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ダニー・ファンポッペルはパリ~ルーベで勝てると言われても興味を示さない

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Photo credit: Steve Dawson. on Visualhunt
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今シーズン、Intermarché – Wanty – Gobert MatériauxからBORA-hansgroheに移籍したダニー・ファンポッペル。

自ら勝利を目指すことはなく、サム・ベネットのリードアウトとして勝利を量産することを目指していたのだけど、実際にはサム・ベネットはツールを欠場。

サム・ベネットは、ブエルタも第11ステージからDNS。急遽ダニー・ファンポッペルがエーススプリンターとして勝利を目指す展開となった。

ダニー・ファンポッペルは、スプリンター選手だけど、以前からクラシックに対応すべき選手だと言われている。だが、本人はクラシックに軸足を移すことはないようだ。

 

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リードアウトに専念

 
 
 
 
 
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ダニー・ファンポッペルは、オランダの偉大なスプリンター、ジャン=ポール・ファン・ポッペル(Jean-Paul van Poppel)の息子。

ジャン=ポール・ファン・ポッペルは、ツール9勝、ブエルタ9勝、ジロ4勝、1987ツールポイント賞獲得など、キャリア通算69勝をあげた名スプリンターだ。

ダニー・ファンポッペルもスプリンターとして、多くのチームを渡り歩いている。

  • 2013 Vacansoleil – DCM
  • 2014-2015 Trek Factory Racing
  • 2016-2017 Team Sky
  • 2018-2019 Team LottoNL-Jumbo
  • 2020 Circus – Wanty Gobert
  • 2021  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  • 2022  BORA – hansgrohe

 

BORA-hansgroheではリードアウトの道を歩みそうだが、クラシックには興味を移さない。これについてダニー・ファンポッペルは以下のように理由を語る。

 

正直に言うと、あまりないと思うんだ。チームでは、私にクラシックの中核を担って貰いたいと思っているんだけどね。

クラシックは少し好きだが、それとは無縁だった。

 

多くのピュアスプリンターと比べると、貴方は春のレース向きのタイプだと思われてますが?

よくそう言われるから、クラシックをやってほしいと言われることが多いんだ。だが、正直に言うと、あまり好きではない。スプリントをやらせて貰いたいね。

 

パリ~ルーベも狙えると言われていることについては?

クールネ〜ブリュッセル〜クールネや、ヘント〜ウェヴェルヘムはスプリンター向けだし、ツアー・オブ・フランドルも規模が大きくて好きだけど、パリ〜ルーベは?

みんな僕があそこで勝てるはずだと言うけど、そんなことはどうでもいいんだ。

 

今シーズンにサム・ベネットのリードアウトに転向したことも関係してますか?

決勝でディラン・ファンバーレなどについて行くには、僕はスプリンターすぎるんだ。だから、自分の専門分野にこだわる。父はいつも、「得意なこと、それだけに集中しろ、他には何もするな」と言っているしね。

 

ダニー・ファンポッペルは、2023年にはサム・ベネットのリードアウトとして勝利を重ねたいと考えている。また、今後数年間は、レムコ・エヴェネプール、タデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴーに勝てるライダーはチームから現れないだろうとも。

だから、チームにはクラシックとグランドツアーでもスプリントで勝利を狙って貰いたいと思っている。それならば、今年のように二つのグランドツアーに出場するのもありだと考えている。

2023年にはサム・ベネットをリードアウトしての勝利の倍増を狙っている。

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