ジロ・デ・イタリア第4ステージは、今大会初めての山岳ステージとなる。
当然、総合勢の最初の山岳での戦いとなりタイム差がつくことも予想される。だが、ここでレムコ・エヴェネプールは、マアリローザを手放すかもしれないと示唆している。
当然、手放すことでメリットもあるがデメリットもある。
マアリローザの行方
マリアローザを手放した場合のメリットは
- チームが集団管理から解放
- 表彰式とインタビューの軽減
- ドーピングコントロールが速く終わりホテルに帰れる
そしてデメリットは
- 逃げに入るメンバーの確認
- どれくらいのタイム差をプレゼントするか
- 新人賞ジャージがレムコ以外に渡るか
- 逃げのメンバーは決められない
マリアローザを他の誰かに渡しても、新人賞対象者が上位に入らないと、レムコは新人賞ジャージを着続けることになる。その場合、メリットである表彰式やドーピングコントロールなどの時間の節約は出来ない。
また、逃げを容認したメンバーに危険なライダーが含まれていた場合には、Soudal – Quick Stepが集団を牽引しないといけないので、これもチェックが必要だ。
これらの問題について、レムコは第3ステージのゴール後にインタビューに答えている。
明日は最初の上り坂のフィニッシュがありますが、フィニッシュは3 kmの平坦の後になりますが、これについては?
上り坂のフィニッシュと見なすことができる。トップで10秒遅れたら、フィニッシュでも遅れる。
かなりタフになるだろう。ステージは分かっている。最後の2kmは急こう配になっており、これは誰もが狙うだろう。最も難しくはないが、最初のテストになる。上手くいかなければ、時間を失うことになる。
明日、意識的にピンクのジャージを脱ぐのでしょうか?
我々は飛行前に長い戦いを期待している。理想的なシナリオは、ピンクのジャージを引き渡すことができることだが、そうでない場合でも、私たちは怒っていない。
シャツをプレゼントすることについては、わかる。それはレースの状況と、明日のブレイクに誰が入るか、そしてチームがステージ優勝を目指して戦いたいかどうかによる。
明日はピンク色じゃない可能性もあるし、そうなる可能性もある。五分五分だと思う。
イタリアンジョークには理解が
What’s going on here? 🥚
.
Cosa sta succedendo? 🥚#Giro #GirodItalia pic.twitter.com/Iq0Wjw8wzu— Giro d’Italia (@giroditalia) May 8, 2023
上記は第3ステージのニュートラルスタートでの出来事。Astana Qazaqstan Teamのシモーネ・ヴィラスコが、レムコのポケットに卵を入れている。
これについてレムコは
冗談が全然わからなかった。それが半熟卵か固ゆで卵か、彼の頭でもっとよくテストすべきだった (笑) イタリアンユーモアですね。ちょっと変だったけど、面白かった。
卵をポケットに入れる意味が良くわからないけど、これがイタリアンジャークなのかな。
コメント