2023世界王者のマチュー・ファンデルプールは、第3ステージでジャスパー・フィリップセンのリードアウトをする予定だったけれど、パンクのためにスプリントに間に合わず。
Alpecin-Deceuninckの、エーススプリンターのジャスパー・フィリップセンも60km/hで落車。チームは見せ場が作れていない。
だけど、第4ステージではガリビエ峠に向かう逃げの中にマチュー・ファンデルプールも含まれていた。ステージ優勝はどこかで狙うだろうけれども、この山岳ステージではなかったはず。
逃げにはいるマチュー・ファンデルプール
この山岳ステージで逃げに乗った理由は?
当初の計画にはなかった。でも、最初の上りは特にきつかったし、かなり大丈夫だと感じた。
とにかく誰にとっても過酷だった。大きな集団で逃げたけど、すぐに成功する見込みがないことに気づいた。そのタイム差はとても小さく保たれていたからね。
とにかく絶望的だった。でも、レースで脚を使うにはいいことだと思う。
ガリビエでの脚はどうだった?
いいフィーリングはちょっとなくなってしまったけど、その前はかなりいい感じだった。今の僕にはコースタフネスが必要なんだ。これで大丈夫だよ。
集団や後方にいるよりも、逃げ集団にいる方が好きなんだ。オリンピックに向けた特別なトレーニングの一環というわけではないんだ。
まだコースタフネスを求めているだけだと思う。最初の上りはとてもハードだったから、飛び乗ろうが飛び乗るまいが関係ないんだ。
第5・6ステージとスプリンターステージが続く。少しくらい逃げても、問題ないということか。集団にいるよりも逃げに入っていたほうが良いというのもマチューらしい。
レース数をこなさないと調子のあがらない時もあるので、刺激をいれる意味もあったのかも。
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