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2024チャレンジマヨルカ トロフェオ セラ・トラムンタナ 3日目の山岳を制したのは?

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Photo credit: M.G.N. - Marcel ON OF on VisualHunt
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チャレンジマヨルカの3日目。

トロフェオ セラ・トラムンタナ Trofeo Serra Tramuntana(1.1)

チャレンジマヨルカはワンデーレースの集まり。ステージレースなので、毎レース出場メンバーは変わる。

  1. 1月24日 トロフェオ カルビア
  2. 1月25日 トロフェオ  セス・サリーナス ファラニチ
  3. 1月26日 トロフェオ セラ・トラムンタナ
  4. 1月27日 トロフェオ ポレンサ
  5. 1月28日 トロフェオ パルマ

 

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セルバ~リュク  153.8 km

コースプロフィール photo vueltamallorca

 

マヨルカ チャレンジ 3日目は、島の北半分にあるトラムンタナで行われる。スタートから上りとなるので厳しい。

決戦は、マヨルカ島で最も長い上りのプイグ マジョールで行われる。最も厳しい部分では 11% 以上の急勾配。頂上は海抜868mで、その後さらにゴールまで18kmある。リュクに向けた決勝は下り坂となる。

 

  1. 2級山岳 Coll de sa Batalla  8.7km・5%
  2. スプリントポイント Alcúdia
  3. スプリントポイント Lloseta
  4. 2級山岳 Coll de Sóller  7.4km・4.4%
  5. スプリントポイント Sóller
  6. 2級山岳 プイグ マジョール 14.2km・6%
  7. スプリントポイント El Gorg Blau

 

注目のライダーは

  • Movistar Team  グレゴール・ミュールベルガー、ダヴィデ・チモライ
  • UAE Team Emirates マルク・ソレル、ブランドン・マクナリティ、ニルス・ポリッツ
  • BORA – hansgrohe アレクサンドル・ウラソフ
  • Soudal – Quick Step ジャンニ・モスコン、マッティア・カッタネオ、イラン・ファンワイルダー
  • Cofidis ヨン・イサギレ、ヘスス・エラダ、ケニー・エリッソンド
  • EF Education – EasyPost アルベルト・ベッティオール、ミケル・ヴァルグレン、ルイ・コスタ
  • Intermarché – Wanty 
  • Arkéa – B&B Hotels ユエン・コスティウ、アルノー・デマール、エリー・ジョスペール
  • Uno-X Mobility トビアスハラン・ヨハンネンセン
  • Lotto Dstny トーマス・デヘント、レナート・ヴァン・エトヴェルト
  • Tudor Pro Cycling Team 

 

2級山岳 Coll de sa Batalla  8.7km・5%

3人がアタックをかけて2級山岳のポイントを獲得している。

  1. ヘスス・エラダ Cofidis 10ポイント
  2. マティア・カッタネオ Soudal – Quick Step 5ポイント
  3. ペライヨ・サンチェス Movistar Team 2ポイント

 

スプリントポイント Alcúdia

スプリントポイント獲得順位は

  1. Louis Leidert(Lidl – Trek Future Racing) 3ポイント
  2. アンドレア・ガロシオ  Team Polti Kometa 2ポイント
  3. ダヴィデ・ガッブロ VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 1ポイント

 

7人の逃げ

残り90kmから7人が逃げている。

  1. グレゴール・ミュールベルガー (Movistar Team)
  2. アレクシー・ルナール (Cofidis)
  3.  バティスト・プランカールト (Intermarché – Wanty)
  4.  MORA Sebastián (Burgos – BH)
  5.  VANDENSTORME Dylan (Team Flanders – Baloise)
  6.  LEIDERT Louis (Lidl – Trek Future Racing)
  7.  BOARDMAN Samuel (Project Echelon Racing)

 

