Specializedは、「世界最軽量のグラベルバイク」と呼ばれるCrux DSW Compを発表。
56cmのサイズでフォークにFact12r Cruxカーボンを採用し、フレーム重量1,399gという軽量なフレームとなっている。
Specializedは、ここまで軽いアルミ合金製グラベルフレームセットは他にないと公式サイトで主張している。
Crux DSW Comp
自転車ブランドの常として、Specializedは新型Cruxに対する主張を控えめにしていない。
史上最軽量のグラベルバイクというだけでなく、このカテゴリーで「最も高性能で反応性に優れている」と主張している。
それはなぜか?
Specializedによると、特許を取得したD’Aluisio Smartweld technology(ダルージオ・スマートウェルド)を採用することで、以前はカーボンフレーム専用と考えられていた乗り心地を実現したという。
このテクノロジーは、Specializedが2023年に「史上最速の合金製ロードバイク」を謳って発売したAllez Alloyにも採用されている。
D’Aluisio Smartweld technologyは、チューブとチューブの継ぎ目を正確に一致させる溶接方法で、強度を最大化し、重量を最小限に抑えながら、より優れた強固な溶接を実現している。
その結果、昔のアルミフレームとは比べ物にならないほど、乗り心地が向上している。
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Cruxには、完成車とフレームのみの2つのオプションがあり、サイズは49cmから61cmまで。
唯一の完成車であるCrux Comp DSWは、40Tフロントチェーンリングと11-44Tカセットを組み合わせたSRAM Apex 1×12グループセットを装備する。
アルミ製DT Swiss G540ホイールに700×38cのSpecialized Pathfinder Pro 2BRタイヤを装着。
仕上げに合金製バー/ステムとスチール製レールのSpecialized Power Sportサドルを装備している。
Specialized Crux DSW Specs
Specialized Crux DSW, le gravel en aluminium ultra léger, mais pas que : https://t.co/aJUzASlTmD pic.twitter.com/AtL2N8ohsc
— Matos Vélo 🚲 (@matosvelo) June 11, 2024
- フレーム: Specialized E5 Premium Aluminum Disc frame D’Aluisio Smartweld Technology, hydroformed aluminum tubing, tapered head tube, threaded BB
- フォーク: FACT Carbon, 12x100mm thru-axle, flat-mount disc
- ハンドルバー: Specialized Adventure Gear, 118.9mm drop x 70mm reach x 12º flare
- ステム: Specialized, 3D-forged alloy, 4-bolt, 7-degree rise
- フロントブレーキ: SRAM APEX, Hydraulic Disc
- リアブレーキ: SRAM APEX, Hydraulic Disc
- シフトレバー: SRAM APEX, 12sp
- リアディレーラー: SRAM APEX XPLR, Mechanical
- カセット: SRAM PG 1231, XPLR, 11-44
- クランクセット: SRAM APEX XPLR, 40t
- チェーンリング: 40t
- ボトムブラケット: SRAM DUB BSA 68 Wide
- チェーン: SRAM APEX 12S
- ホイール: DT G540, Centerlock Disc, Tubeless Ready, 25mm internal width
- タイヤ: Pathfinder Pro 2BR, 700×38
- サドル: Power Sport, steel rails
- シートポスト: Alloy, 2-bolt Clamp, 12mm offset, 27.2mm, anti-corrosion hardware
- 重量: 9.37kg (20 lb, 10.5 oz) Size: 56cm
このバイクの価格は346,500円で、Crux DSWフレームは176,000円。
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