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タデイ・ポガチャルが新しいコルナゴエアロバイクに乗っている!

機材情報
Image by Peggy und Marco Lachmann-Anke from Pixabay
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タデイ・ポガチャルが、コルナゴの新型エアロバイクで走っているのが発見された。

フレームはブラックで塗装されており、当然ブランドの名前も書かれていない。

だが、これはコルナゴの新型エアロバイクであるのは間違いない。

 

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コルナゴも認めるプルトタイプバイク

 

ツイートを投稿したのは、フランステレビのスポーツレポーターであるNicolas Geay。

ツイートには、「どこかで見たことのある男に落とされた」と冗談めかしてツイートされている。

その後に、タデイ・ポガチャルとラファウ・マイカが一緒にトレーニングしている姿が撮影されている。

後述の人物はすでに、バイクについて、プロトタイプのバイクだと気づいている。

 

タデイ・ポガチャルとラファウ・マイカは、アルベールビルからグラノン峠までのツール第11ステージを下見。

土曜日のテレグラフ峠とグラノン峠の頂上で、この新しいバイクを使用しているところを目撃された。

写真を見ると、ラファウ・マイカは、現行のV3Rを使用している。

 

当然ながら、新しいバイクの写真はこの2枚だけで、詳細はわからない。

だが、コルナゴはポガチャルが、プロトタイプフレームをテストしたことを確認し、このバイクが「コルナゴプロトタイプ」であること、「世界最高のサイクリストが我々のバイクに乗ってくれて幸運だ」とコメントしている。

 

上記ツイートの拡大図

 

現行のコルナゴV3Rsは2019年に発売。

それ以来ポガチャルはこのバイクに乗り、ブエルタの表彰台、2度のツール・ド・フランス優勝、モニュメント優勝、その他数え切れないほどの素晴らしい成績を収めている。

それでも、ディスクブレーキのV3RsはGCライダーのバイクの中では重いほうで、空気力学的に効率の悪いバイクの1つと考えられている。

写真で見る限り、コルナゴは今年のツールに向けて、これらの懸念に対処するために動いたようだ。

 

2枚の写真からわかることは

  • ヘッドチューブはより深く、よりプロファイルされ、よりエアロかつ軽量な構成に
  • トップチューブは、V3Rの特徴的な形状を失い、よりスマートでスリムなチューブに変更
  • ダウンチューブは、よりエアロな形状に
  • ダウンチューブとフロントホイールの隙間も大きくなっている
  • シートチューブはエアロに
  • ドロップシートステイ
  • ディスクブレーキ装備

 

細いチューブとブラックの無塗装なので、全体的に軽くなっているように見える。

このことは、ポガチャルが山岳でリムブレーキ仕様のバイクを使う理由がなくなることを意味する。軽くなればなんの問題もないからだ。

 

上記ツイートの拡大図

 

さらに、タデイ・ポガチャルは、ジロの第9ステージで見られた、Campagnoloのプロトタイプホイールで走っていた。

このホイールは、近々リリースされるプロトタイプのクライミングホイールだ。

ポガチャルがこのプロトタイプをテストしていることから、新しいV4Rロードバイク発売も期待できるかもしれない。

ツール・ド・フランスで、このプロトタイプを使用してくるのは間違いないだろう。さらに、速く軽くなったバイクを手にいれたタデイ・ポガチャルは、山岳では無敵となりそうだ。

 

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