Scottは、ロードバイクとグラベルバイクの両方を対象としたSpeedsterの自主回収を発表した。
Scottは、ステアラーチューブ/フォークブリッジが破損し、転倒の危険性があることを社内で確認したため、このリコールを実施すると通達で説明している。
さらに、社内テストの結果、「フォークステアラーに亀裂の痕跡」が見つかったと、別の報告書で詳しく説明されている。
現在までのところ、この破損の可能性による事故や怪我は報告されておらず、故障の報告もない。
リコールの内容
リコールの対象となるのは、スコットの2022年モデルの計5モデル。具体的には、
- Speedster 40
- Speedster 50
- Speedster Gravel 50
- Speedster Gravel 40 EQ
- Contessa Speedster Gravel 35
以上の5モデルが該当。合計1,985台のバイクが影響を受ける。
対象となるモデルは、欧州、アジア、南米で販売されたもの。Scottによると、米国とオーストラリアの顧客はリコールの対象外だという。
これらのモデルの所有者は、フォークブリッジの下に緑色の点があるかどうか確認する必要がある。
この位置だと、前輪のホイールを外して確認する必要がある。
対象モデルの所有者は、直ちに乗車を中止し、Scott社の正規販売店に持ち込んで、無料でフォークの交換を受けるよう勧告されている。
アジアでも販売実績があるので、該当される方は確認する必要があるのでご注意を。
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