、今年のコースについては?
グランツールに来る意味がない
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マチュー・ファンデルプールは、インタビューでレムコ・エヴェネプールのことも聞かれている。
マチュー、レムコ・エヴェネプールは素晴らしいパフォーマンスを見せているけど、残りのステージで、ポガチャルやヨナス・ヴィンゲゴーと競い合えると思う?
彼が今やっていることは、とてつもないことだ。彼には、タイムトライアルという武器もある。可能なはずだ。
あなた自身は、このツールではまだステージ優勝もなく活躍も限られているように見えるのですが。
僕自身はあまり変えることができないんだ。僕のようなタイプにはほとんどチャンスがないコースだと事前に言っていたからね。そうなると難しくなる。
チャンスが少ない?
人それぞれだけど、残念だね。このままでは、僕のようなタイプがグランツールに来る意味がなくなってしまう。でも残念。日曜日もそうだったけれど、制限時間内にゴールする以外のことはあまりできないからね。
8月3日、1年前にグラスゴーで開催された世界選手権で金メダルを獲得したように、パリで金メダルを狙ってますか?
自分は同じようなビルドアップを選択している。今のところ、去年よりも調子がいい。2023年のときは、ちょっと体調が悪かった。でも、同じ調子が保証されるわけではない。
何人かの選手は候補に挙がっている。グラスゴーと少し似ているかもしれないが、オリンピックのコースはチームメイトが少なく、コントロールしにくいだろう。
今年のツールでのマチューは、ジャスパー・フィリップセンのためのリードアウトでしか見せ場を作れていない。逃げに乗れたのは第13・14ステージのみ。山岳ではマチューの勝ち目はない。
アルカンシェルを着ていられる時間は残り少ない。すでに前半で十二分に力は発揮したけれど、ツールでも見たかったのはファンは多いはず。
クラシックハンターでは、 INEOS Grenadiersのトム・ピドコックはすでにリタイヤ。ワウト・ファンアールトはスプリントで勝利に挑むが2位が2回。マチューはリードアウトがあるのでスプリントにも挑戦できない。
クラシックハンターでも活躍できる逃げステージも、もう少し作って貰いたかった。
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