2024 ツール・ド・スロバキア第5ステージ サガン最後のレースで、ジュリアン・アラフリップは総合優勝となったのか?

リーダージャージは、第1ステージのチームタイムトライヤルのリードで、Team Jayco AlUlaが日替わりでトップを維持している。

第4ステージでTeam Jayco AlUlaのマウロ・シュミットがトップに。総合2位のSoudal – Quick Stepのジュリアン・アラフリップとは2秒差。

最後のクイーンステージで総合の決着となる。

 

第5ステージ  リプトフスキー・ミクラーシュ～シュトルブスケ・プレソ　　145km

 

スロバキアの最終ステージは、タラト山脈にある、1級山岳シュトルブスケ・プレソの3連続の登りで決着となる。登りゴールなので、クライマー有利。総合優勝は誰になるだろうか?

 

1. スプリントポイント　リプトフスキー・フラデク
2. 2級山岳    スタリー・スモコヴェツ  4.9km・6.1%
3. 1級山岳　シュトルブスケ・プレソ　7.8km・4.7%
4. 1級山岳　シュトルブスケ・プレソ　7.8km・4.7%
5. 1級山岳　シュトルブスケ・プレソ　7.8km・4.7%

 

スタート

ジュリアン・アラフリップとサガンが並んで最前列に。

 

スタート前。

 

ニュートラルスタート。

 

リーダーはTeam Jayco AlUlaのマウロ・シュミット。

 

スプリントポイント　リプトフスキー・フラデク

ボーナスポイントでジュリアン・アラフリップはボーナスタイムを獲得できず。

1. マウロ・シュミット　Team Jayco AlUla　6ポイント・3秒
2. Jenno Boerckmoes (Lotto Dstny)　4ポイント・2秒
3. Anders Foldager (Jazco) 　 2ポイント・ 1秒
4. ポール・マグニエ　Soudal – Quick Step　1ポイント

 

残り125km。

 

残り121kmでTeam Polti Kometaのエリック・フェッターが単独に。

 

後方からQ36.5 Pro Cycling Teamのザビエル・ミケル・アズバレンが追いつく。

 

2人の逃げ

二人の逃げに。

1. ザビエル・ミケル・アズバレン　Q36.5 Pro Cycling Team　
2. エリック・フェッター　Team Polti Kometa　

 

2級山岳    スタリー・スモコヴェツ  4.9km・6.1%

ザビエル・ミケル・アズバレンがトップ通過。

 

エリック・フェッターのチェーンが外れて少し遅れる。

 

集団トップは山岳賞ジャージを狙うTeam Polti Kometaのキリロ・ツァレンコ。

 

ポイント獲得順位は

1. ザビエル・ミケル・アズバレン　Q36.5 Pro Cycling Team　 6 ポイント
2. エリック・フェッター　Team Polti Kometa　 4ポイント
3. キリロ・ツァレンコ　Team Corratec – Vini Fantini　 2ポイント
4. アンドレア・ラッカーニ・ノヴィエロ　Soudal – Quick Step　1ポイント

残り58kmで先頭の二人は集団に追い付かれる。

 

1級山岳　シュトルブスケ・プレソ　7.8km・4.7%

Team Jayco AlUlaのカラム・スコットソンがアタック。

 

残り27kmでカラム・ストットソンはポイントを獲得して捕まる。

1. カラム・すコットソン　Team Jayco AlUla　12ポイント
2. Logan Currie (Lotto Dstn) 　 8ポイント
3. Martin Svrček (Soudal Quick-Step) 　6ポイント
   
4. フェリックス・エンゲルハルト　Team Jayco AlUla　 4ポイント
   
5. Paul Double (Team Polti Kometa)  2ポイント
   
6. Thomas Champion (Cofidis)  1ポイント
   

 

残り23.3km。最後の1級山岳に向けて下っている。

 

下りで3人が抜け出した。

1. トーマス・シャンプッサン　Cofidis
2. ザビエル・ミケル・アズバレン　Q36.5 Pro Cycling Team
3. Daniel Turek (ATT) 

 

3人は最後の登りに向かう。

 

集団からTeam Polti Kometaのキリロ・ツァレンコがアタック。

 

キリロ・ツァレンコは集団に捕まる。

 

Soudal – Quick Stepが先頭3人をつかまえた。ジュリアン・アラフリップが2番手。マウロ・シュミットが後ろに。

 

ジュリアン・アラフリップがアタックをかけるか。

 

ジュリアン・アラフリップがアタックだ。カメラが遠すぎる。

 

1級山岳　シュトルブスケ・プレソ　7.8km・4.7%

もう少し寄って貰えないだろうか。

 

Caja Rural – Seguros RGAのフェルナンド・バルセロがアタック。

 

10人くらいか。

 

先頭にTeam Jayco AlUlaが追いついている。

 

残り3.7kmでジュリアン・アラフリップがアタック!

 

マウロ・シュミットが張り付く。

 

ジュリアン・アラフリップがリードを奪えるか。

 

集団はかなり戻ってきた。

 

残り2.2km。カメラの調子が良くない。

 

あ～、ヘリの映像しかはいらなくなる。

 

残り300mでTeam Jayco AlUlaのフェリックス・エンゲルハルトが飛び出している。

 

フェリックス・エンゲルハルトは大きくリード。

 

残り200m。

 

フェリックス・エンゲルハルトがゴールに向かう。

 

フェリックス・エンゲルハルトがゴール!

 

フェリックス・エンゲルハルトは、今シーズンの初勝利。

 

キャリア3勝目となり、総合でも5位から3位に浮上で表彰台獲得だ。

 

ステージ2位はマウロ・シュミット。ジュリアン・アラフリップは、ステージ3位で逆転ならず。

 

第1ステージから最終ステージまでTeam Jayco AlUlaがリーダージャージをキープして終わっている。

 

サガンは最後のロードレースだった。

 

カメラにサイン。

 

最後はスロバキアのファンの前でサヨナラとなった。

 

リザルト

フェリックス・エンゲルハルトのコメント

上りでできるだけアラフィリップを孤立させ、マウロは彼のホイールの上にとどまり、最終的に彼を出し抜こうとする計画だった。

ラスト4〜5kmで何度かアタックした。そして残り1.2kmで、本当にいいチャンスだった。アラフィリップが振り向いたから、僕は後ろから行ったんだ。彼はそれ以上ついてこられなかったし、幸運にも僕にはそれをやり遂げる脚があった。僕らにとっては完璧だった。

 

第5ステージ　リザルト

総合

総合優勝のマウロ・シュミットのコメント

素晴らしい気分だし、チームへの感謝でもある。なぜなら、一週間を通して素晴らしい結果を残せたからだ。イエロージャージを獲得することが私たちの主な目標だったし、それを達成できて良かったと思う。

特にここ山岳地帯での素晴らしいレースだった。素敵な場所で、道路も質が高く、今日はとても楽しかった。

 

ポイント賞

山岳賞

新人賞