2021ジロ・デ・イタリアでエガン・ベルナルと中間スプリントで争ったことのあるレムコ・エヴェネプール。
その時には、もう1秒のためにスプリントなんてしないと言っていた。
だけど、ブエルタ第5ステージでは、レムコは中間スプリントで全力疾走。6秒のボーナスタイムを獲得した。
ゴール後にレムコはステージ優勝して、中間スプリントでも2位だったカーデン・グローブスと会話をしている。
本気でスプリントしたと言って
UAE Team Emiratesがトレインを組んでいたので、フアン・アユソーがボーナスタイムを狙うのかと思っていた。
だが、最後はフィン・フィッシャーブラックが狙うことに。これをレムコが外側からスプリントを開始して先頭で1位を獲得している。
2位となったカーデン・グローブスは、レムコについていただけだった。
😜No seas malo @kaden_groves… ¡él es líder!
🍿 Deseando ver un sprint entre Remco y Kaden.#LaVuelta23 pic.twitter.com/w30AkANnUB
— La Vuelta (@lavuelta) August 30, 2023
その後、ローラーするレムコの元にカーデン・グローブスがやってくる。
レムコ : スプリントしたいと思っていたの?
グローブス : いいえ、あなたを追っただけだよ。最後のスプリントに向けてフレッシュな状態を保ちたかった。
レムコ : それでは、本当に全力疾走はしなかったの?
グローブス : もしフニッシュでのスプリントだったら、間違いなくあなたに勝っていただろう。
レムコ : 本当に全力疾走したとだけ言ってください。お願いします!
3秒だと思っていた
レムコのゴールのインタビューでは
中間スプリントではトップ通過してましたね。
それほど努力は要らなかった。
意識的な動き?
いいえ、ただそこに座っていただけだ。決勝はテクニカルで速かったし、海岸沿いの路面は滑りやすい。ラウンドアバウトをすべて先頭で通過してからスプリントがあった。
本当は体力を温存するために参加したくなかったが、UAEがフアン・アユソーのためにリードアウトを仕掛けてきたので、『やってみよう』と思った。
3秒かと思ったが、どうやら6秒だったらしい。悪くない。それにカデン・グローブスにも勝った。いや、そんなことはない(笑)。
カーデン・グローブスに謝ったところだ。彼の目標を邪魔したくないが、彼は問題ないと言ってくれた。そして彼は、私のホイールについていくのは簡単だと言ったんだ。それには少し落胆したよ(笑)
現在、総合2位のエンリク・マスより11秒リードになりましたね。
ボーナスタイムをすでに16秒取ってしまったということ? ジロはプリモシュ・ログリッチとゲラント・トーマスの間で14秒の差で終わった。
それに賭けているわけではないが、それほど苦労はしなかった。それは素晴らしいことだが、それが最も重要なことではない。私たちが正しく行動し続けたことが重要だ。
明日は、上り坂のフィニッシュが続くクライミングの別の部分が待っていますが。
今の私には、そのような30分の登りが適しているはず。しかし、ヨナス・ヴィンゲゴーは世界最高のクライマーだ。そうすると、いつもより注意を払い、いつもより彼のホイールに注目することになる。
最後の登りも月曜日よりも難しい。厳しいステージなので注意が必要だ。ステージ優勝を目指して素晴らしい逃げ切りが行われることを願っている。その後、ジャージがどうなるか見てみましょう。
レムコは一旦レッドジャージを誰かに譲ろうと考えているが、ヨナス・ヴィンゲゴーに渡してはいけないだろう。他の誰かに渡さないと逆に難しいことになる。
果たして、第6ステージの登りゴールでは、誰が勝つのか、注目のステージとなる。
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