第1ステージでは2021年までEF Education-Nippoで走っていたジェームス・フェランが勝利。
ただ、ジェームス・フェランはゴール後に1分間のペナルティをくらった。マシントラブルでスタートから遅れたために、カーペーサーで復帰したしからというのが理由。
ナショナルロードシリーズでは最大2kmの事故免除条件が与えられる。マシントラブルはニュートラルゾーンで起こっている。
残念ながら上訴は認められず、ジェームス・フェランのリードはわずか30秒となった。これは第3ステージのウィランガヒルで逆転劇が見られるかもしれない。
第2ステージ ロフティ山~ウッドサイド 112.9km
第1ステージと同じように下りから始まる。その後、山岳ポイントは3か所。さらに後半は4周のローカルサーキットを走って勝負となる。
ローハン・デニスが逃げに
スタートしてしばらくして豪華な逃げが。ローハン・デニスとカラム・スコットソン(TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO)が二人で逃げる。ただ、逃がして貰えるはずはなく~。
決定的な逃げは、ディラン・サンダーランドから。2021年までTeam Qhubeka NextHashで走っていた。
チーム消滅で移籍先がなく、オーストラリアのコンチネンタルチーム、Global 6 Cyclingで走っている。
ディラン・サンダーランドのアタックに追従。NTT Pro cyclingで走っていたTeam UKYOのベンジャミン・ダイボールも逃げに参加。
順調にタイム差を開いて残り53.4kmで2分35秒。
- ディラン・サンダーランド Global 6 Cycling
- Carter BETTLES ARA PRO RACING SUNSHINE COAST
- ベンジャミン・ダイボール Aus ll(Team Ukyo)
- Torben Partridge-Madsen (CCS Cycling)
- Tom Chester (Rauland Development)
- Robert Parker (Onyva Racing).
リッチー・ポートとルーク・プラップは集団前方に。
先頭集団が周回コースに入ってきた。
残り38.7kmでタイム差は、まだ2分ある。そろそろ詰めないと。
リーダージャージのジェームス・フェランはリッチー・ポートと話しながら走っている。明日は、逆転されるかな~。ポートも最後のウィランガヒルですからね。
2級山岳 ポンプステーション 1.2km・6.6%
登りとなって先頭集団の人数が絞られてくる。
- ディラン・サンダーランド Global 6 Cycling
- Carter BETTLES ARA PRO RACING SUNSHINE COAST
- ベンジャミン・ダイボール Aus ll(Team Ukyo)
やはり、ディラン・サンダーランドの足が抜けている。
3回目の山岳ボイントもディラン・サンダーランドがトップ通過していく。
少しずつタイム差は縮まって1分45秒となった。
残り8.8kmとなってタイム差は25秒に。
ここで、ついにローハン・デニスが先頭を引き始める。
ローハン・デニスが引き始めてからみるみるうちにタイム差が縮まっていく。
先頭は二人となって逃げ続ける。ベンジャミン・ダイボールは切れてしまう。
- ディラン・サンダーランド Global 6 Cycling
- Carter BETTLES ARA PRO RACING SUNSHINE COAST
あ~、しかし後ろに集団が見えてきた。
残り6.9kmで二人は捕まってしまった。
リッチー・ポートもアタック!
リッチー・ポートはすぐに捕まる。
ディラン・サンダーランドは更に逃げようとするが~。
ローハン・デニスの引きで集団は縦一列に。
ローハン・デニスが引き続けるために、誰も飛び出せない。
残り1km近くまでローハン・デニスが先頭を引き倒した。
ここで、ディラン・ジョージ(TEAM GARMIN AUSTRALIA)がアタック!
残り600mでもリードを保つ。
だが、ゴール手前で捕まってしまった。
スプリントで勝利したのは、ブレイク・クイック(InForm TMX MAKE)。
2022オーストラリアU23チャンピオンのスプリンターだ。
私のチームは、私を風から守り、完璧なタイミングで降ろすという本当に良い仕事をしてくれた。
リザルト
第2ステージ リザルト
- ブレイク・クイック(InForm TMX MAKE) 2:29:52
- カラム・スコットソン(TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO) +0
- ベン・ヒル(CCC cycling) +0
総合
- 23 James WHELAN BLN AUS 5h12’12”
- 111 Ben HILL CCS AUS +25”
- 26 Matt DINHAM* BLN AUS +27”
- 151 Brendan JOHNSTON GRT AUS +28”
- 1 Luke DURBRIDGE BEX AUS +32”
- 71 Brendon DAVIDS OLI RSA +33”
- 42 Chris HARPER VAW AUS ”
- 56 Kane RICHARDS ACA AUS ”
- 132 Alastair MACKELLAR* WPC AUS ”
- 36 Rudy PORTER* ITM AUS ”
ルーク・プラップは、バンクのために遅れてしまって16位の2分30秒差。リッチー・ポートは38位で4分54秒離れている。これはステージ優勝狙いとなるかな。
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