10人の逃げ

残り34kmで新たな逃げができている。勝ち逃げメンバーか。

  1.  セルジオ・サミティエル (Movistar Team)
  2.  ブランドン・マクナリティ (UAE Team Emirates)
  3.  アレクサンドル・ウラソフ (BORA – hansgrohe)
  4.  アルベルト・ベッティオル (EF Education – EasyPost)
  5.  ルーカス・ネルルカー (EF Education – EasyPost)
  6.  ジェームス・ショー (EF Education – EasyPost)
  7.  サイモン・カー (EF Education – EasyPost)
  8.  ルイ・コスタ (EF Education – EasyPost)
  9.  トビアスハラン・ヨハンネンセン (Uno-X Mobility)
  10.  ヨナス・グレゴー (Lotto Dstny)

 

2級山岳 プイグ マジョール 14.2km・6%

残り28kmで逃げの人数は20人ほどに膨れ上がっている。先頭はEF Education-EasyPostのサイモン・カーだ。

 

さらに後ろから二人合流。

 

先頭はBORA – hansgroheのフレデリック・ワンダールとアレクサンドル・ウラソフ。

 

フレデリック・ワンダールが強烈に引き延ばしてから、アレクサンドル・ウラソフがアタック!

 

ブランドン・マクナリティが反応。

 

ブランドン・マクナリティにアレクサンドル・ウラソフがついていく。少し離れて、レナート・ヴァン・エトヴェルトとトビアスハラン・ヨハンネンセン。

 

トビアスハラン・ヨハンネンセンは切れて、先頭は3人に。

  1. アレクサンドル・ウラソフ BORA – hansgrohe
  2. ブランドン・マクナリティ UAE Team Emirates
  3. レナート・ヴァン・エトヴェルト Lotto Dstny

 

マヨルカ1日目に2位と3位だった二人は今度こそ勝利が欲しいだろう。とくにブランドン・マクナリティは痙攣で遅れたので今日は最後まで行きたいはず。

 

17秒差でSoudal – Quick Stepのイラン・ファンワイルダーとトビアスハラン・ヨハンネンセンら3人が追っている。

  1. イラン・ファンワイルダー Soudal – Quick Step
  2. トビアスハラン・ヨハンネンセン Uno-X Mobility
  3. ヤニス・ヴォワサール Tudor Pro Cycling Team

 

3人はそろそろ頂上につく。ゴールまでは20km。

 

後続の3人は30秒遅れ。下りで追いつかないといけない。もう一度上り返しがあるのでそれまでに追いつかないと逃げ切られてしまう。

 

追走にUAE Team Emiratesのイゴール・アリエッタが追いついた。今年Equipo Kern Pharmaから移籍してきた。前に、ブランドン・マクナリティがいるので引かないだろう。

 

追走にイバン・ロメオなど追いついてきた。現在6人に。

 

先頭は残り9kmで1分4秒差に。これは3人で決まりだ。

 

追走からTudor Pro Cycling Teamのヤニス・ヴォワサールがアタック。切れ味鋭く、追走から抜け出した。

 

3人はスプリントに向かう。アレクサンドル・ウラソフはスプリントで勝てる感じがしないのだが。ブランドン・マクナリティ先頭で長い牽制に。

 

 

蛇行するけど、前に出るはずがない。

 

ブランドン・マクナリティが先にスプリントしないといけない。

 

さあ、ブランドン・マクナリティがスプリント開始!

 

ブランドン・マクナリティが先行していたが、レナート・ヴァン・エトヴェルトがまくりに入る。

 

アレクサンドル・ウラソフが、後ろからくるが届かない。

 

ブランドン・マクナリティがあきらめた。

 

レナート・ヴァン・エトヴェルトが実力者の二人を破る快挙だ。レナート・ヴァン・エトヴェルトは、これがプロ2勝目。

昨年、シビウ・サイクリングツアー第2ステージでプロ初勝利をあげている。

 

22歳の若さで、エース格の二人を破るのだから素晴らしい。昨年は点鼻薬がドーピングにひっかかってしばらく走れなかったけれど、今シーズンは幸先がいい。さらに勝利を重ねそうだ。

