チーム・スカイのスポンサー問題はまだ解決のニュースが入ってきません。
ですが、来年のグランドツアーでのリーダーが決まったようです。かねてより、予想されていたようにツール・ド・フランスはゲラント・トーマスとフルームが狙います。
そして、ジロ・デ・イタリアのチームリーダーは若きエースのエガン・ベルナルがつとめるようです。
エガン・ベルナルの活躍
ベルナルは昨年4月に行われたツール・ド・ロマンドディではログリッチェについで総合2位になりました。
この時は、1位と8秒差。わずかな差ですね。
続いて、5月に行われたツアー・オブ・カリフォルニアツアーを獲得。これが自身初のワールドツアー総合優勝です。
ベルナルは2018年のツール・ド・フランスではクリス・フルームとゲラント・トーマスのアシストをつとめながらも、総合で15位という素晴らしい成績。
アシストなしならば、新人賞も間違いなく取っていたでしょうね。
ジロはベルナル
ベルナルは、クリス・フルームとゲンラント・トーマスがツールドフランスに焦点を当てることになっていることを明らかにしました。
コロンビアのニュースチャンネルNews Caracolの報道によると、 ベルナルは2019年のツール・ド・フランスのルートは自分向きだと語っています。
彼はチームメイトのGianni Mosconと共にジロ・デ・イタリアでチームスカイをリードすると予想されています。
「私はチームと少し話しましたが、実際に確実なことはまだ何もありません」
と彼はコロンビアのNews Caracolに語っています。
私はツールドフランスがとても好きです。
ツールは私を興奮させますが、ツール・ド・フランスはChris(Froome)と(Geraint)Thomasが行くので、多分Giro d’Italiaは私にとって良い選択となります。チームが私を送ってくるところに行きます
ベルナルは、帰宅する前にチームスカイのトレーニングキャンプで12月を過ごしました。
Happy New Year from everyone at Team Sky!
We’re excited for the season ahead and hope to see you out on the road soon! 👊#HappyNewYear2019 pic.twitter.com/JWnu11U61q
— Team Sky (@TeamSky) 2019年1月1日
彼は新しいチームメイトで同じコロンビアのIvan Sosaと共に、2月のコロンビア2.1ステージレースで2019年のレースデビューする予定です。
ベルナルは昨年2月のコロンビア・オロ・イ・パスステージレースで優勝し、今年もまた名前を変えた同レースへの参加を楽しみにしています。
「コロンビアでレースをすることはとても良いことです。
そしてコロンビアの人々がFroomeのようなサイクリストとレースする機会を持つことは素晴らしいことです」
と言っています。
ツールとジロも狙えるSKY
フルームはツール・ド・フランスの5勝目がかかっています。そしてトーマスは、今年ゼッケンナンバー1をつけているのですから、当然2勝目を狙ってきます。
両者譲れないでしょうから、どこかでタイム差がついた時点でエースが確定するようになるでしょうね。
最大のライバルとなるはずだった、デュムランはジロに出たいと。ログリッチもツール狙いとなると、SKYの二人のライバルがいない?? 面白みにかけるツールとなるかもしれないです。
ジロも同じように、モスコンとベルナル。それをアシストするのがコロンビアの新生21歳のIvan Sosaとなると中々手強いのではないかと。
今年は、ジロよりもツールのほうが面白くなるかもしれないですね。
コメント