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2023 ジロ・デ・イタリア  UAE Team Emiratesのメンバー アルメイダが総合を目指す

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Photo credit: Ray's Professional Cycling Page on Visualhunt
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UAE Team Emiratesのエースナンバーは、ジョアン・アルメイダ。公式サイトでは、セカンドエースはジェイ・ヴァインだと書かれている。

アシストするメンバーには、事欠かない。今回、逃げは許されないだろうけれど、アレッサンドロ・コーヴィ、ブランドン・マクナリティ、ディエゴ・ウリッシなどは、丘陵ステージならば優勝が狙えるメンバーだ。

スプリントはパスカル・アッカーマンが狙うが、今シーズン未勝利。2022年シーズンも2勝止まりと精彩を欠いている。

 

UAE Team Emirates

 

211. ジョアン・アルメイダ
212. パスカル・アッカーマン
213. アレッサンドロ・コーヴィ
214. ダヴィデ・フォルモロ
215. ライアン・ギボンズ
216. ブランドン・マクナリティ
217. ディエゴ・ウリッシ
218. ジェイ・ヴァイン

 

ジョアン・アルメイダ

 
 
 
 
 
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2022ジロ・デ・イタリアは第18ステージで、コロナのためにリタイヤ。今回はリベンジとなる。

 

2023シーズンのアルメイダの成績は

  • ヴォルタ・アン・ガルヴァ総合6位
  • ティレーノ〜アドリアティコ総合2位
  • ボルタ・ア・カタルーニャ総合3位

 

ティレーノ〜アドリアティコでは、プリモッシュ・ログリッチに破れ、ボルタ・ア・カタルーニャではログリッチ、レムコに破れている。

ジロでは、この二人と対戦することになるが、超級山岳で遅れてしまう可能性の高い、アルメイダにとって獲得標高5,000mを越えるステージが3回ある山岳が鬼門となるだろう。

だが、アルメイダの粘りは素晴らしい。ペースの変わるアタックでは遅れるけど、TTスペシャリストらしくペースで追いついてくる。ただ、勾配にもよりそうだ。

最高の結果が得られれば、表彰台に食い込む可能性高いといえる。山岳アシストには、ブランドン・マクナリティ、ダヴィデ・フォルモロ、ジェイ・ヴァインも期待できる。

 

ジェイ・ヴァイン

 

Zwiftからプロとなったジェイ・ヴァインは、山岳では強さを発揮していたが、タイムトライヤルが得意という印象はなかった。

それが、2023オーストラリア選手権個人タイムトライヤルで優勝。

2023サントス・ツアー・ダウンアンダーのプロローグでも9位と好調。これには、Alpecin-FenixからUAE Team Emiratesに移籍して、TTポジションを徹底的に風洞実験などで、突き詰めたことにある。

パーツ類も、彼にあった最適なものを選択。それらがタイム損失を最小限にして、サントス・ツアー・ダウンアンダー総合優勝に繋がっている。

ただ、その後膝を痛めてしまいUAEツアー第2ステージ以降走っていない。第2ステージのチームタイムトライヤルでもゴール前で遅れており、すでに兆候はあったようだ。

ジェイ・ヴァインは2月21日からレースをしていない。いきなりジロを走って大丈夫なのかというのが気にかかる所だ。

当然、膝の調子が良いならば、2022ブエルタで落車により、取れなかった山岳賞を狙ってくるかもしれない。

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