FFWDから史上最速であると主張するFalconが登場した。
特徴的なのは、前輪が2本だけのスポークであること。
これまでの競争力のある前輪より最大9ワット節約するという。
ラインナップとしては、
- チューブラー
- クリンチャー
それぞれ、ディスクとリム対応のカーボンホイールがある。
このホイールは、変わった可変の48 – 90mmリム深さとNACA空力プロファイルを持っている。
FFWD Falcon 2本スポークエアロダイナミックカーボン
FFWDが2スポークホイールを使用したのは今回が初めてではない。
PROJECT FALCONと名付けられたプロジェクトは昨年から既に情報が出ていた。去年のEurobikeショーで試作品として展示されていたのだ。
今回、正式にラインナップが整ったので発表されたようだ。
M5の2本スポークホイールをベースにした、新しいFalconはデザインをさらに洗練し、0〜10度のヨー角で9ワットを節約。
これは彼らの主張であり、ファルコンが3本スポークとディスクホイールよりも乱気流が少ないことを示しているように見えるいくつかの風洞写真を除いて、テストデータの多くを公開していない。
リムの深さは、最も浅い48 mmから最も高い90 mmまでさまざま。同社によれば、これら2つの機能が組み合わさって「ホイールの先端での抗力が最小限に抑えられる」という。
空洞実験を繰り返した末のデザインだという。
FFWDのプレリリースビデオがある。
FFWD Wheelsは、風洞試験と路上試験で開発を進め、最速のホイールを市場に投入するという。
抗力が小さいほど、ライド中に節約できるワットは多くなり、ホイールはより空力的になるという。
後輪のDISCを組み合わせることで、トラックホイールとしての利用も可能。
この1年の間に、Total Direct EnergieとArkea-Samicのライダーがこのホイールに乗ってテストしている。
彼らプロライダーは、Falconの全体的なパフォーマンスとハンドリングについてポジティブなフィードバックを提供。
Falconは、7月19日のツールドフランス期間中のタイムトライアルでも使用される。
Falconホイールは2019年9月から発売開始。
ホイールの価格は、チューブレス、チューブラー、リムブレーキ、ディスクブレーキの選択に関係なく、前輪で1899ユーロ(23万円)、後輪で1999ユーロ(24万2千円)に設定されている。
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