2025 メルカントゥール・クラシック・アルプ＝メリティーム　厳しい登りゴールを制したのは?

フランスの山岳ワンデーレース。メルカントゥール・クラシック・アルプ＝メリティーム。Mercan’Tour Classic Alpes-Maritimes(1.1)

1972年のツール・ド・フランスでも登場したヴァンベール峠でゴールするレース。第1回優勝者はCofidisのギヨーム・マルタン。クライマーが優勝を狙ってくるレースだ。

過去優勝者

• 2024   レニー・マルティネス
• 2023  リチャル・カラパス
  
• 2022 ヤコブ・フルサン
• 2021 ギヨーム・マルタン

ピュジェテニエ～ヴァルバーグ　152km

コースプロフィール　photo mercantourclassic

フランス南東部のアルプマリティーム県ピュジェテニエからスタート。

ツールの山岳ステージかというほどの山岳コース。1級山岳サンマルタン峠を越えると、超級山岳クイヨール峠に登る。最後は1級山岳ヴァンベール峠でゴール。クライマーの戦いとなる。

1. スプリントポイント　サン・マルタン・ヴェジュビ
2. 1級山岳　サン・マルタン峠　16.7km・5.4%
3. スプリントポイント　スプリント
4. 超級山岳　クイヨール峠　15.8km・7.3%
5. スプリント　ヴァンベール
6. 1級山岳　ヴァンベール峠　14.4km・6.2%

注目のライダーは

• Groupama – FDJ　
• Cofidis　ヘスス・エラダ
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　ナンズ・ピーターズ
• Arkéa – B&B Hotels　クリスティアン・ロドリゲス
• Team Polti VisitMalta　
• Equipo Kern Pharma　イバン・ソーサ
• Team TotalEnergies　マチュー・ブルゴドー
• Unibet Tietema Rockets　ジョヴァンニ・カルボーニ

超級山岳　クイヨール峠　15.8km・7.3%

Tiz-cycling ストリーミング　スクリーンショット以下同様

Arkéa – B&B Hotelsのクリスティアン・ロドリゲスが単独で抜け出している。

残り45.2km。追走は25人。タイム差59秒。

イバン・ソーサが追走の4人の中に。

1. ヘスス・エラダ　Cofidis
2. イバン・ソーサ　Equipo Kern Pharma
3. ホセ・フェリックス・パラ　Equipo Kern Pharma
4. ジョヴァンニ・カルボーニ　Unibet Tietema Rockets

タイム差がでないけれど、下りで追いつかれるか。

こちらは第3集団。Decathlon AG2R La Mondiale Teamのヤーコ・ハンニネン先頭で通過。2分10秒遅れ。

クリスティアン・ロドリゲスは快調。タイム差が1分28秒と開く。

スプリント　ヴァンベール

Movistar TeamからEquipo Kern Pharmaに移籍したイバン・ソーサ。ここまで目立った成績がない。

クリスティアン・ロドリゲスが独走で勝利すれば、2021 ツール・ド・ルワンダ総合優勝以来となる。

クリスティアン・ロドリゲスがスプリントポイントを通過。

1分54秒差で4人が通過。

1. クリスティアン・ロドリゲス　Arkéa – B&B Hotels　10ポイント
2. イバン・ソーサ　Equipo Kern Pharma　6ポイント
3. ジョヴァンニ・カルボーニ　Unibet Tietema Rockets　4ポイント

下りで追走が2人ずつに割れている。イバン・ソーサはヘスス・エラダと下っている。

1級山岳　ヴァンベール峠　14.4km・6.2%

この峠を征服すれば勝利となるが、果たして。

ヘスス・エラダとイバン・ソーサは後ろの集団に吸収される。タイム差は2分4秒。

第3集団からTotalEnergiesのアラン・ジュソームがアタック。

追走は2人。

1. ホセ・フェリックス・パラ　Equipo Kern Pharma
2. ジョヴァンニ・カルボーニ　Unibet Tietema Rockets

イバン・ソーサが第2集団からアタック。

残り6km。クリスティアン・ロドリゲスのペースは衰えない。タイム差は1分48秒と安定。

おーっ、なんとイバン・ソーサが追いついた。ここからアシストするのか。

前に行ったのはエースナンバーのホセ・フェリックス・パラだ。

残り2.9km。勝利に向かっている。

イバン・ソーサは単独3位に。これはEquipo Kern Pharmaが表彰台の2位、3位となるか。

残り700mに。

クリスティアン・ロドリゲスがゴールエリアに。

笑顔だ。

残り46kmからの独走を決めた。

2021 ツール・ド・ルワンダ総合優勝以来、実に4年振りの勝利。

Arkéa – B&B Hotelsは今シーズンの7勝目。

チームは勝ってアピールしないとスポンサーが見つからない。来シーズンのチーム存続はまだ決まっていないのだ。

 

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chan-bike.com

2024.10.17

2位はEquipo Kern Pharmaのホセ・フェリックス・パラ。

3位にEquipo Kern Pharmaのイバン・ソーサ。今年のベストリザルトだ。

リザルト

優勝したArkéa – B&B Hotelsのクリスティアン・ロドリゲス

プロとして3度目の優勝で、特別な瞬間だ。 ヨーロッパでは初めての勝利だ。 レースに勝つのは簡単ではないし、時には逃してしまうこともあった。

最後の成功から4年、私はそれを成し遂げることができた。 今日、ARKEA-B&B HOTELSチームと練った戦術は、レースを素早くタフなものにすることだった。

僕のミッションは、今日の2つ目の峠でアタックし、山岳で長いタイムトライアルを行い、フィニッシュラインに到達することだった。 多くのレースで敗退してきたが、今日はこのメルカン・ツール・クラシックで勝たなければならなかった。

いいレースをするためにリスクを冒した。 この成功は、私がトレーニングに費やした努力の報いであると同時に、スタッフ、ライダーともに関わってくれたARKEA-B&B HOTELSチーム全体への報いでもある。 チームに今シーズン7度目の成功をもたらすことができて本当にうれしい。