 

リザルト

レナート・ヴァン・エトヴェルトのコメント

事前に決勝を偵察していたんだ。ウラソフとマクナルティはもちろん知っていた。僕は他のクライマーよりも速いことが多いから、自信を持ってスプリントをスタートしたんだ。

この2人の強者から勝てたことをとても嬉しく思っている。昨日の決勝は、正直言って探り探りだった。去年のブエルタ第20ステージでも、小さな集団でスプリントして4位だった。最終ステージを知らなかったし、今そのミスを犯したくなかった。それが大きなアドバンテージになった。

チャレンジ・マヨルカの最初のレース、トロフェオ・カルビアでも活躍しましたが、そこでは入賞を争うことはなかったですね。

先週の水曜日はすでに調子がいいと感じていたが、結果は悪かった。実際、レース中にいくつかミスをしてしまった。今日はすべてがうまくいった。運も味方してくれたし、去年よりうまく登れていると認めざるを得ない。冬の間にかなり上達した。

 

2位のアレクサンドル・ウラソフのコメント

なぜが下りの後なんだ? ラスト5kmはもうペダルを踏む必要はなかった。なぜ登りにフィニッシュラインを入れないんだ?

フィニッシュラインをここに置いたのは間違いだった。スプリントで長く待ちすぎて、追い詰められてしまった。でも大丈夫、脚はいい。それが一番大事なことだ。

 

3位のブランドン・マクナリティのコメント

タフなレースだった。ラインから200mのところで早めにスプリントを始めようとしたんだけど、脚が一杯になってしまった。トロフェオ・カルビアと同じように、また痙攣を起こしたんだ。

それが現実だ。勝ちたかったけど、いい一日だった。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 VAN EETVELT Lennert
Lotto Dstny 125 3:34:43
2
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 85 ,,
3
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 70 ,,
4
 VOISARD Yannis
Tudor Pro Cycling Team 60 0:42
5
 VAN WILDER Ilan
Soudal – Quick Step 50 0:52
6
 NERURKAR Lukas
EF Education – EasyPost 40 ,,
7
 ROMEO Iván
Movistar Team 35 ,,
8
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Mobility 30 ,,
9
 ARRIETA Igor
UAE Team Emirates 25 ,,
10
 HERREGODTS Rune
Intermarché – Wanty 20 1:32
11
 ALEOTTI Giovanni
BORA – hansgrohe 15 ,,
12
 COSTA Rui
EF Education – EasyPost 10 ,,
13
 SAMITIER Sergio
Movistar Team 5 ,,
14
 GARCÍA PIERNA Raúl
Arkéa – B&B Hotels 5 ,,
15
 COVILI Luca
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 5 ,,
16
 BOU Joan
Euskaltel – Euskadi 3 ,,
17
 DE LA PARTE Víctor
Euskaltel – Euskadi 3 ,,
18
 DOUBLE Paul
Team Polti Kometa 3 2:00
19
 IZAGIRRE Ion
Cofidis 3 2:58
20
 CARR Simon
EF Education – EasyPost 3 3:56
21
 SHAW James
EF Education – EasyPost 3 ,,
22
 BJERG Mikkel
UAE Team Emirates 3 4:42
23
 BARCELÓ Fernando
Caja Rural – Seguros RGA 3 ,,
24
 PALZER Anton
BORA – hansgrohe 3 ,,
25
 ADAMIETZ Johannes
Lotto Dstny 3 ,,
26
 KULSET Johannes
Uno-X Mobility   ,,
27
 ELISSONDE Kenny
Cofidis   ,,
28
 MURGUIALDAY Jokin
Caja Rural – Seguros RGA   ,,
29
 CASTRILLO Pablo
Equipo Kern Pharma   ,,
30
 MOLENAAR Alex
Illes Balears Arabay Cycling   7:09

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