2025 ファメンヌ アルデンヌ クラシック　ベルギーのワンデーレースを勝ち取ったのは?

ファメンヌ アルデンヌ クラシックは2017年からベルギーのワロンヌ地方で行われるワンデーレース。Famenne Ardenne Classic(1.1)

2022年からLottoがスポンサーについているので長く続くことを期待したい。公式サイトではレース名は、2022年からロット ファメンヌ アルデンヌ クラシックとなっている。

 

過去の優勝者は

• 2024   アルノー・デリー
• 2023    アルノー・デリー
  
• 2022   アクセル・ジングル
  
• 2019　ディミトリ・クレイス
• 2018　ギョーム・ボワヴァン
• 2017　モレノ・ホフラント　

 

マルシュ・アン・ファメンヌ～マルシュ・アン・ファメンヌ　186.7km

 

人口約2万人の町マルシュ・アン・ファメンヌがレースのスタート地点とゴール地点となる。

コースは91kmの大きなループを走った後に、24kmのローカルサーキットを4周してゴールする。

決勝は、4回登るロワ峠となる。ゴールまで約5kmにはまだ危険な丘、マーロイ (1.8 km、3.5%)があり、最後の 1 キロも少し急となっている。

 

 

1. 山岳ポイント　Côte du Crawy (2.3 km・6.3%)
2. 山岳ポイント    Côte de Nassogne (4 km・4.3%)
   
3. 山岳ポイント   Côte de Waharday (1.3 km・8.1%)
4. 山岳ポイント    ロワ峠   2.3km・4.9%  
5. 残り4周
6. 山岳ポイント    ロワ峠   2.3km・4.9%  
7. 残り3周
8. 山岳ポイント   ロワ峠   3.4km・4.2% 
9. 残り2周
10. 山岳ポイント   ロワ峠   3.4km・4.2%  
11. 残り1周
12. 山岳ポイント   ロワ峠   3.4km・4.2%  

 

注目のライダーは

• Lotto　ミラン・メンテン
• Intermarché – Wanty　アンネ・マリット、ローレンツ・レックス
• Alpecin – Deceuninck　
• XDS Astana Team　ケース・ボル、マイク・テウニッセン、マックス・カンター
• Israel – Premier Tech　ユーゴ・オフステテール、トム・ファンアスブロック
• Team TotalEnergies　
• Unibet Tietema Rockets
• Q36.5 Pro Cycling Team　シェード・バックス

 

8人の逃げ

8人が逃げている。プロはTotalEnergiesのバティスト・ヴァディック、Team Flanders – Baloiseのビクトル・ヴェルクイーの二人。

 

残り3周

先頭は残り3周に。

 

集団は1分43秒差で通過。

 

集団はAlpecin-Deceuninck、Intermarché – Wanty、Israel – Premier Techが引いている。

 

山岳ポイント   ロワ峠   3.4km・4.2% 

タイム差は1分37秒に。

 

残り58.9kmで39秒差に。

 

残り2周

先頭は残り2周に。

 

残り46.4km。先頭が追い付かれそう。

 

先頭が追い付かれた。

 

カウンターアタックはQ36.5 Pro Cycling Teamのウォルター・カルゾーニ。

 

ウォルター・カルゾーニは捕まる。

 

前にはでるけど、逃げられない。

 

逃げは出来ない。

 

残り32.1km。逃げられない。

 

単独での逃げ。

 

今度はVan Rysel – Roubaixのレミ・カプロンが逃げ。

 

残り1周

残り1周に。

 

残り17km。今度は3人が少し前に。

 

3人もすぐに捕まる。

 

残り10.8km。Alpecin-Deceuninckが引く。今回Alpecin-Deceuninckはシクロクロスのメンバーが多数出ている。ニルス・ファンデプッテ、トーン・ファンデボッシュ、レナート・ベルマンス、ライアン・カンプ。

 

残り8.4km。集団は横一線に。

 

残り6.1km。

 

Red Bull – BORA – hansgrohe Rookiesも上がってくる。

 

残り4.3km。TDT – Unibet Cycling Teamが先頭を固める。

 

残り2.4km。XDS Astana Development Teamのトレインが上がってくる。

 

残り1.4km。XDS Astana Teamが先頭。

 

残り1kmを切ってIsrael – Premier Techが先頭。

 

まだ、Israel – Premier Techが先頭。

 

XDS Astana Teamが上がってくる。

 

XDS Astana Teamのケース・ボルが先頭だ。

 

後ろから、XDS Astana Teamのマックス・カンターが上がってくる。

 

これは二人の争いとなるのか。

 

さらに後ろからIntermarché – Wantyのアルネ・マリットが追い込んでくる。

 

勝ったのは、マックス・カンターだ。ケース・ボルを後ろからまくった。

 

マックス・カンターは、これがプロ2勝目。3位はIntermarché – Wantyのアンネ・マリット。

XDS Astana Teamは、この日ツアー・オブ・ターキーでもワウト・プールスの総合優勝、マッティオ・マルチェリのステージ優勝もして370UCIポイントを稼いでいる。ツール・ド・ロマンディでは、アルベルト・ベッティオルがステージ3位で30UCIポイント。ロレンツォ・フォルトゥナートが総合4位で275ポイントも稼ぎ出した。

こちらの1位2位の210ポイントを合わせると、885ポイントも稼ぎ出した。3年トータルのUCIポイントで上位18位以内にXDS Astana Teamが入るのは、もう間もなくかもしれない。

 

リザルト

優勝したXDS Astana Teamのマックス・カンター

ケース・ボルのリードアウトは素晴らしかった。最後は追い抜くだけでよかった。ケース自身も今日の勝利に値した。レースの中心地であるベルギーで勝利できたことは、私にとって大きな意味を持つ。ここ数週間のハードなトレーニングの成果も出ている。

 

2位　XDS Astana Teamのケース・ボル

もちろん、僕らにとってはかなりいいレースだった。 決勝では常にマックスを狙うつもりだった。 グレブ・シリツァはとても重要なプルをしてくれたし、マイクも今日は完璧な役割を果たしてくれた。

残り400メートルくらいで、先頭はマックスと僕だけになって、僕がリードアウトを始めたら、マックスだけが僕を抜いていった。 今日はいい仕事ができたと思う。

 

3位　Intermarché – Wantyのアルネ・マリット